世界中から人々が集まる国際リゾート地、ニセコ。その豊かな自然とグローバルな環境の中に、ニセコ町立ニセコ高等学校はあります。全国唯一の「緑地観光科」を持つユニークな高校として知られ、地域に根ざしながら世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指しています。これまでの昼間定時制から、令和8年度には大学進学にも対応する「進学型単位制総合学科」へと生まれ変わる予定もあり、今まさに注目が集まっている学校です。

この記事では、そんな魅力あふれるニセコ町立ニセコ高等学校について、中学生や保護者の皆さんが知りたい情報を詳しく、そして分かりやすく解説していきます。体験型の授業や地域と密着した学び、そして生徒一人ひとりの個性を大切にする校風など、ニセコ高校ならではの魅力をたっぷりとお伝えします。

この記事を読めば、ニセコ町立ニセコ高等学校がどんな学校で、どんな高校生活が待っているのか、きっと具体的にイメージできるはずです。あなたの未来の選択肢の一つとして、ぜひじっくりと読み進めてみてください。

ニセコ町立ニセコ高等学校の基本情報

まずは、学校の基本的な情報を確認しましょう。

項目 内容
正式名称 ニセコ町立ニセコ高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 共学
所在地 〒048-1501 北海道虻田郡ニセコ町字富士見141番地9
代表電話番号 0136-44-2224
公式サイト https://niseko-highschool.jp/

ニセコ町立ニセコ高等学校の偏差値・難易度・併願校

ニセコ高校は昼間定時制の専門高校であるため、一般的な普通科高校のように明確な偏差値は算出されていません。大切なのは、学力試験の点数だけでなく、この学校で学びたいという強い意欲です。

難易度をイメージするためには、偏差値よりも「なぜニセコ高校で学びたいのか」を自分の言葉で語れることが重要になります。体験型の授業や地域での活動に積極的に参加する姿勢が求められるでしょう。

北海道の公立高校入試制度上、他の公立高校との併願はできません。そのため、併願を考える場合は私立高校が選択肢となります。近隣エリアの私立高校としては、以下のような学校が考えられますが、自分の興味や学力に合った学校をしっかり調べることが大切です。

  • 主な併願校(例)

    • 北星学園余市高等学校

    • 函館大学付属有斗高等学校

    • 札幌静修高等学校

ニセコ町立ニセコ高等学校に設置されている学科・コース

ニセコ高校には、全国で唯一の「緑地観光科」が設置されています。2年生からは、より専門的な2つのコースに分かれて学びを深めていきます。

  • 緑地観光科

    • アグリフードコース:ニセコの基幹産業である農業について、持続可能な農業に関する知識や技術を学びます。農業や食に関心があり、自然と共に働くことに興味がある人におすすめです。

    • グローバル観光コース:国際リゾート地ニセコを舞台に、高い英語力とホスピタリティを身につけます。世界中の人々と交流し、観光業界で活躍したい人にぴったりのコースです。

なお、令和8年度からは大学進学など多様な進路希望に対応できる「進学型単位制総合学科」へと移行する予定です。

ニセコ町立ニセコ高等学校の特色・校風

ニセコ高校の校風は、「地域密着」「グローバル」「体験重視」といったキーワードで表すことができます。世界的に有名なリゾート地という特性を活かし、地域全体が学びのフィールドとなっています。

  • 宿題の量:一般的な進学校に比べると、量は多くないという声がありますが、体験学習のレポートなど、自分で考えてまとめる課題が出されることが多いようです。

  • 校則:スマートフォンの使用など一部厳しい面もあるようですが、生徒の自主性を尊重する雰囲気があり、全体的には厳しすぎないという意見が見られます。

  • 生徒たちの雰囲気:全国から生徒が集まるため、多様なバックグラウンドを持つ生徒が共に学んでいます。いじめも少なく、先生方が親身に対応してくれるという口コミが多く、安心して学校生活を送れる環境のようです。

  • アルバイト:原則として許可されていませんが、長期休業中など条件付きで可能な場合があるようです。学校に確認が必要です。

  • 制服の評判:2021年度から新しい制服に変わりました。ブレザータイプで、スラックス2種、スカート3種、ネクタイ・リボン3種、ニットベスト3種から自由に組み合わせることができる「選べる制服」として評判は良いようです。

  • 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。

ニセコ町立ニセコ高等学校の部活動・イベント

部活動

生徒数は多くありませんが、ニセコ高校では運動部・文化部ともに活動しています。特に、地域の特性を活かした部活動も見られます。

  • 運動部:バレーボール部、卓球部、バドミントン部、バスケットボール部、ランニング部などがあります。定時制通信制体育大会(定通体連)の全道大会に出場するなど、実績を残している部もあります。

  • 文化部:音楽部やボランティアクラブなどがあります。農業クラブは全国大会に出場経験があり、活発に活動しています。

イベント

ニセコ高校のイベントは、地域との連携が大きな特徴です。生徒と地域住民が一体となって盛り上がります。

  • 学校祭(ニ高祭):生徒が地域の企業と協力して出店するなど、地域を巻き込んだ一大イベントです。夜には打ち上げ花火もあり、町民にとっても楽しみな行事となっています。

