山口大学教育学部附属山口高等学校は、山口市にある国立大学の附属高校で、県内トップクラスの学力と自由な校風で知られています。高いレベルの授業はもちろん、大学と連携した探究活動など、附属高校ならではの特色ある教育が魅力です。生徒一人ひとりの自主性を尊重する校風の中で、充実した高校生活を送りたいと考えている受験生にとって、山口大学教育学部附属山口高等学校は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
山口大学教育学部附属山口高等学校の基本情報 
山口大学教育学部附属山口高等学校の偏差値・難易度・併願校 
偏差値: 普通科:約68 
野田学園高等学校(特別進学コース) 山口県鴻城高等学校(特進コース) 慶進高等学校(アドバンスコース) 
山口大学教育学部附属山口高等学校に設置されている学科・コース 
普通科: どんなことを学ぶ場所か: 2年生から文系と理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な学習を深めていきます。国立大学の附属高校という特性を活かし、大学の先生による講義や、教育実習生との交流など、高大連携の取り組みが充実しています。どんな生徒におすすめか: 国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、高いレベルの環境で主体的に学びたい生徒におすすめです。特に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されているため、科学的な探究活動に興味がある生徒にとっては、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。
山口大学教育学部附属山口高等学校の特色・校風 
校風を表すキーワード: 自由闊達、自主自律、文武両道、アカデミック
宿題の量: 課題の量は多いと感じる生徒が多いようです。特に予習・復習を前提とした授業が多く、日々の家庭学習が欠かせません。しかし、その分、着実に学力が身につくという声も聞かれます。校則: 校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が大きいようです。スマートフォンの持ち込みは許可されており、服装に関しても常識の範囲内であれば厳しく指導されることは少ないという意見が見られます。ただし、自由には責任が伴うという考え方が根底にあります。生徒たちの雰囲気: 真面目で知的好奇心が旺盛な生徒が多い印象です。お互いを尊重し、高め合える仲間と出会える環境と言えるでしょう。休み時間には談笑する姿も多く見られ、活気のある雰囲気です。アルバイト: 原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことも可能なようです。制服: 制服はありません。生徒は標準服(ブレザー、スラックス、スカートなど)か私服で通学しており、自由な服装で学校生活を送ることができます。土曜授業: 基本的に土曜授業はありませんが、模試や特別な行事が行われることがあります。
山口大学教育学部附属山口高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部: 陸上競技部、硬式野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部、バレーボール部、卓球部、剣道部、弓道部など、多くの部が活発に活動しています。特に陸上競技部は、県内でも強豪として知られています。文化部: 吹奏楽部、科学部、文芸部、美術部、書道部など、文化的な活動も盛んです。中でも、クイズ研究会は全国高等学校クイズ選手権で優勝経験があるなど、全国的に有名です。科学部はSSHの活動と連携し、高度な研究に取り組んでいます。
イベント 
鴻鵠祭(こうこくさい): 毎年秋に開催される文化祭は「鴻鵠祭」と呼ばれ、最大のイベントとして大変な盛り上がりを見せます。クラスごとの展示やステージ発表、部活動の発表など、多彩な企画が生徒たちの手によって創り上げられます。体育祭: 文化祭と並んで盛り上がるのが体育祭です。クラス対抗で様々な競技に臨み、学年を超えて団結力を深めます。修学旅行: 近年では、生徒の希望を取り入れながら、探究的な学びを重視した行き先が選ばれる傾向があるようです。クラスマッチ: 年に数回、球技を中心としたクラスマッチが開催され、クラスの親睦を深める良い機会となっています。
山口大学教育学部附属山口高等学校の進学実績 
国公立大学: 東京大学、京都大学といった最難関大学に毎年合格者を輩出しています。 地元の山口大学へは最も多くの生徒が進学します。 九州大学、広島大学などの近県の難関大学にも多数の合格者を出しています。 国公立大学医学部医学科へも安定して合格者を輩出しており、医療系への進学にも強いことがうかがえます。 
難関私立大学: 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学 MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学) 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学) 
山口大学教育学部附属山口高等学校の特長・アピールポイント 
大学との密接な連携: 山口大学の附属高校として、大学の施設を利用したり、大学教員による出前授業を受けたりする機会が豊富にあります。教育実習生が頻繁に訪れるため、年の近い大学生から学ぶことも多いです。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校: 文部科学省からSSHの指定を受けており、先進的な理数教育を受けることができます。生徒主体の課題研究が活発で、科学的な探究能力を大きく伸ばせる環境です。生徒の自主性を重んじる自由な校風: 校則が比較的緩やかで、制服もないなど、生徒の自主性が尊重されます。自由な雰囲気の中で、のびのびと高校生活を送りたい生徒に最適です。全国レベルで活躍する部活動: 特にクイズ研究会は全国的に有名で、学校の知名度を高めています。文武両道を実践し、部活動にも全力で打ち込める環境です。高いレベルで切磋琢磨できる仲間: 県内トップクラスの学力を持つ生徒が集まるため、知的な刺激を受けながら互いに高め合うことができます。生徒主体で創り上げる学校行事: 文化祭「鴻鵠祭」をはじめ、多くの学校行事が生徒主体で運営されており、企画力や協調性を養う絶好の機会となっています。充実した進路指導と高い進学実績: 難関大学への進学を力強くサポートする体制が整っており、特に国公立大学への現役進学率の高さは大きな魅力です。
山口大学教育学部附属山口高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点: 「自由な校風で、自分のやりたいことに挑戦できる環境が整っている」という声が非常に多いです。 「周りの生徒のレベルが高く、良い刺激を受けながら勉強できる」 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「学校行事がとても楽しく、一生の思い出になった」 「大学と連携した授業や探究活動が面白く、進路を考える上で役立った」 「個性的な友人が多く、多様な価値観に触れることができた」 
気になる点: 「駅から少し距離があり、バスを利用するか自転車通学になるのが少し不便」という意見があります。 「校舎や施設が少し古いと感じる部分がある」という声も聞かれます。 「自由な校風だからこそ、自己管理能力が求められる。流されてしまうと大変」 「課題や予習が多く、勉強はかなり大変」 「良くも悪くも放任主義な面があるので、自分から積極的に動かないと何も得られない」 
アクセス・通学 
最寄り駅: JR山口線「矢原駅」から徒歩約20分 
バス: 防長バス・JRバス「附属中学校前」バス停下車すぐ JR「山口駅」からバスで約10分 
山口大学教育学部附属山口高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

