秋田県立能代松陽高等学校は、能代市にある活気あふれる共学の公立高校です。2013年に能代北高校と能代商業高校が統合して誕生した、比較的新しい歴史を持つ学校で、「自主・創造・協働」を校訓に掲げています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、グローバルな視点を持って未来を切り拓く人材の育成を目指しているのが、この能代松陽高等学校の大きな特長です。

普通科と国際コミュニケーション科が設置されており、多様な進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。特に、部活動が非常に盛んで、野球部やバスケットボール部をはじめ、多くの部が全国レベルで活躍しています。文武両道を実践しながら、充実した高校生活を送りたいと考えている中学生にとって、能代松陽高等学校は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

この記事では、そんな能代松陽高等学校の偏差値や気になる口コミ、学校生活の様子などを、進学アドバイザーの視点から分かりやすく解説していきます。あなたの高校選びの参考に、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

能代松陽高等学校の基本情報

能代松陽高等学校の基本的な情報を表にまとめました。学校選びの第一歩として、まずはここから確認してみましょう。

項目 内容
正式名称 秋田県立能代松陽高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 共学
所在地 〒016-0851 秋田県能代市緑町4番7号
代表電話番号 0185-89-2021
公式サイトURL https://nshiroshoyo-h.school/

能代松陽高等学校の偏差値・難易度・併願校

能代松陽高等学校の受験を考える上で、偏差値や難易度は最も気になるポイントの一つですよね。ここでは、具体的な数字と併せて、合格に必要な力の目安を解説します。

能代松陽高校の偏差値は、学科によって少し異なりますが、おおよそ以下の通りです。

  • 普通科・国際コミュニケーション科:48 – 50程度

これは秋田県内の公立高校の中では中堅レベルに位置します。同じくらいの偏差値の高校としては、花輪高校(普通科)などが挙げられます。

合格に必要な内申点の目安としては、秋田県の入試制度上、一概には言えませんが、中学3年間の9教科の成績が5段階評価で平均して3以上、特に主要5教科では3〜4を目指したいところです。もちろん、当日の学力試験の点数も重要になりますので、内申点と学力試験のバランスを考えて対策を進めることが大切です。

秋田県の公立高校入試では、基本的に他の公立高校を併願することはできません。そのため、能代松陽高校を第一志望とする場合、併願校は私立高校から選ぶことになります。主な併願校としては、秋田市内の私立高校(秋田令和高等学校、国学館高等学校など)を受験する生徒が多いようです。

能代松陽高等学校に設置されている学科・コース

能代松陽高等学校には、生徒の興味や進路希望に応えるための2つの魅力的な学科が設置されています。1年次は全員が共通の科目を学び、基礎学力の定着を図った後、2年次からそれぞれの学科に分かれる「くくり募集」という方式をとっているのが特徴です。

  • 普通科

    • どんなことを学ぶ?:国語、数学、英語、理科、社会といった普通教科を中心に幅広く学習し、総合的な教養と社会性を身につけます。 2年次からは文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に合わせた専門的な学びを深めていきます。

    • どんな生徒におすすめ?:国公立大学や私立大学、医療系の専門学校など、幅広い分野への進学を考えている人におすすめです。

  • 国際コミュニケーション科

    • どんなことを学ぶ?:実践的な英語コミュニケーション能力の育成に重点を置いています。 英語の授業が多いだけでなく、第2外国語(韓国語、中国語、ロシア語)を全員が学ぶなど、国際感覚を養うためのカリキュラムが充実しています。

    • どんな生徒におすすめ?:外国語や異文化に強い関心があり、将来は国際的な舞台で活躍したい、あるいは語学力を活かした大学に進学したいと考えている人にぴったりです。

能代松陽高等学校の特色・校風

能代松陽高等学校のスクールライフは、一体どのような雰囲気なのでしょうか。口コミや評判を基に、中学生が気になるポイントを詳しく見ていきましょう。

学校全体の校風を表すキーワードは「文武両道」「活気がある」「地域との連携」といった言葉が挙げられます。部活動に打ち込む生徒が多く、学校全体がエネルギッシュな雰囲気に包まれているようです。

