青森県立木造高等学校は、つがる市にある歴史と伝統を誇る男女共学の公立高校です。「木高(もっこう)」の愛称で地域から親しまれ、「誠實・勤勉・親切」を校訓に掲げています。長い歴史の中で、文武両道を重んじる校風が受け継がれてきました。
木造高等学校の基本情報
木造高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
総合学科:54
難易度・内申点の目安
主な併願校
五所川原第一高等学校 東奥義塾高等学校 弘前学院聖愛高等学校
木造高等学校に設置されている学科・コース
人文科学系列
文系の大学進学を目指す生徒向け。国語、地理歴史、英語などの科目を深く学び、文化的・社会的な視野を広げます。 自然科学系列
理系の大学進学を目指す生徒向け。数学や理科の専門科目を重点的に履修し、科学的な思考力を養います。 流通ビジネス系列
商業に関する専門知識や技術を学びたい生徒におすすめ。簿記や情報処理などの資格取得も目指せ、進学と就職の両方に対応しています。 情報システム系列
情報分野の専門知識や技術を身につけたい生徒向け。プログラミングや画像処理などを学び、情報化社会で活躍できる力を育てます。
木造高等学校の特色・校風
校風のキーワード
文武両道、地域との連携、落ち着いた雰囲気 宿題の量
口コミによると、小テストが頻繁に行われるという声があり、日々の予習復習が欠かせないようです。 課題の量は標準的か、やや多めと感じる生徒がいるかもしれません。 校則
校則は、以前に比べて少しずつ緩やかになっている傾向があるようです。 スマホ: 朝、昼休み、放課後は教室での使用が許可されているとの口コミがあります。服装: 制服の着こなしについては、きちんと着用することが求められます。 なお、2025年度の入学生から制服のデザインが新しくなる予定です。頭髪: 髪型についても、ほぼ自由との声が見られます。
生徒たちの雰囲気
真面目に学習に取り組む生徒が多いようです。進学を目指す生徒と就職を目指す生徒が共に学んでおり、多様な価値観に触れることができる環境です。 アルバイト
長期休暇中のアルバイトは許可されていますが、赤点を取ると不可になるなど、学業との両立が前提とされています。 制服の評判
伝統的なデザインの制服ですが、2025年度から新しいデザインに変更されることが発表されており、注目が集まっています。 土曜授業
土曜授業は基本的に実施されていません。
木造高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 陸上競技部: 県大会で複数の種目で優勝し、東北大会やインターハイにも出場する強豪です。相撲部: 全国大会に出場経験があり、伝統的に強さを誇ります。柔道部、卓球部、競技かるた部、JRC部 なども、県で上位の成績を収めています。
イベント
木高祭(文化祭): 7月に2日間にわたって開催される学校最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表などで大変盛り上がります。総合競技大会(体育祭): 10月に2日間かけて行われます。クラス対抗で様々な競技に熱中し、団結力を高めます。クロスカントリー大会: 5月に行われる伝統行事です。男子は約8km、女子は約5kmのコースを走り切ります。修学旅行: 近年では関西方面などを訪れているようです。その他: 遠足(6月)、スキー教室(2月)など、季節ごとの行事も充実しています。
木造高等学校の進学実績
国公立大学
弘前大学をはじめとする地元の国公立大学への進学者がいます。 私立大学
東北学院大学、青森大学、青森中央学院大学、弘前医療福祉大学など、東北地方や県内の私立大学への進学者が多いです。 その他
大学のほか、短期大学や看護・医療系の専門学校への進学者も多数います。 また、公務員や地元企業への就職実績もあり、安定した就職率を維持しています。
木造高等学校の特長・アピールポイント
自分の未来を探究できる「総合学科」
1年次に全員が「産業社会と人間」を学び、自分の適性や将来について考える時間があります。 その上で2年次から4つの系列に分かれるため、入学時に明確な目標が決まっていなくても安心です。 地域と深く連携した探究活動
「つがるの魅力探究」や「地域未来創造」をテーマに、地域の人々へのインタビューや、地域の課題解決に取り組む探究活動が盛んです。 少人数・習熟度別授業による丁寧な指導
総合学科の特長として少人数での授業が多く、生徒一人ひとりの理解度に合わせたきめ細やかな指導を受けることができます。 伝統の「文武両道」
陸上競技部や相撲部をはじめ、多くの部活動が全国大会や東北大会で活躍しており、学業と部活動を両立できる環境が整っています。 地域を盛り上げる「馬市まつり」への参加
つがる市の「馬市まつり」に学校として参加し、生徒が制作した「馬ねぶた」と共に街を練り歩きます。地域貢献と達成感を味わえる貴重な経験です。 充実した学校行事
5月のクロスカントリー大会、7月の木高祭、10月の総合競技大会など、年間を通じて生徒が主体となる行事が豊富にあります。 2025年度からの新制服
生徒や保護者、地域の意見を取り入れてデザインされた新しい制服が2025年度の入学生から導入されます。
木造高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「総合学科なので、大学進学、専門学校、就職、公務員など、どんな進路にも対応してくれるのが良い」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」という声が見られます。 「部活動が盛んで、文武両道を目指せる環境がある」 「地域と関わる行事が多く、普通の高校ではできない経験ができる」 「友達と協力して行う学校行事が本当に楽しい」という意見が多いようです。
気になる点 「小テストが多く、勉強が大変だと感じることもある」 「先生によっては、生徒への対応に差があるように感じることがある」という意見がありました。 「駅から少し歩くので、アクセスが不便に感じる人もいるかもしれない」 「施設が全体的に少し古い」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
最寄り駅 JR五能線「木造駅」から徒歩約12分~18分
バス 弘南バス「木造高校前」バス停から徒歩約3分
木造高等学校受験生へのワンポイントアドバイス