青森工業高等学校は、100年以上の歴史を誇る、県内でも有数の伝統ある工業高校です。長い歴史の中で、常に時代のニーズに応える技術者を育成し、数多くの卒業生が社会の第一線で活躍しています。「ものづくり」に興味がある人、専門的な知識や技術を身につけて将来社会で役立ちたいと考えている人にとって、青森工業高等学校は最高の環境と言えるでしょう。
青森工業高等学校の基本情報
青森工業高等学校の偏差値・難易度・併願校
情報技術科: 54 機械科: 48 電気科: 48 電子科: 47 建築科: 47 都市環境科: 47
青森工業高等学校に設置されている学科・コース
機械科 – ものづくりの基本となる機械の設計、製造、制御技術を学びます。機械いじりが好きな人や、新しいものを創り出すことに興味がある人におすすめです。電気科 – 電気エネルギーの発生から利用までを幅広く学び、電気工事士などの資格取得を目指します。私たちの生活に欠かせない電気のプロフェッショナルになりたい人に最適です。電子科 – スマートフォンやコンピュータなど、身近な電子機器の仕組みや制御技術を学びます。電子工作やプログラミングに興味がある人に向いています。情報技術科 – コンピュータのシステムやソフトウェア、ネットワーク技術などを学びます。IT社会で活躍できる技術者を目指したい人におすすめの学科です。建築科 – 建物のデザイン(設計)から、実際に建てるための技術(施工)までを総合的に学びます。快適で安全な空間づくりに貢献したい人にぴったりです。都市環境科 – 道路や橋、上下水道など、人々が暮らす街の基盤(インフラ)をつくるための測量や設計、施工技術を学びます。地図に残る大きな仕事に挑戦したい人におすすめです。
青森工業高等学校の特色・校風
校風 : 「協和・創造・勤労」を校訓に掲げ、生徒の自主性を重んじつつも、社会で必要とされる規律や協調性を大切にする校風です。資格取得に力を入れていることもあり、目標に向かって真面目に取り組む生徒が多いようです。宿題の量 : 専門教科に関するレポートや製図などの課題が出されることがありますが、毎日大量の宿題に追われるということは少ないようです。予習・復習をきちんと行う習慣が大切になります。校則 : 他の高校と比較すると、校則は厳しいという声が多いようです。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われています。スマートフォンの校内での使用は原則禁止、アルバイトも長期休暇中など特別な場合を除き、許可制となっています。社会に出るための準備として、ルールを守る姿勢を身につけることを重視していると言えるでしょう。生徒たちの雰囲気 : 全体的に男子生徒が多いですが、建築科や都市環境科は女子生徒の割合が比較的高めです。ものづくりが好きな生徒が集まっているため、共通の話題で盛り上がれる仲間を見つけやすいようです。制服 : 男子は伝統的な黒の詰襟学生服、女子は紺のブレザーにスカートです。落ち着いたデザインで、保護者からの評判は良いようです。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありません。
青森工業高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 特にラグビー部、レスリング部、ボクシング部、ヨット部などは全国大会の常連校として知られ、輝かしい実績を誇っています。他にも野球部、サッカー部、バスケットボール部など多くの運動部が活発に活動しています。文化部 : 写真部が全国高等学校総合文化祭へ出場するなど、文化部の活躍も目立っています。吹奏楽部や美術・漫画研究部、放送部など、様々な部があり、自分の興味に合わせて活動できます。工業クラブ : 機械系、電気電子系、建設系など、各学科の専門性を活かした「工業クラブ」があるのが大きな特色です。「ねぶた研究」のクラブもあり、地域の伝統文化にも貢献しています。
イベント
工業祭(文化祭) : 毎年秋に開催される「工業祭」は、青森工業高校最大のイベントです。各学科が日頃の学習成果を発表する展示や、実習製品の販売、模擬店などが行われます。特に、生徒が製作した作品のレベルの高さは圧巻で、地域の人々も多く訪れるなど、大変な盛り上がりを見せます。体育祭 : 全校生徒が学科対抗で競い合います。工業高校ならではの競技が行われることもあり、生徒たちの団結力が高まる一日です。修学旅行 : 主に関西方面を訪れることが多いようです。歴史的な建造物を見学したり、仲間との親睦を深めたりと、高校生活の忘れられない思い出になります。
青森工業高等学校の進学実績
就職 : 県内および県外の大手企業から多くの求人が寄せられ、就職率は非常に高い水準を誇ります。製造業を中心に、建設業、電気・ガス業など、幅広い分野で卒業生が活躍しています。学校からの手厚いサポートもあり、安定した就職を目指せるのが大きな強みです。大学進学 : 地元の国公立大学である弘前大学へは、専門高校からの推薦入試を利用して毎年進学者がいます。私立大学では、八戸工業大学、東北工業大学、日本工業大学など、工業系の大学への進学者が多い傾向があります。指定校推薦枠も充実しているようです。専門学校等 : さらに専門的な技術を磨くために、専門学校へ進学する生徒もいます。仙台工科専門学校や専門学校花壇自動車大学校など、多様な分野の学校が選ばれています。
青森工業高等学校の特長・アピールポイント
100年以上の歴史と伝統 : 長年にわたり培われてきた教育ノウハウと、産業界との強い繋がりが、生徒の未来を力強くサポートします。圧倒的な就職実績 : 高い専門性を持つ卒業生は企業からの評価が高く、毎年多くの優良企業への就職を実現しています。充実した専門設備 : 各学科には、企業で使われているような本格的な機械や最新のコンピュータなどが揃っており、実践的な技術を身につけることができます。資格取得への強力なサポート : 在学中に多くの国家資格や検定に挑戦できます。取得した資格は進学や就職で大きなアピールポイントになります。全国レベルで活躍する部活動 : ラグビー部やレスリング部をはじめ、多くの部活動が全国の舞台で活躍しており、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。地域に根差した「ものづくり」 : ねぶたの製作など、地域の伝統文化に貢献する活動も行っており、実践的な学びを通して社会との繋がりを実感できます。多様な進路選択が可能 : 専門性を活かした就職はもちろん、国公立大学や工業系大学への進学、専門学校進学など、幅広い進路に対応できるカリキュラムが組まれています。
青森工業高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「専門的な知識が身につき、将来の目標が明確になった」という声が非常に多いです。 「資格がたくさん取れるので、就職に有利だと感じた」 「先生方が専門分野に詳しく、熱心に指導してくれる」 「同じ趣味や目標を持つ仲間と出会えて、充実した学校生活が送れた」 「部活動が強く、高いレベルで挑戦できる環境が良い」 「就職率が良く、先生方のサポートも手厚いので安心できる」
気になる点 :「校則が他の高校に比べて厳しいと感じることがある」特に頭髪や服装に関する意見が見られます。 「専門科目の勉強は、普通教科とは違う難しさがある」 「男子生徒の割合が高いので、少し雰囲気が独特かもしれない」 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便に感じる人もいる」 「施設が全体的に古いという意見がある」
アクセス・通学
鉄道 : 青い森鉄道「野内駅」から徒歩約6分。バス : 青森市営バス「工業高校前」バス停から徒歩約2分。
青森工業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス