愛知県立長久手高等学校は、緑豊かな学園都市、長久手市に位置する、活気あふれる男女共学の公立高校です。通称「長高(ながこう)」として親しまれ、多くの生徒が充実した学校生活を送っています。「生きて働く知性・豊かな心と礼節・たくましい気力と体力」を校訓に掲げ、学業と部活動、学校行事のすべてに全力で取り組む「文武両道」の精神が根付いています。
長久手高等学校の基本情報
長久手高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・難易度
主な併願校
名城大学附属高等学校 中京大学附属中京高等学校 愛知工業大学名電高等学校 椙山女学園高等学校 高蔵高等学校 栄徳高等学校
長久手高等学校に設置されている学科・コース
普通科(一般コース) 2年生から文系と理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた学習を進めます。国公立大学や難関私立大学を目指す生徒から、専門学校や就職を考える生徒まで、幅広い進路に対応できるカリキュラムが組まれています。
普通科(医療・看護コース) 将来、医師や看護師、理学療法士など、医療系の道に進みたいと考えている生徒に特におすすめのコースです。近隣にある愛知医科大学と連携し、大学教授による特別講義や医療現場での実習など、専門的な知識や心構えを高校生のうちから学べる貴重な機会が用意されています。
長久手高等学校の特色・校風
宿題の量 :宿題の量は、他の進学校と比較すると「標準的」または「やや少なめ」という意見が多いようです。ただし、日々の予習・復習は欠かせません。校則 :校則は、以前に比べて少しずつ緩やかになっているという声もありますが、全体的には「標準的」と言えるでしょう。スマートフォンの使用は、校内では基本的に電源を切り、カバンの中にしまうのがルールのようです。服装や頭髪に関する指導はありますが、常識の範囲内であれば厳しすぎることはないという印象です。生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動では非常に活発でエネルギッシュな一面を見せます。いじめなどの話はほとんど聞かれず、全体的に穏やかで平和な雰囲気のようです。アルバイト :原則として禁止されていますが、家庭の事情など、特別な理由がある場合は許可されることもあるようです。制服の評判 :制服は、男女ともに紺色のブレザースタイルです。デザインについては「可愛い」「かっこいい」というポジティブな意見と、「普通」という意見の両方がありますが、比較的評判は良いようです。夏服はネクタイやリボンを着用せず、少しラフな着こなしになります。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。
長久手高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特に、 サッカー部、ラグビー部、陸上競技部、野球部 などは、県内でも強豪として知られ、熱心に活動しています。グラウンドやテニスコートなどの施設も整っており、思い切り練習に打ち込める環境です。
文化部 吹奏楽部 はコンクールで優秀な成績を収めるなど、高いレベルで活動しています。その他にも、文芸部、美術部、茶華道部、科学部など、多様な文化部があり、それぞれが活発に活動しています。
イベント
長高祭(文化祭・体育祭) 最大のイベントは、文化祭と体育祭を合わせて行われる「長高祭」です。文化祭では、1年生は教室での展示、2年生はダンス発表、3年生は演劇と、学年ごとに特色ある出し物を行います。どのクラスも数ヶ月前から準備を始め、そのクオリティの高さは圧巻です。体育祭は、学年を超えたブロック対抗で行われ、応援合戦や競技に全校生徒が熱狂します。
修学旅行 2年生の秋に実施されます。行き先は年によって異なりますが、最近では岡山・広島方面や、関西方面などを訪れています。班別での自主研修の時間も多く、友人との絆を深めるかけがえのない思い出となるでしょう。
球技大会 学期末に行われる球技大会も、クラス対抗で大変盛り上がるイベントの一つです。
長久手高等学校の進学実績
主な大学進学実績
国公立大学 愛知教育大学、名古屋工業大学、愛知県立大学、三重大学、信州大学、静岡大学、岐阜大学など、東海地方を中心とした国公立大学に安定して合格者を出しています。過去には名古屋大学や京都大学への合格実績もあります。
難関私立大学 地元の 南山大学 には毎年50名以上の合格者を輩出しており、非常に強いつながりを持っています。その他、名城大学、中京大学、愛知大学 といった「愛愛名中」と呼ばれる地元有力私立大学にも、それぞれ70名〜100名近い合格者を出しています。関東のGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)や、関西の関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)といった全国区の難関私立大学にも、毎年合格者を送り出しています。
進路サポート
長久手高等学校の特長・アピールポイント
医療・看護コースの設置 将来、医療従事者を目指す生徒にとって、高校時代から専門的な学びを体験できるのは大きな強みです。愛知医科大学との高大連携プログラムは、夢への大きな一歩となるでしょう。
生徒が主役の学校行事 文化祭や体育祭は、企画から運営まで生徒会や実行委員会が中心となって行います。自分たちの手で学校を創り上げる達成感と、仲間との一体感は格別です。
活発で実績豊富な部活動 勉強と両立しながら、部活動にも本気で打ち込みたい生徒に最適な環境です。多くの部が県大会以上で活躍しており、高い目標を持って活動できます。
緑豊かで落ち着いた学習環境 市の中心部から少し離れた、自然に囲まれた静かな環境で、日々の学習に集中することができます。広々としたグラウンドも魅力の一つです。
面倒見の良い先生方のサポート 口コミでは、「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「質問しやすい雰囲気がある」といった声が多く見られます。学習面でも進路面でも、手厚いサポートが期待できます。
長久手高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「行事が本当に楽しくて、最高の思い出が作れる」 「部活動が盛んで、勉強との両立がしやすい」 「真面目で優しい友達が多く、いじめなどもなく安心して過ごせる」 「先生が進路相談に熱心に乗ってくれる」 「医療・看護コースは、同じ目標を持つ仲間と学べるので刺激になる」
気になる点 「最寄り駅から少し距離があり、坂道も多いので、通学が少し大変」 「校舎や施設が全体的に少し古いと感じる部分がある」 「良くも悪くも『自称進学校』。上位の大学を目指すには、塾のサポートや個人の努力がかなり必要」 「スマホの校内使用が禁止なのが少し不便」
アクセス・通学
リニモ 「はなみずき通」駅下車、徒歩約25分
名鉄バス 地下鉄東山線「藤が丘」駅から:「長久手高校北」バス停下車すぐ 名鉄瀬戸線「尾張旭」駅から:「長久手高校北」バス停下車すぐ リニモ「長久手古戦場」駅から:「長久手高校東門」バス停下車すぐ
長久手高等学校受験生へのワンポイントアドバイス