  • 体育祭:生徒数は多くありませんが、その分、学年を超えて団結し、活気にあふれています。

  • 修学旅行:以前は海外でしたが、近年は国内で実施されています。

  • その他:ニセコマラソンへの参加や、農業・観光に関する見学実習など、ニセコならではの体験的な行事が豊富に用意されています。

ニセコ町立ニセコ高等学校の進学実績

ニセコ高校は、大学進学から専門学校、就職まで、生徒一人ひとりの希望に応じた多様な進路を実現しています。進学希望者には2年生から本格的なサポートが始まるなど、手厚い進路指導も魅力です。

  • 国公立大学:具体的な大学名と人数の公表は少ないですが、進学実績があります。

  • 私立大学:酪農学園大学や北海学園大学など、道内の大学への進学者がいます。

  • 専門学校・その他:北海道立農業大学校のほか、デザイン、動物、保育、観光など、専門分野を学ぶための専門学校へ進学する生徒も多数います。

  • 就職:地元の観光関連企業や農業法人、公務員(自衛隊など)まで、幅広い業種への就職実績があります。

オンライン学習教材「スタディサプリ」を導入しており、基礎学力の定着から大学受験対策まで、個々のレベルに応じた自律的な学習をサポートしています。

ニセコ町立ニセコ高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、ニセコ高校ならではのユニークな魅力をまとめました。

  • 全国唯一の「緑地観光科」:農業と観光という、ニセコの基幹産業を専門的に学べる日本で唯一の学科です。

  • 地域全体がキャンパス:世界的なリゾート地ニセコをフィールドに、地域の人々や企業と連携した実践的な学びが豊富です。

  • グローバルな学習環境:世界中から人が集まる環境を活かし、日常的に異文化に触れることができます。校内に国際交流拠点「NISEKO World Village」の設置も進められています。

  • 全国からの生徒募集と学生寮:学区がなく全国から生徒を受け入れています。「希望ヶ丘寮」という学生寮も完備されており、遠方からの生徒も安心して学校生活を送れます。

  • 進化し続ける学校:令和8年度には「進学型単位制総合学科」へ移行し、大学進学へのサポートを強化します。小樽商科大学との連携による起業家教育プログラムなど、新しい学びが次々と始まっています。

  • 手厚い個別サポート:生徒数が少ない分、先生方の目が一人ひとりに行き届きやすく、学習面でも生活面でも親身なサポートが受けられると評判です。

  • 選べる制服:生徒の個性を尊重し、複数のアイテムから自由にコーディネートできる制服が導入されています。

ニセコ町立ニセコ高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生、保護者からの声をまとめました。

  • 良い点:

    • 「先生方がとても親身で、進学や就職のサポートが手厚い」という声が非常に多いです。

    • 「体験型の授業が多く、楽しく学びながら成長できた」と、実践的なカリキュラムを評価する意見が目立ちます。

    • 「いじめが少なく、安心して学校生活を送れた」という声も多く聞かれます。

    • 「地域との交流が盛んで、様々な経験ができた」と、ニセコならではの環境を魅力に感じる生徒が多いようです。

  • 気になる点:

    • 「生徒数が少ないため、部活動の種類が限られる」という意見があります。

    • 「専門的な内容が中心なので、普通科の勉強をしっかりやりたい人には物足りないかもしれない」という声もあります。(ただし、これは進学型単位制総合学科への移行で解消される可能性があります)

    • 「駅から少し距離がある」という、アクセスに関する指摘も一部見られます。

アクセス・通学

ニセコ高校への主なアクセス方法は以下の通りです。

  • 鉄道:JR函館本線「ニセコ駅」から約1.7km、徒歩で約20分です。

  • バス:道南バス「ニセコ高校前」バス停下車、徒歩1分です。

ニセコ町内や近隣の倶知安町、蘭越町などから通学する生徒が多いですが、学生寮があるため、札幌市など道内の遠方や道外から入学する生徒もいます。

ニセコ町立ニセコ高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

ニセコ高校は、「何かをやってみたい」「普通の高校生活では物足りない」と考えている君にこそ、ぴったりの学校です。豊かな自然や世界中の人々との出会いを通じて、教室の中だけでは学べないたくさんのことを経験できます。特に、農業や食、観光、あるいは国際交流に少しでも興味があるなら、これほど刺激的な環境はありません。

ニセコ高校が君に求めているのは、テストの点数だけではありません。新しいことに挑戦する好奇心や、仲間と協力して何かを成し遂げようとする積極性です。面接では、「ニセコで何を学び、どのように成長したいか」を自分の言葉で熱く語れるように準備しておきましょう。体験入学にはぜひ参加して、学校の雰囲気を肌で感じてみてください。ここでしかできない経験が、君を待っています。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。