秋田県立金足農業高等学校、通称「金農(かなのう)」と聞くと、多くの人が2018年夏の甲子園での快進撃を思い出すのではないでしょうか。紫のユニフォームに身を包んだ選手たちのひたむきなプレーは、日本中に大きな感動を与えました。しかし、金足農業高等学校の魅力は、全国レベルで活躍する部活動だけではありません。
金足農業高等学校の基本情報
金足農業高等学校の偏差値・難易度・併願校
生物資源科:47 環境土木科:47 食品流通科:47 生活科学科:47 造園緑地科:46-47
金足農業高等学校に設置されている学科・コース
生物資源科 – 稲作や野菜、畜産、果樹、草花の栽培・飼育を学びます。生き物が好きで、食料生産のプロを目指したい人におすすめです。環境土木科 – 農業生産の基盤となる環境整備や、測量・設計・施工の技術を学びます。自然環境を守り、豊かな地域づくりに貢献したい人にぴったりです。食品流通科 – 食品の加工・分析から、流通・販売までを総合的に学びます。食品開発や食の安全に関心がある生徒に向いています。造園緑地科 – 庭園の設計・施工や植物の管理、フラワーデザインなどを学びます。植物やデザインが好きで、緑豊かな空間を創り出したい人におすすめです。生活科学科 – 食物、保育、福祉、被服など、生活に関わる幅広い知識と技術を学びます。人の暮らしを豊かにすることに興味がある生徒に適しています。環境土木科 – 農業の生産基盤であるほ場の整備や、農村の生活環境の整備について学びます。食品科学科 – 食品の製造から流通、販売までを総合的に学びます。
金足農業高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気
生徒たちは明るく元気で、挨拶がしっかりできると評判です。実習など共同で作業する機会が多いため、生徒同士の仲が良く、協調性も育まれる環境です。農業に真剣に取り組む真面目な生徒が多い一方で、部活動にも力を入れる活発な生徒も多く、バランスの取れた学校生活を送っています。 校則
校則は、他の公立高校と比較するとやや厳しいという声が見られます。特に、スマートフォンは校内での使用が原則禁止されているようです。服装や頭髪に関する指導も定期的に行われる傾向があり、きちんとした学校生活を送るためのルールが定められています。 宿題・学習
専門的な実習が多いため、レポートなどの提出物はありますが、宿題の量が極端に多いということはないようです。ただし、資格取得に向けた勉強など、自主的な学習は必要になります。 アルバイト
アルバイトは原則として許可制となっている場合が多いようです。学校生活に支障が出ない範囲で、長期休暇中などに許可されるケースが一般的です。 制服
制服は、男子が伝統的な黒の詰襟、女子がブレザーです。特に女子の制服は、落ち着いたデザインで可愛いと評判のようです。 土曜授業
土曜授業は基本的に実施されていないようです。
金足農業高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
何と言っても有名なのが硬式野球部です。2018年の夏の甲子園では、公立農業高校として準優勝という快挙を成し遂げ、日本中に「金農旋風」を巻き起こしました。野球部だけでなく、相撲部やレスリング部、ウエイトリフティング部なども全国大会の常連で、輝かしい実績を誇ります。 文化部・専門部
文化部も活発ですが、金足農業ならではなのが「農業クラブ」の存在です。農業に関する研究発表や技術を競う大会に積極的に参加しており、全国大会で優秀な成績を収めるなど、高いレベルで活動しています。日々の学習の成果を発揮できる、もう一つの活躍の舞台と言えるでしょう。
イベント
金農祭(文化祭)
毎年10月に開催される金農祭は、地域住民も心待ちにする一大イベントです。生徒たちが丹精込めて育てた新鮮な野菜や果物、草花、そしてパンやジャムなどの加工品が販売され、毎年長蛇の列ができるほどの人気を博しています。クラスごとの展示やステージ発表もあり、学校全体が活気に満ち溢れます。 体育大会
9月に行われる体育大会は、学科対抗で競い合うなど、非常に盛り上がる行事の一つです。綱引きやリレーなど、クラスや学科の団結力が試される種目が多く、生徒たちの熱気で溢れます。 修学旅行
11月には2年生が修学旅行へ行きます。行き先は年度によって異なりますが、関西方面などを訪れ、普段の学校生活では得られない貴重な体験を通して、仲間との絆を深めます。
金足農業高等学校の進学実績
大学・短大・専門学校への進学
進学先としては、秋田県立大学や弘前大学などの国公立大学や、東京農業大学、日本大学といった私立大学への合格実績があります。特に、農業系の学部・学科への進学が目立ちます。また、各種専門学校へ進学し、より専門的な技術を身につける生徒も多くいます。 就職
就職率の高さも金足農業高等学校の強みです。農業関連企業や食品会社、造園・土木関係の企業など、学校で学んだ知識や技術を直接活かせる地元企業への就職が多数を占めます。また、国家公務員や地方公務員(農業職・林業職など)として活躍する卒業生もいます。手厚い就職サポートがあり、安定した進路を実現しています。
金足農業高等学校の特長・アピールポイント
7つの専門学科から選べる多様な学び
自分の興味・関心に応じて、農業の幅広い分野から専門的な学びを選択できます。将来の夢に直結する知識と技術が身につきます。 広大な敷地と充実した実習施設
約20ヘクタールという広大な敷地には、水田、畑、果樹園、温室、畜舎、各種加工室などが完備されており、実践的な学習環境が整っています。 全国に誇る部活動の実績
甲子園準優勝の野球部をはじめ、相撲部やレスリング部など、全国レベルで活躍する部活動が数多くあり、高いレベルで文武両道を実践できます。 「金農祭」に代表される地域との強い結びつき
生徒が生産した農産物を販売する金農祭は、地域の名物イベントとなっています。地域に開かれ、貢献する活動を通して社会性を育むことができます。 高い就職率と手厚い進路サポート
専門性を活かした就職に強く、地元企業からの信頼も厚いです。公務員試験対策など、一人ひとりの進路希望に合わせたきめ細やかなサポートが受けられます。 農業クラブ活動での活躍
日々の学習の成果を発表する農業クラブの大会では、全国の舞台で活躍するチャンスがあります。目標を持って学習に取り組むモチベーションにつながります。 「いのち」を育む教育
植物や動物を育てる実習を通して、いのちの大切さや食への感謝の気持ちを学びます。これは、他の高校では得難い貴重な経験です。
金足農業高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「専門的な知識や技術が身につき、将来の夢に直結する」 「実習が多く、座学だけでは学べない実践的な経験ができるのが楽しい」 「先生方が熱心で、資格取得や進路について親身に相談に乗ってくれる」 「部活動が非常に盛んで、高い目標を持って打ち込める環境がある」 「金農祭などの行事がとても楽しく、クラスや学校全体の団結力が強い」 「挨拶や礼儀が身につき、社会に出てから役立つと感じる」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがある(特にスマホの使用など)」 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便」 「実習では土や動物に触れるので、虫が苦手な人や潔癖症の人には向かないかもしれない」 「校舎や施設に古い部分がある」 「学科によっては男子生徒、女子生徒の比率に偏りがある場合がある」
アクセス・通学
最寄り駅 JR男鹿線「追分駅」から徒歩約12分
バス 秋田中央交通バス「金足農業高校入口」バス停から徒歩約7分 秋田駅西口から「金足農業高校入口」まではバスで約40分程度かかります。
金足農業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

