福岡県立柏陵高等学校は、福岡市南区柏原の緑豊かな環境に位置する、活気あふれる男女共学の公立高校です。1983年の設立以来、「進取」「創造」「敬愛」の校訓のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重し、その可能性を最大限に引き出す教育を実践してきました。地域社会からも厚い信頼を寄せられています。
福岡県立柏陵高等学校の基本情報
福岡県立柏陵高等学校の偏差値・難易度・併願校
学科・コースごとの偏差値
普通科:51 環境科学コース:52
難易度の目安と内申点
主な併願校
福岡大学附属大濠高等学校 筑陽学園高等学校 中村学園女子高等学校 東福岡高等学校 九州産業大学付属九州高等学校
福岡県立柏陵高等学校に設置されている学科・コース
普通科 一般コース どんなことを学ぶ場所か:2年生から文系・理系に分かれ、それぞれの進路目標に応じた学力を養成します。国公立大学や私立大学、短期大学、専門学校への進学など、多様な進路に対応できるカリキュラムが組まれています。 どんな生徒におすすめか:幅広い分野に興味があり、高校生活を通して自分の進みたい道を見つけたい生徒や、文武両道を目指して部活動にも力を入れたい生徒におすすめです。
普通科 環境科学コース どんなことを学ぶ場所か:全国でも珍しいコースで、環境問題をテーマに理科・社会・情報を横断的に学びます。屋久島での研修など、体験的な学習(フィールドワーク)が豊富に用意されているのが大きな特徴です。 どんな生徒におすすめか:自然や環境問題に強い関心があり、実験や観察、野外活動が好きな生徒に最適です。将来、環境系の学部への進学や、関連する職業に就きたいと考えている生徒にとって、専門的な知識と経験を深める絶好の機会となるでしょう。
福岡県立柏陵高等学校の特色・校風
宿題の量 :宿題の量は、他の高校と比較して標準的か、やや少なめという声が多いようです。 自分で学習計画を立てて進める自主性が求められます。校則 :校則は、福岡県内の公立高校としては標準的な厳しさと言えるでしょう。スマホ :校内への持ち込みは許可されていますが、授業中の使用は禁止されています。 電源を切り、カバンの中にしまっておくのがルールのようです。服装 :制服の着こなしについては、定期的に指導が行われることがあります。スカート丈やボタンの留め方など、基本的なルールを守ることが求められます。頭髪 :頭髪に関する規定はありますが、ツーブロックが禁止されている程度で、過度に厳しいものではないようです。
生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動では一体となって盛り上がる活発さも持ち合わせています。友人関係に恵まれ、楽しい学校生活を送っているという口コミが多く見られます。アルバイト :原則として禁止されています。 家庭の事情など、やむを得ない場合は学校に申請し、許可を得る必要があります。制服の評判 :制服は、学校のカラーである紫紺を基調としたデザインで、特に女子生徒からの人気が高いようです。土曜授業 :模擬試験や講習などが土曜日に行われることがあります。
福岡県立柏陵高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に有名なのがアーチェリー部で、オリンピック選手を輩出するなど、全国トップレベルの実績を誇ります。 専用のアーチェリー場も完備されており、最高の環境で練習に打ち込めます。 この他にも、野球部、サッカー部、陸上部、テニス部など多くの部が県大会で活躍しています。 文化部
文化部も活発で、美術部や写真部、放送部、合唱部などが全国大会や九州大会に出場するなどの実績を上げています。 吹奏楽部や書道部、茶道部など、日本の伝統文化に触れられる部活動も人気です。
イベント
体育祭
5月に行われる体育祭は、柏陵高校の一大イベントです。 「百花繚乱〜咲き誇れ〜」といったスローガンのもと、各ブロックが一体となって応援合戦や競技に臨みます。 生徒と教師が一緒に走るリレーなど、ユニークな種目もあり、毎年大変な盛り上がりを見せます。 柏陵祭(文化祭)
秋に開催される文化祭は「柏陵祭」と呼ばれ、2日間にわたって行われます。 2日目は一般公開もされており、クラスごとの展示やステージ発表、文化部の発表など、趣向を凝らした企画で賑わいます。 修学旅行
修学旅行では、北海道や沖縄など、毎年異なる行き先が設定されることが多いようです。自然体験や平和学習など、訪問先の特色を生かしたプログラムが組まれています。 その他のイベント
1年生の油山登山や2年生の芸術鑑賞会など、学年ごとの行事も充実しており、生徒同士の絆を深める良い機会となっています。
福岡県立柏陵高等学校の進学実績
最新の大学進学実績(2024年度)
国公立大学
佐賀大学、大分大学などに合格者を出しています。 難関私立大学
中央大学、法政大学、立命館大学、関西大学など、全国の有名私立大学にも合格実績があります。 その他、進学者が多い大学
地元の西南学院大学(30名)や福岡大学(107名)には、毎年非常に多くの合格者を輩出しており、指定校推薦枠も充実していると考えられます。 このほか、中村学園大学、久留米大学、福岡工業大学、九州産業大学など、福岡県内の主要な私立大学への進学者が多いのが特徴です。
進路サポート
福岡県立柏陵高等学校の特長・アピールポイント
全国でも珍しい「環境科学コース」
自然科学や環境問題について、座学だけでなく屋久島での研修など体験的に深く学べる専門コースがあるのは、最大の特長です。 活発な探究活動「楷樹(かいじゅ)の時間」
全校生徒が取り組む探究活動の時間があり、自ら課題を設定し、情報を収集・分析して発表する力を養います。 この活動を通して、思考力や表現力、協働性を育みます。 全国レベルで活躍する部活動
オリンピック選手も輩出したアーチェリー部をはじめ、多くの部活動が全国大会や九州大会で活躍しており、高いレベルで文武両道を実践できる環境があります。 地域や大学との連携
近隣の大学と連携したメンタルトレーニングや、企業と連携した講演会など、学校外の専門的な知見を取り入れたユニークな教育活動を行っています。 生徒の主体性を育む学校行事
体育祭や文化祭(柏陵祭)は、生徒会や実行委員会が中心となって企画・運営され、生徒たちの自主性や協調性を育む貴重な機会となっています。 緑豊かな学習環境
油山を望む自然に恵まれた環境にあり、落ち着いた雰囲気の中で学習に集中できます。環境科学コースのフィールドワークの場としても活用されています。
福岡県立柏陵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「環境科学コースは研修が多く、とても楽しそう」 「友達に恵まれれば、とても楽しい学校生活が送れる」 「制服が可愛いと評判が良い」 「部活動が盛んで、目標を持って打ち込める環境がある」 「先生方は親身に進路相談に乗ってくれる」
気になる点 「最寄り駅から少し距離があり、バスを利用する必要がある」 「校則が少し厳しいと感じる人もいるかもしれない」 「坂の上にあるので、自転車通学は少し大変」 「施設の古さが少し気になる部分がある」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 西鉄バス「柏陵高校前」バス停下車すぐ JR博多駅、西鉄大橋駅、西鉄高宮駅、地下鉄七隈線福大前駅など、主要な駅からバスが運行されています。
通学エリア
柏陵高等学校は福岡県の第5学区に属しており、主に福岡市中央区、博多区、南区、城南区、早良区などから生徒が通学しています。 特に、学校が位置する南区や、隣接する城南区からの通学者が多い傾向があります。
福岡県立柏陵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス