青森県立八戸水産高等学校は、県内で唯一の水産・海洋系の専門高校です。 目の前に広がる雄大な太平洋を望む丘の上に校舎を構え、海のスペシャリストを目指す生徒たちが日々学んでいます。 八戸水産高校では、普通教科に加えて、航海や食品製造、機械工学といった専門的な知識と技術を、実習を通して実践的に学ぶことができます。
青森県立八戸水産高等学校の基本情報
青森県立八戸水産高等学校の偏差値・難易度・併願校
海洋生産科:42 水産食品科:42 水産工学科:42
青森県立八戸水産高等学校に設置されている学科・コース
海洋生産科 どんなことを学ぶ?:漁船や商船の船長・航海士になるための知識や技術、魚を獲る方法などを学びます。最新の航海シミュレーターなどを使った実践的な授業が特徴です。 どんな生徒におすすめ?:将来、船乗りとして世界中の海で活躍したい人や、漁業の仕事に興味がある人におすすめです。
水産食品科 どんなことを学ぶ?:缶詰や練り製品といった水産加工品の製造技術や、食品の衛生管理、流通について学びます。 商品開発にも挑戦できます。 どんな生徒におすすめ?:食品開発や品質管理に興味がある人、食を通して人々を笑顔にしたい人におすすめです。
水産工学科 どんなことを学ぶ?:船のエンジンや冷凍機、電気設備など、機械全般の操作や整備について幅広く学びます。 多くの資格取得が目指せます。 どんな生徒におすすめ?:機械いじりが好きな人、船の心臓部であるエンジンを動かすエンジニアになりたい人におすすめです。
青森県立八戸水産高等学校の特色・校風
宿題の量 :専門教科の実習やレポートが多く、一般的な普通高校に比べると課題は多いと感じる生徒が多いようです。校則 :服装や頭髪に関する指導は、他の高校に比べて厳しいという声があります。 特に、実習や乗船時には安全確保の観点から厳格なルールが定められています。スマートフォンの校内での使用は原則禁止されているようです。生徒たちの雰囲気 :海や船が好きという共通の目標を持った生徒が集まっているため、専門分野については真面目で熱心な生徒が多いようです。一方で、やんちゃな生徒もいるという口コミも見られます。アルバイト :アルバイトは原則として許可制となっている場合が多いようです。学業や実習に支障が出ない範囲で行う必要があります。制服 :男子は伝統的な黒の詰襟学生服、女子はブレザーです。特に珍しいデザインではありませんが、きちんとした着こなしが求められます。土曜授業 :土曜授業の有無については、年度によって異なる可能性があるため、学校に直接確認することをおすすめします。
青森県立八戸水産高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
青森県立八戸水産高等学校の進学実績
就職
卒業生の多くは、海運会社、漁業会社、水産加工会社、船舶のエンジンメーカーなど、学校で学んだ専門分野に直結する企業へ就職しています。 また、海上自衛隊や海上保安庁といった公務員になる生徒も少なくありません。 高い専門性を持つため、求人も多く、就職率は非常に高い水準を誇ります。 進学
進学を希望する生徒は、水産大学校や東京海洋大学といった水産・海洋系の大学や、八戸工業大学などの地元の大学に進学するケースが見られます。 また、より高度な海技士資格の取得を目指して、八戸水産高校に設置されている2年制の専攻科へ進む生徒も多数います。 その他、各種専門学校へ進学し、それぞれの夢を追いかける生徒もいます。
青森県立八戸水産高等学校の特長・アピールポイント
最新鋭の実習船「青森丸」での本格的な乗船実習
日本でもトップクラスの設備を誇る実習船で、ハワイへの遠洋航海など、実際の現場と同じ環境で学ぶことができます。 豊富な資格取得のチャンス
小型船舶操縦士、潜水士、危険物取扱者、フォークリフト運転者など、在学中に多くの国家資格や専門資格に挑戦でき、将来のキャリアに直結します。 専門性を活かした高い就職率
海運、漁業、食品、機械など、幅広い業界から多くの求人が寄せられ、安定した就職実績を誇ります。 高校卒業後のステップアップも万全な「専攻科」
高校3年間の学びに加え、さらに2年間専門知識を深めることで、より高度な海技士の国家資格(船長や機関長になるために必要な免許)の取得を目指せます。 地域に愛される「水高祭」での生産物販売
生徒が実習で心を込めて作った缶詰などの製品は、安くて美味しいと大評判。 ものづくりの喜びと、社会とのつながりを実感できる貴重な機会です。 海を見下ろす最高のロケーション
八戸港を一望できる丘の上にあり、日々海を感じながら学校生活を送ることができます。 「あおもり創造学」などの探究学習
企業などと連携し、水産業が抱える課題の解決策を探るなど、主体的に学ぶ力を養うプログラムにも力を入れています。
青森県立八戸水産高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「専門的な知識や資格が身につき、就職にとても有利」という声が最も多く聞かれます。 「先生方が親身になって指導してくれる」「生徒想いの先生が多い」といった、教員のサポート体制を評価する意見もあります。 「同じ目標を持つ仲間と出会える」「実習などを通してクラスの団結力が強い」など、友人関係の良さを挙げる声も見られます。 「乗船実習は大変だったけど、最高の思い出になった」という、貴重な体験を評価する口コミも多数あります。
気になる点 「校則、特に服装や頭髪の指導が厳しい」という意見は、多くの口コミで見られます。 「実習は体力的にも精神的にも厳しいことがある」という声もあります。 「いじめが全くないわけではない」といった、生徒間のトラブルに関する指摘も一部で見られます。 「専門分野以外の大学進学を目指すには、自分で相当な努力が必要」という意見もあります。 「施設の古さが少し気になる」という声も一部あるようです。
アクセス・通学
鉄道を利用する場合 JR八戸線 「鮫駅」から徒歩約5分
バスを利用する場合 八戸市営バス 「水産高校前」バス停から徒歩約1分 八戸市営バス 「人形沢」バス停から徒歩約2分
青森県立八戸水産高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

