宮城県立本吉響高等学校は、気仙沼市本吉町の豊かな自然に囲まれた「桜が丘」に佇む、創立79年を迎える歴史と伝統のある学校です。 総合学科という特色を活かし、生徒一人ひとりの興味や関心、そして未来の夢に合わせた多種多様な学びを展開しています。普通科目だけでなく、専門的な知識や技術を学べる系列が用意されており、あなただけのオリジナルの時間割で高校生活を送ることができます。

「響生」「知性」「至誠」という校訓のもと、”Make harmony”を合言葉に、人や自然と響き合う豊かな感性を育む教育を大切にしています。 地域との連携も深く、ボランティア活動や地域のイベントへの参加も盛んで、社会に貢献する姿勢を自然と身につけることができるのも、本吉響高等学校の大きな魅力です。

この記事では、そんな宮城県立本吉響高等学校の偏差値や気になる口コミ、学校生活のリアルな情報まで、進路に悩む中学生とその保護者の皆さんのために、分かりやすく詳しく解説していきます。この記事を読めば、本吉響高等学校がどんな学校で、どんな未来を描ける場所なのか、きっとイメージが湧いてくるはずです。

宮城県立本吉響高等学校の基本情報

以下に、本吉響高等学校の基本的な情報をまとめました。

項目 内容
正式名称 宮城県立本吉響高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子2-24
代表電話番号 0226-42-2627
公式サイト https://hibiki-h.myswan.ed.jp

宮城県立本吉響高等学校の偏差値・難易度・併願校

本吉響高等学校の偏差値は、自分の学力で合格できるかどうかを判断するための大切な目安になります。ここでは、最新の偏差値情報と、合格の難易度をイメージするための補足情報、そして主な併願校について解説します。

本吉響高等学校の総合学科の偏差値は「38」程度とされています。 これは、宮城県内の高校の中では比較的入学しやすいレベルと言えるでしょう。しかし、油断は禁物です。合格を確実にするためには、中学校の基礎的な学習内容をしっかりと定着させることが何よりも重要になります。

合格に必要な内申点の目安としては、中学3年間の評定平均が2.5〜3.0程度あると安心できるラインと考えられます。もちろん、これはあくまで目安であり、入試当日の学力試験の得点も大きく影響します。日々の授業に真面目に取り組み、定期テストで安定した点数を取ることが、合格への近道です。

宮城県の公立高校入試制度では、基本的に公立高校同士の併願はできません。そのため、本吉響高等学校を第一志望とする場合、併願校は私立高校から選ぶことになります。主な併願校としては、同じ気仙沼市内にある東陵高等学校や、近隣の市にある私立高校などが挙げられます。自分の学力や通学の便などを考慮して、万が一の場合に備えた併願校もしっかりと検討しておきましょう。

宮城県立本吉響高等学校に設置されている学科・コース

本吉響高等学校は、普通科や専門学科といった枠にとらわれない「総合学科」の高校です。 1年次には「産業社会と人間」という科目で、社会の仕組みや働くことの意義を学びながら、自分の興味・関心や将来の夢を探求します。 そして2年次からは、自分の進路希望に合わせて4つの「系列」から科目を選択し、自分だけの時間割を作って学びを深めていきます。

  • 進学教養系列

    • どんなことを学ぶ?:大学進学を目指し、国語・数学・英語などの普通科目を重点的に学習します。基礎学力の定着を図り、応用力を養います。

    • どんな生徒におすすめ?:4年制大学や短期大学への進学を考えている人、幅広い教養を身につけたい人におすすめです。

  • 産業情報系列

    • どんなことを学ぶ?:情報処理やビジネスに関する専門的な知識と技術を学びます。コンピュータの活用や簿記、マーケティングなどを実践的に探求します。

    • どんな生徒におすすめ?:IT関連の仕事や事務、販売などの職種に興味がある人、資格取得に挑戦したい人におすすめです。

  • 生活福祉系列

    • どんなことを学ぶ?:福祉や保育、調理、被服など、生活に密着した分野を学びます。実習を通して、実践的なスキルと豊かな人間性を育みます。

    • どんな生徒におすすめ?:介護福祉士や保育士、栄養士などを目指している人、人の役に立つ仕事に就きたいと考えている人におすすめです。

  • 芸術環境系列

    • どんなことを学ぶ?:音楽や美術、工芸、農業など、芸術表現や自然環境に関する科目を学びます。 感性を磨き、創造力を高めることを目指します。

    • どんな生徒におすすめ?:芸術系の大学や専門学校への進学を考えている人、自然や環境問題に関心がある人、ものづくりが好きな人におすすめです。

このように、本吉響高等学校では、生徒一人ひとりの「なりたい自分」に寄り添った多様な学びが用意されています。

宮城県立本吉響高等学校の特色・校風

本吉響高等学校の校風は、「地域に根ざした、アットホームな雰囲気」と表現できるでしょう。生徒数が比較的少ないため、先生と生徒の距離が近く、一人ひとりへのきめ細やかな指導が期待できます。

