郡山女子大学附属高等学校は、福島県郡山市にある、市内で唯一の私立女子高等学校です。 1957年の創立以来、「尊敬」「責任」「自由」を建学の精神に掲げ、社会に貢献できる教養ある女性の育成を目指してきました。 専門的な知識や技術を学べる多彩な学科が設置されており、一人ひとりの「好き」や「夢」を追求できる環境が整っているのが、郡山女子大学附属高等学校の大きな魅力です。

普通科に加え、音楽科、美術科、食物科、そして2025年度から新設される幼児教育科といった専門学科が揃い、それぞれの分野でスペシャリストを目指すことができます。また、系列の郡山女子大学・短期大学部との高大連携も活発で、高校にいながら大学レベルの授業を体験できる機会も豊富に用意されています。

この記事では、そんな郡山女子大学附属高等学校について、偏差値や難易度、設置されている学科の詳細、学校生活の様子、部活動、進学実績まで、受験生や保護者の皆さんが知りたい情報を詳しく解説していきます。あなたの未来を描くための大切な高校選びの参考に、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

郡山女子大学附属高等学校の基本情報

郡山女子大学附属高等学校の基本的な情報をまとめました。

項目 内容
正式名称 郡山女子大学附属高等学校
公立/私立の別 私立
共学/女子校の別 女子校
所在地 〒963-8503 福島県郡山市開成三丁目25番2号
代表電話番号 024-932-4352
公式サイトURL https://fuzoku.koriyama-kgc.ac.jp/

郡山女子大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校

郡山女子大学附属高等学校の入試は、推薦、特待生、一般の3つの区分があります。 試験問題は福島県の県立高校入試問題を基準に作成されているため、県立高校を目指している受験生にとっても対策しやすい内容と言えるでしょう。

学科・コースごとの偏差値の目安は以下の通りです。

  • 普通科(特別進学コース): 55-60

  • 普通科(文理コース): 48-53

  • 普通科(総合進学コース): 42-47

  • 音楽科: 42-47

  • 美術科: 42-47

  • 食物科: 42-47

  • 幼児教育科: 42-47

同じくらいの偏差値の高校としては、私立では尚志高校、帝京安積高校、日本大学東北高校などが挙げられます。公立高校を目指す生徒の併願校としても人気があり、安積高校、安積黎明高校、郡山高校、郡山東高校などを受験する生徒が多く併願しているようです。

合格に必要な内申点の明確な基準は公表されていませんが、中学校での学習内容をしっかりと理解し、基礎学力を固めておくことが重要です。

郡山女子大学附属高等学校に設置されている学科・コース

郡山女子大学附属高等学校には、普通科と4つの専門学科が設置されており、自分の興味や将来の夢に合わせて専門的な学びを深めることができます。

  • 普通科

    • 特別進学コース: 国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、少人数教育で学力を徹底的に伸ばすコースです。

    • 文理コース: 幅広い進路に対応し、大学進学に必要な学力と問題解決能力をバランス良く育むコースです。

    • 総合進学コース: 基礎学力の定着を重視し、部活動などにも打ち込みながら、多様な進路実現をサポートするコースです。

  • 音楽科: 経験豊富な講師陣による個人レッスンが中心で、初心者から上級者まで、一人ひとりのレベルに合わせて音楽の専門性を高められます。

  • 美術科: イラストやデザイン、本格的な美術まで、個性を尊重しながら表現力を磨き、多様な進路に対応できる力を養います。

  • 食物科: 調理師免許(国家資格)の取得が可能で、食に関する専門知識と技術を学び、食のプロフェッショナルを目指せます。

  • 幼児教育科(2025年度新設): 系列大学・幼稚園との連携を活かし、保育や教育の専門家を目指すための基礎を学びます。

郡山女子大学附属高等学校の特色・校風

郡山女子大学附属高等学校は、「落ち着いた雰囲気」の中で「専門性を高められる」という点が大きな特色です。女子校ならではのきめ細やかな指導のもと、生徒一人ひとりが自分の目標に向かって安心して学校生活を送っています。

口コミなどを見ると、校則は他の私立高校と比較してやや厳しいと感じる生徒が多いようです。特に、スマートフォンの使用に関しては校内での使用が制限されているという声が見られます。服装や頭髪に関する指導も行われているようですが、社会に出るためのマナーを身につける一環と捉えることもできるでしょう。

生徒たちは真面目で、自分の好きなことや得意なことに熱心に取り組む生徒が多い傾向があります。アルバイトは原則として禁止されています。制服は、冬服がブレザーとジャンパースカート、夏服はセーラーブラウスで、伝統的で品があると評判です。 土曜授業は基本的にありません。

郡山女子大学附属高等学校の部活動・イベント

部活動

郡山女子大学附属高等学校は部活動が非常に盛んで、多くの部が全国レベルで活躍しています。 特に、バレーボール部は春高バレーの常連校として全国的に有名です。 また、合唱部もコンクールで優秀な成績を収めており、その美しいハーモニーは高い評価を得ています。

運動部では、バレーボール部のほか、ハンドボール部、新体操部、卓球部、陸上競技部などが県大会以上で活躍しています。 文化部も合唱部をはじめ、書道部、華道部、茶道部など、日本の伝統文化に触れられる部活動が充実しているのが特徴です。 なお、これまで全国大会で活躍してきたマーチングバンド部と演劇部は、2025年度入学生からの新規募集を停止するとのことです。

