広島県立大門高等学校は、福山市東部に位置し、文武両道を掲げる活気あふれる人気の進学校です。1984年に設立され、比較的新しい学校ながら、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む教育で知られています。緑豊かな落ち着いた環境の中で、生徒たちは日々の学習や部活動に伸び伸びと打ち込んでいます。
広島県立大門高等学校の基本情報
広島県立大門高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:64
広島県立大門高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 2年生から文系・理系に分かれ、それぞれの進路目標に応じたカリキュラムで学習を進めます。国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒が多く、質の高い授業と充実した進路指導が魅力です。幅広い分野に興味があり、高校生活を通して自分の進みたい道を見つけたい生徒におすすめです。
広島県立大門高等学校の特色・校風
校風のキーワード : 文武両道、自主自律、落ち着いた雰囲気、真面目宿題の量 : 宿題は、日々の予習復習を定着させるために、主要教科を中心に出されることが多いようです。量は「やや多い」と感じる生徒もいますが、計画的に取り組めばこなせるレベルで、学力向上に繋がっているという声が多く聞かれます。校則 : 他の高校と比較すると、校則は標準的か、やや厳しいと感じる部分もあるようです。スマホ : 校内での使用は原則禁止で、朝のSHRで預け、帰りのSHRで返却されるというルールのようです。 休み時間や昼休憩の使用も認められていないため、不便に感じる生徒もいる一方で、勉強や友達との会話に集中できるというポジティブな意見もあります。服装 : 制服の着こなしについては、スカート丈や着崩しなど、比較的厳しく指導される場面があるようです。頭髪についても、染髪や過度な加工は禁止されています。アルバイト : 原則として禁止されています。 ただし、家庭の事情など、特別な理由がある場合は学校に申請し、許可を得ることで可能になる場合があります。
生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。授業にも集中して取り組み、休み時間には友達と談笑するなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多い印象です。いじめはほとんど聞かれず、安心して学校生活を送れる環境という口コミが多く見られます。制服の評判 : 制服は、男子が黒の詰襟学生服、女子が紺色のブレザーとスカート(またはスラックス)です。特に女子の夏服はセーラーカラーのブラウスで、爽やかで可愛いと評判が良いようです。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありません。土曜日を活用して、部活動に打ち込んだり、平日の復習や自分の興味のある分野の学習に取り組んだりする生徒が多いようです。
広島県立大門高等学校の部活動・イベント
部活動
全体の様子 : 運動部、文化部合わせて30以上の部・同好会があり、生徒の加入率も高い水準を維持しています。放課後や休日には、多くの生徒が熱心に活動に取り組む姿が見られます。運動部 :陸上競技部 : 短距離、長距離、跳躍、投てきなど各ブロックで高いレベルの選手が揃い、中国大会やインターハイへの出場経験も豊富な強豪です。弓道部 : 男女ともに人気が高く、県大会で常に上位入賞を果たしています。集中力を高め、礼儀作法を身につけられる点も魅力です。その他、野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部なども活発に活動しています。
文化部 :書道部 : 書道パフォーマンスで知られ、地域のイベントなどでも活躍しています。文化祭での発表は毎年多くの観客を集めます。放送部 : NHK杯全国高校放送コンテストの常連で、アナウンスや番組制作など、本格的な活動を行っています。その他、吹奏楽部、美術部、科学部など、多彩な文化部が活動しており、全国レベルで活躍する部もあります。
イベント
体育祭 : 毎年6月に行われる体育祭は、大門高校で最も盛り上がる行事の一つです。クラスごとにオリジナルのTシャツを作成し、応援合戦や競技に熱が入ります。学年を超えた交流も深まり、クラスの団結力が高まる一大イベントです。大門祭(文化祭) : 9月に行われる文化祭は、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを披露します。飲食物の模擬店もあり、一般公開もされるため、毎年多くの来場者で賑わいます。修学旅行 : 2年生の冬に実施され、行き先は北海道などが多いようです。スキー研修や自主研修などを通して、仲間との絆を深め、見聞を広める貴重な機会となっています。合唱コンクール : 1年生の3月に行われます。クラス一丸となって練習に励み、美しいハーモニーを響かせます。
広島県立大門高等学校の進学実績
国公立大学 : 毎年、卒業生の約半数が国公立大学に現役で合格しています。地元の広島大学や岡山大学への進学者が特に多いですが、大阪大学、神戸大学といった難関大学への合格者も輩出しています。難関私立大学 : 関西圏の同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学(関関同立)や、関東圏のMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)など、全国の有名私立大学にも多数の合格者を出しています。その他の進路 : 多くの生徒が4年制大学への進学を希望しますが、一部には短期大学や専門学校へ進学する生徒や、公務員になる生徒もいます。
広島県立大門高等学校の特長・アピールポイント
活発な探究活動「大門タイム」 : 総合的な探究の時間「大門タイム」では、生徒が自ら課題を設定し、調査・研究・発表を行います。論理的思考力や表現力を養い、大学入試やその先の学びにも繋がる力を育みます。国際交流プログラムの充実 : オーストラリアの姉妹校との交換留学制度があり、短期・長期の留学が可能です。また、留学生の受け入れも積極的に行っており、校内にいながら異文化に触れる機会が豊富にあります。ICT環境の整備 : 全ての普通教室にプロジェクターが設置され、生徒は一人一台のタブレット端末を活用して授業を受けます。ICTを活用した分かりやすく主体的な学びが実践されています。地域に根差したボランティア活動 : 学校周辺の清掃活動や、地域のイベントへの参加など、ボランティア活動が盛んです。地域社会に貢献する姿勢を育んでいます。「大門セミナー」によるキャリア教育 : 社会の第一線で活躍する大学教授や卒業生を講師として招き、講演会「大門セミナー」を実施しています。生徒たちは、早い段階から自分の将来やキャリアについて考えるきっかけを得ることができます。伝統の「寒稽古」 : 冬には、心身を鍛えることを目的に、早朝から柔道・剣道の「寒稽古」が行われます。これは開校以来続く大門高校の伝統行事の一つです。落ち着いて学習できる自習室 : 静かな環境で集中して学習できる自習室が完備されており、多くの生徒が放課後や休日に利用しています。
広島県立大門高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる。進路相談にも親身に乗ってくれるので心強い。」 「文武両道を掲げているだけあって、勉強も部活も本気で取り組める環境がある。周りの生徒の意識も高く、切磋琢磨できる。」 「行事がとても盛り上がる。特に体育祭と文化祭はクラスの団結力が高まり、最高の思い出になる。」 「真面目で落ち着いた生徒が多く、いじめなどの話はほとんど聞かない。安心して学校生活を送れる。」 「国公立大学を目指すなら、先生方のサポートも手厚く、良い環境だと思う。」
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じることがある。特にスマートフォンの使用ルールはもう少し緩やかでも良いと思う。」 「最寄り駅から少し距離があり、坂道も多いので、自転車通学でないと少し大変かもしれない。」 「課題や小テストが多く、予習・復習が大変だと感じることがある。」 「施設が全体的に少し古い印象を受ける部分がある。」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR山陽本線「大門駅」から徒歩約20分 JR山陽本線「大門駅」から自転車で約7分 井笠バスカンパニー「大門高校」バス停下車すぐ
通学エリア :
福山市東部からの通学者が最も多いですが、JR山陽本線を利用して、福山市中心部や尾道市、岡山県井原市など、比較的広い範囲から生徒が通学しています。多くの生徒が、最寄りの大門駅から徒歩または自転車で通学しているようです。学校周辺は坂道が多いため、電動アシスト自転車を利用する生徒も見られます。
広島県立大門高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