  • 宿題の量:宿題の量は、選択する科目によって異なりますが、全体的には標準的か、やや少なめという声が多いようです。自分のペースで学習を進めやすい環境と言えるでしょう。

  • 校則:校則は、特別に厳しいということはなく、ごく一般的な内容のようです。スマホの校内での使用については、ルールが定められているようですが、多くの生徒がマナーを守って使用しているようです。服装検査なども定期的に行われますが、常識の範囲内で身だしなみを整えていれば問題ありません。

  • 生徒たちの雰囲気:生徒は真面目で落ち着いた雰囲気の生徒が多いようです。総合学科という特性上、様々な興味や目標を持った生徒が集まっているので、互いの個性を尊重し合う文化が根付いています。

  • アルバイト:アルバイトは、学校の許可を得れば可能です。多くの生徒が、学業と両立しながらアルバイトに励んでいるようです。

  • 制服:制服は、平成27年度に一新された、ブレザースタイルです。 落ち着いたデザインで、生徒からの評判も良いようです。

  • 土曜授業:土曜授業は、基本的には実施されていません。

全体的に、生徒の自主性を尊重し、のびのびとした学校生活が送れる校風であると言えます。

宮城県立本吉響高等学校の部活動・イベント

本吉響高等学校では、勉強だけでなく、部活動や学校行事にも力を入れており、充実した高校生活を送ることができます。

部活動

運動部7団体、文化部10団体があり、多くの生徒が部活動に加入し、熱心に活動しています。

  • 運動部

    ソフトテニス部、卓球部、サッカー部、バレーボール部、剣道部、体操部などがあります。 特に陸上競技部が円盤投げで東北大会に出場するなど、個人で高い実績を残す選手もいます。 人数が少ない部活では、近隣の高校と合同チームを組んで大会に出場することもあります。

  • 文化部

    吹奏楽部、美術部、軽音楽部、コンピュータ部、科学部、写真部、ハンド・イン・ハンド部(ボランティア)、ホームメーキング部など、多岐にわたる部活動があります。 中でも美術部は全国総合文化祭に連続出場するほどの強豪です。 軽音楽部も県大会で準グランプリを受賞するなど、高いレベルで活動しています。 また、農業クラブは「お米甲子園」で特別優秀賞を受賞したり、家庭クラブが開発したお弁当がコンビニで商品化されたりと、ユニークで実績豊富な部活動が多いのが本吉響高等学校の特長です。

イベント

本吉響高等学校の学校生活を彩る二大イベントは、体育祭と文化祭「桜が丘祭」です。

  • 体育祭

    例年7月に気仙沼市総合体育館(ケーウエーブ)を会場に、2日間にわたって開催されます。 1日目は球技、2日目は運動会種目が行われ、学年を超えた縦割りチームで競い合う種目もあり、学校全体が一体となって盛り上がります。

  • 桜が丘祭(文化祭)

    秋に開催される文化祭は、生徒会活動の華とも言える一大イベントです。 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。PTAによるチャリティーバザーなども行われ、地域住民も訪れる賑やかなお祭りです。

  • 修学旅行

    修学旅行は、例年、関西方面などを訪れることが多いようです。仲間との絆を深め、忘れられない思い出を作ることができます。

この他にも、芸術鑑賞会やクラスマッチなど、年間を通して様々な行事が企画されています。

宮城県立本吉響高等学校の進学実績

本吉響高等学校は、総合学科の特性を活かし、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応しています。大学進学から専門学校、就職まで、幅広い分野で卒業生が活躍しています。

  • 国公立大学

    山形大学などへの進学実績があります。

  • 私立大学

    東北学院大学、東北福祉大学、石巻専修大学、関東学院大学、東京農業大学など、県内を中心に様々な私立大学への合格者を出しています。

  • 専門学校・就職など

    卒業生の進路で最も多いのが、専門学校への進学と民間企業への就職です。 看護・医療、調理・製菓、美容、IT、公務員など、それぞれの夢を叶えるために専門学校へ進む生徒が多くいます。 就職に関しても、地元である気仙沼市や宮城県内の企業を中心に、安定した実績を誇っています。

本吉響高等学校では、1年次からの計画的な進路指導や、基礎学力の定着を目指す「SSタイム」、少人数指導などを通じて、生徒一人ひとりの進路実現を力強くサポートしています。

宮城県立本吉響高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、本吉響高等学校ならではの強みやユニークな取り組みをまとめました。