  • 宿題の量:宿題や課題の量は、担当の先生や教科によって差があるようですが、「やや多め」と感じる生徒が多い傾向にあります。特に、大学進学を目指すクラスでは、予習・復習が欠かせないようです。

  • 校則:校則は、他の公立高校と比較して、標準的かやや緩やかという声が見られます。

    • スマホ:校内への持ち込みは可能ですが、授業中の使用はもちろん禁止です。休み時間や放課後など、使用できるルールが定められているようです。

    • 服装:制服の着こなしについては、定期的に服装検査(整容検査)が行われるようです。 スカート丈や男子の頭髪など、基本的なルールは守る必要があります。

  • 生徒たちの雰囲気:部活動に熱心に取り組む生徒が多く、明るく活発な雰囲気です。一方で、真面目に学習に取り組む生徒も多く、オンとオフの切り替えがしっかりできる生徒が多いようです。

  • アルバイト:原則として禁止されているようですが、家庭の事情など、やむを得ない場合には許可制で認められることがあるようです。学校に確認が必要です。

  • 制服の評判:制服は、男女ともに人気が高いようです。特に、ブレザースタイルは「かっこいい」「かわいい」と在校生や中学生から好評です。

  • 土曜授業:土曜授業は基本的にないようですが、模試や特別な行事が行われることがあります。

能代松陽高等学校の部活動・イベント

部活動

能代松陽高等学校の大きな魅力の一つが、非常に盛んな部活動です。運動部・文化部ともに多くの部が活動しており、高い目標を掲げて日々練習に励んでいます。

  • 運動部

    • 特に有名なのが硬式野球部男子バスケットボール部です。野球部は、近年甲子園への出場経験もあり、県内屈指の強豪として知られています。 男子バスケットボール部も、全国大会の常連であり、「バスケの街・能代」の伝統を受け継いでいます。

    • その他にも、女子バスケットボール部、バレーボール部、ソフトテニス部、陸上競技部など、多くの運動部が県大会以上で活躍しています。

  • 文化部

    • 文化部も活発に活動しています。吹奏楽部は、地域のイベントでの演奏や定期演奏会など、発表の機会が豊富です。 また、書道部は文化祭での書道パフォーマンスが名物となっています。

    • 他にも、演劇部、写真部、茶道部、英語部、ビジネス情報部など、多様な文化部があり、生徒たちはそれぞれの興味に合わせて活動を楽しんでいます。

イベント

能代松陽高校では、生徒たちの手で作り上げる学校行事も大きな盛り上がりを見せます。

  • 松陽祭(しょうようさい)

    • 毎年6月下旬に開催される学校祭です。 各クラスが趣向を凝らした「ホームルームデコ」や模擬店、文化部によるステージ発表や展示など、多彩な企画で校内が熱気に包まれます。 地域の住民や保護者も多く訪れる、学校最大のイベントです。

  • 体育祭

    • クラス対抗で様々な競技に臨み、団結力を深めます。応援にも熱が入り、学校全体が一体となる一日です。

  • 修学旅行

    • 例年、関西方面(京都・奈良・大阪など)を訪れることが多いようです。古都の歴史や文化に触れたり、テーマパークで楽しんだりと、高校生活最高の思い出の一つとなっています。

能代松陽高等学校の進学実績

能代松陽高等学校は、多様な進路希望に対応できる指導体制が整っており、卒業生は大学進学から専門学校、就職まで、幅広い分野で活躍しています。

  • 国公立大学

    • 地元の秋田大学や秋田県立大学をはじめ、岩手大学、山形大学、弘前大学など、東北地方の国公立大学への進学者が多い傾向にあります。

  • 私立大学

    • 東北学院大学や東北福祉大学などの東北地方の大学のほか、関東圏の大学に進学する生徒もいます。

  • その他の進路

    • 看護・医療系の専門学校への進学や、公務員、地元企業への就職など、生徒一人ひとりの希望に合わせた進路指導が行われています。

進学実績を支える取り組みとして、放課後や長期休暇中の補習、大学入学共通テスト対策の講座、個別の面接指導や小論文指導などが充実しています。先生方が親身になって相談に乗ってくれるという声も多く、手厚いサポート体制が整っているようです。

