宮崎県立高鍋高等学校は、100年以上の歴史と伝統を誇る、地域に根ざした進学校です。藩校「明倫堂」を源流とし、文武両道を掲げて、これまで多くの優秀な人材を社会に送り出してきました。生徒一人ひとりの夢の実現に向けて、先生方が一体となってサポートしてくれる環境が整っているのが、この高鍋高等学校の大きな魅力です。
高鍋高等学校の基本情報
高鍋高等学校の偏差値・難易度・併願校
探究科学科:52 – 53 普通科:51 生活文化科:47
(※偏差値は複数の情報源を参考にしています)
高鍋高等学校に設置されている学科・コース
探究科学科 自ら課題を見つけ、調べ、考え、発表するという「探究活動」に力を入れている学科です。知的好奇心が旺盛で、大学で専門的な研究をしたいと考えている生徒におすすめです。
普通科 国公立大学や私立大学への進学を目指す、最も標準的な学科です。2年生からは、文系・理系の習熟度別クラスや、資格取得や就職も視野に入れたキャリア情報クラスに分かれ、個々の進路に合わせた学習を進めます。
生活文化科 ファッション、フード、保育など、生活に関わる専門的な知識と技術を学ぶ学科です。専門科目の学習や各種検定への挑戦を通して、専門学校への進学や就職を目指す生徒に適しています。
高鍋高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミでは「課題が多い」「長期休みも課外授業がある」といった声が見られ、学習量は比較的多めのようです。 校則:以前は厳しいという評判もありましたが、近年は生徒との話し合いを通じて見直しが進んでいるようです。ただし、頭髪や服装に関する指導は、他の高校と同様に行われています。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、校内での使用にはルールが定められています。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動では活発に活動する生徒も多く、バランスの取れた雰囲気のようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合があるようです。 制服:男子は黒の詰襟、女子は紺のブレザーとスカートで、伝統的で落ち着いたデザインです。 土曜授業:基本的にはありませんが、模試などが実施されることがあります。
高鍋高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:ラグビー部、野球部、ホッケー部、弓道部、陸上競技部など、多くの部が活発に活動しています。初心者から始められる部も多く、自主性を大切にしながら楽しく取り組める環境のようです。 文化部:吹奏楽部、美術部、書道部のほか、英語でのコミュニケーションを楽しむESS部など、多様な部があります。兼部も可能な場合があり、自分の興味に合わせて活動できます。
イベント
蛟龍祭(文化祭):毎年大変な盛り上がりを見せる最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、文化部の発表など、多彩な企画で彩られます。 体育祭:学科やクラス対抗で様々な競技に熱中し、クラスの団結力が一層深まります。 修学旅行:例年、関西方面などを訪れ、歴史や文化を学びながら友人との思い出を深める貴重な機会となっています。
高鍋高等学校の進学実績
国公立大学:宮崎大学、鹿児島大学、熊本大学といった九州内の大学を中心に、毎年多くの合格者を出しています。過去には九州大学や筑波大学など、難関大学への合格実績もあります。 難関私立大学:GMARCHや関関同立といった都市部の難関私立大学にも合格者を出しています。 その他の進路:地元の短期大学や看護・医療系の専門学校への進学者も多いです。また、公務員や民間企業への就職にも対応できるキャリア教育が行われています。
高鍋高等学校の特長・アピールポイント
100年以上の歴史と伝統:藩校「明倫堂」を源流とする歴史の中で育まれた、落ち着いた学習環境と「鍋校プライド」があります。 探究科学科の設置:自ら課題を設定し探求する力を養う、特色ある学科で質の高い学びを実現できます。 文武両道の実践:全国レベルで活躍する部活動と、国公立大学を目指せる学習環境が両立しています。 多様な進路に対応:大学進学だけでなく、専門学校や就職など、生徒一人ひとりの夢に寄り添う3つの学科編成が魅力です。 生徒主体の学校行事:「蛟龍祭」をはじめとする学校行事は、生徒が中心となって企画・運営し、大きな達成感を味わえます。 地域との連携:地域に根ざした伝統校として、地元との結びつきが強く、様々な連携活動が行われています。 「正姿」という独自の取り組み:授業の始めに姿勢・呼吸・心を整える時間があり、学習への集中力を高めます。
高鍋高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「文武両道が実践できる環境。部活も勉強も本気で取り組める」 「蛟龍祭(文化祭)などの行事がとても楽しく、クラスの絆が深まる」 「歴史と伝統があり、落ち着いた環境で勉強に集中できる」 「様々な進路に対応してくれるので、将来の選択肢が広がる」
気になる点 「課題や課外が多く、少し大変に感じることがある」 「校舎や施設の一部が少し古いという意見がある」 「校則が他校に比べて少し厳しいと感じる部分があるかもしれない」 「駅から少し距離があるので、通学が少し不便に感じる人もいる」
アクセス・通学
最寄り駅:JR日豊本線「高鍋駅」から徒歩約21分、自転車で約10分。 最寄りバス停:宮崎交通「高鍋高校前」バス停から徒歩約3分。
高鍋高等学校受験生へのワンポイントアドバイス