  • 自分だけの時間割が作れる「総合学科」

    最大の特長は、やはり総合学科であることです。 2年次から4つの系列に分かれ、週に8〜14時間もの選択科目の中から、自分の興味や進路に合わせて自由に授業を組み合わせることができます。

  • 豊かな自然環境を活かした学び

    学校の周りには学校田や約90ヘクタールもの広大な学校林があり、農業や環境に関する学習の場として活用されています。 稲作体験や自然観察など、机上の学習だけでは得られない貴重な体験ができます。

  • 全国レベルで活躍する文化部

    美術部が全国総合文化祭で最優秀賞を受賞したり、軽音楽部が県大会で準グランプリに輝いたりと、文化部の活躍が目覚ましいです。専門的な設備も整っており、本格的に打ち込める環境があります。

  • 地域との深いつながりと貢献活動

    ハンド・イン・ハンド部を中心に、地域のイベントでのボランティア活動が非常に盛んです。 また、農業選択の生徒が育てた花で駅前や支所の花壇を彩るなど、地域に貢献する活動を通して社会性を育んでいます。

  • 専門学校との単位互換制度

    高校にいながら、専門学校の授業を受け、その単位を卒業単位として認定してもらえる制度があります。 より専門的な知識や技術を早期に学ぶことができ、進路選択の幅が広がります。

  • 全国的にも珍しい音響PC室

    パソコンを使って作曲ができる「音響PC室」など、特色ある設備が整っています。 芸術や情報分野に興味がある生徒にとっては、非常に魅力的な環境です。

  • きめ細やかな少人数指導

    選択科目では少人数での授業が多く、生徒一人ひとりの理解度に合わせて、きめ細やかな指導を受けることができます。 基礎学力に不安がある生徒のための「学び直し」の機会も設けられています。

宮城県立本吉響高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からは、本吉響高等学校について様々な声が寄せられています。ここでは、ポジティブな口コミと、少し気になる点を公平にご紹介します。

  • 良い点

    • 「自分の将来をじっくり考えられる学校」という声が多く聞かれます。総合学科で様々な分野を学べるため、高校生活の中で本当にやりたいことを見つけやすいようです。

    • 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「少人数なので、先生との距離が近い」といった、手厚いサポート体制を評価する意見も目立ちます。

    • 「いじめは少ないと思う」「みんな仲が良く、アットホームな雰囲気」など、学校生活の過ごしやすさに関するポジティブな口コミも多いです。

    • 「専門的な資格が取れるのが良い」「地域との交流が多くて楽しい」といった、総合学科ならではの学びや体験を魅力に感じる生徒も多いようです。

  • 気になる点

    • 「駅から少し歩くので、アクセスが不便」という意見があります。最寄り駅からは徒歩15分以上かかるため、バスを利用する生徒も多いようです。

    • 「部活動の種類がもっと多ければ良いのに」という声も一部で見られます。特に運動部の選択肢が限られていると感じる生徒もいるようです。

    • 「施設の古さが少し気になる」といった口コミもあります。歴史のある学校なので、最新の設備が整っているとは言えない部分もあるようです。

アクセス・通学

本吉響高等学校へのアクセス方法と、通学エリアについてです。

  • 最寄り駅からのアクセス

    • JR気仙沼線BRT「本吉駅」から徒歩約15〜17分

    • ミヤコーバス「本吉響高校前」バス停から徒歩約6分

  • 主な通学エリア

    気仙沼市内から通学する生徒が最も多いですが、隣接する南三陸町などから通う生徒もいます。公共交通機関を利用する生徒のほか、自転車や、距離によっては保護者の送迎で通学する生徒もいるようです。

宮城県立本吉響高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

宮城県立本吉響高等学校を目指す皆さんへ、進学アドバイザーとして最後に応援メッセージを送ります。

本吉響高等学校は、「高校で何か新しいことに挑戦したい」「自分の好きなことや得意なことを見つけて、それをとことん追求したい」と考えている君に、ぴったりの学校です。総合学科という自由度の高い環境で、自分だけの未来予想図を描き、その実現に向けての一歩を踏み出すことができます。地域の人々との温かい交流の中で、社会で生きる力を育めるのも、この学校ならではの大きな魅力です。

受験勉強においては、まず中学校の5教科の基礎を徹底的に固めることが大切です。特に、苦手科目をなくし、どの教科でも安定して点数が取れるように、日々の予習・復習を大切にしてください。本吉響高等学校の入試では、面接も重視される傾向があります。なぜこの学校で学びたいのか、高校に入ってどんなことに挑戦したいのかを、自分の言葉でしっかりと伝えられるように、今から自己分析を始めておくと良いでしょう。

君の可能性は無限大です。本吉響高等学校で、最高の仲間たちと共に、自分らしく輝ける3年間を過ごしてください。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。