イベント

郡山女子大学附属高等学校では、生徒たちの学校生活を彩る様々なイベントが年間を通して開催されます。

  • 紫苑祭(文化祭): 毎年秋に開催される文化祭は、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。食物科の生徒が作る料理の販売など、専門学科を持つ学校ならではの企画も人気です。

  • 体育祭: クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて団結力を深める一日です。

  • 修学旅行: 近年では、関西方面を訪れ、歴史や文化を学ぶ貴重な機会となっています。

  • 芸術鑑賞講座: 国内外で活躍する一流の芸術家や団体を学校に招き、音楽、演劇、歌舞伎、能楽など、本格的な芸術に触れる機会が設けられています。

郡山女子大学附属高等学校の進学実績

郡山女子大学附属高等学校は、多様な進路希望に対応できるきめ細やかな進路指導を特色としています。 卒業生の進路は、大学・短大への進学が約8割、就職が約2割となっています。

系列の郡山女子大学・短期大学部へは、高大連携入学者選抜を利用して毎年多くの生徒が進学しています。

主な大学進学実績は以下の通りです。(過去の実績を含む)

  • 国公立大学: 筑波大学など

  • 難関私立大学: 立教大学など

  • その他: 東北学院大学、東北福祉大学、日本体育大学、女子美術大学、国立音楽大学など、専門性を活かした進学実績が豊富です。

進学実績を支える取り組みとして、学年ごとに専用の自学自習室が設置されており、放課後などに集中して学習に取り組める環境が整っています。 また、デジタル教材「スタディサプリ」を導入し、有名講師の授業をいつでもどこでも視聴できるなど、個々の学習スタイルに合わせたサポートも充実しています。

郡山女子大学附属高等学校の特長・アピールポイント

郡山女子大学附属高等学校ならではの魅力を5つのポイントにまとめました。

  • 夢をカタチにする5つの専門学科: 普通科の他に音楽、美術、食物、幼児教育という専門学科があり、高校から専門分野を深く学べる環境は県内でも貴重です。

  • 充実した高大連携プログラム: 系列の郡山女子大学・短期大学部の授業を高校在学中に体験できます。 大学の雰囲気を肌で感じ、進路意識を高める絶好の機会となっています。

  • 全国レベルで活躍する部活動: バレーボール部や合唱部をはじめ、多くの部活動が全国大会で活躍しています。 高いレベルで文武両道を目指したい生徒に最適な環境です。

  • 伝統と品格のある制服: 創立以来のデザインを受け継ぐ制服は、清楚で品があると在校生や保護者からも評判です。

  • 最新のICT教育環境: 全教室に電子黒板とPC端末が設置され、Wi-Fiも完備。 授業や探究活動でICTを積極的に活用し、現代社会で必要とされるスキルを養います。

郡山女子大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ

郡山女子大学附属高等学校に実際に通う生徒や卒業生からは、様々な声が寄せられています。

  • 良い点:

    • 「専門的なことを学びたい人には最高の環境。先生方もその分野のプロで、熱心に指導してくれる」

    • 「女子だけなので、気兼ねなく学校生活を送れる。いじめなども聞いたことがなく、落ち着いた雰囲気」

    • 「部活動に本気で打ち込める。全国を目指す仲間と切磋琢磨できるのが良い」

    • 「施設が綺麗で充実している。特に音楽ホールや調理室などの専門設備は素晴らしい」

    • 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので安心できる」

  • 気になる点:

    • 「校則が少し厳しいと感じることがある。特にスマホの使用ルールはもう少し緩やかだと嬉しい」

    • 「学校が坂の上にあるので、毎日の通学が少し大変」

    • 「学科によっては課題が多く、勉強と部活の両立が大変な時期もある」

アクセス・通学

郡山女子大学附属高等学校へのアクセス方法です。

  • 最寄り駅: JR「郡山駅」

  • アクセス方法: 郡山駅西口バス乗り場より福島交通バス「郡山女子大」行きに乗車し、終点「郡山女子大」下車すぐ。

郡山市内からの通学者が多いですが、県中地域を中心に、県内各地から多くの生徒が通学しています。遠方からの生徒のために、家庭寮も完備されています。

郡山女子大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

郡山女子大学附属高等学校は、「好きなこと」や「将来の夢」がはっきりしている生徒に特におすすめの学校です。音楽、美術、食、幼児教育といった専門分野に高校時代から深く関わり、同じ目標を持つ仲間たちと刺激し合いながら成長できる環境は、他では得難い大きな魅力と言えるでしょう。

受験勉強においては、まず中学校の教科書レベルの基礎を完璧に固めることが大切です。郡山女子大学附属高等学校の入試問題は、県立高校の入試問題を意識して作られているため、過去問などを活用して問題形式に慣れておくと良いでしょう。 苦手科目を作らず、5教科をバランス良く学習することを心がけてください。そして、面接では「なぜこの学校で学びたいのか」「高校でどんなことに挑戦したいのか」を自分の言葉でしっかりと伝えられるように準備しておきましょう。あなたの熱意がきっと伝わるはずです。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。