能代松陽高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、能代松陽高校ならではの強みやユニークな取り組みをまとめました。

  • くくり募集による柔軟な学科選択

    • 入学時には学科を決めず、1年間の学習を通して自分の興味や適性を見極めた上で、2年次から普通科か国際コミュニケーション科かを選択できるのが大きな特長です。

  • 全国レベルで活躍する盛んな部活動

    • 甲子園出場経験のある野球部や、全国大会常連の男子バスケ部など、高いレベルで文武両道を実践できる環境が整っています。

  • 充実した国際交流プログラム

    • 国際コミュニケーション科を中心に、アメリカの姉妹校との交流や留学生の受け入れなどを積極的に行っています。 第2外国語を学べる機会もあり、グローバルな視野を広げることができます。

  • 地域社会と連携した探究活動

    • 地元の企業での実習や、地域の課題について調査・発表する「地域探究活動」など、社会とのつながりを意識した学びの機会が豊富に用意されています。

  • 統合校ならではの充実した施設

    • 能代北高校と能代商業高校が統合してできた学校のため、普通科目の学習施設に加え、商業系の専門的な学習ができる設備も整っています。

  • 生徒が主役で盛り上がる「松陽祭」

    • 文化祭である「松陽祭」は、生徒会や実行委員会が中心となって企画・運営され、毎年大変な盛り上がりを見せます。クラスや部活動の仲間との絆が深まる一大イベントです。

能代松陽高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からは、どのような声が寄せられているのでしょうか。良い点と気になる点を公平に見ていきましょう。

  • 良い点

    • 「部活動がとても盛んで、本気で打ち込みたい人には最高の環境だと思う」

    • 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」

    • 「松陽祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強まる」

    • 「制服がかっこいい・かわいいと評判で、着るのが楽しみだった」

    • 「異なる学科の生徒と交流する機会があり、多様な価値観に触れられる」

  • 気になる点

    • 「最寄りの能代駅から徒歩で15分ほどかかり、少し遠いと感じる」

    • 「課題や小テストが多めに感じることがあり、部活動との両立が大変な時期もある」

    • 「統合校なので校舎が新しい部分と古い部分がある」という意見が見られます。

    • 「一部の生徒のマナーについて、もう少し学校側が厳しく指導してほしい」という声も少数ですがあるようです。

アクセス・通学

能代松陽高等学校への通学方法について確認しておきましょう。

  • 最寄り駅

    • JR五能線「能代駅」から徒歩で約13〜16分です。

  • バス

    • 秋北バスを利用する場合、「出戸本町交差点」または「秋田病院前」バス停で下車すると便利です。

  • 通学エリア

    • 能代市内の生徒が最も多いですが、三種町、藤里町、八峰町など、近隣の市町村から自転車や公共交通機関を利用して通学している生徒も多くいます。

能代松陽高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

ここまで読んでいただき、能代松陽高等学校の魅力が伝わったでしょうか。最後に、進学アドバイザーとして、受験生のみなさんへ応援メッセージを送ります。

能代松陽高校は、何かに夢中になりたい、高校生活を全力で楽しみたい、そんなエネルギーあふれる君にぴったりの学校です。部活動に打ち込みながら仲間と汗を流したい人、国際的な分野に興味がある人、地域に貢献しながら学びを深めたい人、そのどれもが輝ける場所がここにはあります。多様な仲間と切磋琢磨しながら、きっと充実した3年間を送ることができるでしょう。

能代松陽高校の合格を勝ち取るためには、まず中学校の授業を大切にし、基礎学力をしっかりと固めることが何よりも重要です。特に、英語・数学・国語の3教科は、毎日の積み重ねが力になります。苦手な分野をそのままにせず、今のうちから一つひとつ着実に克服していきましょう。君の挑戦を心から応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。