立命館宇治高等学校は、京都府宇治市に広大なキャンパスを構え、グローバルな人材育成を力強く推進している私立高校です。立命館大学の附属校としての強みを活かし、多くの生徒が内部進学で夢を実現する一方、国際バカロレア(IB)コースをはじめとする先進的な教育プログラムを通じて、海外大学や国内の難関大学への道も大きく開かれています。
立命館宇治高等学校の基本情報
立命館宇治高等学校の偏差値・難易度・併願校
IB(国際バカロレア)コース : 67程度IM(イマージョン)コース : 67程度IGコース : 67程度
立命館宇治高等学校に設置されている学科・コース
IBコース(国際バカロレアコース)
国際的に認められている大学入学資格「国際バカロレアディプロマ」の取得を目指すコースです。授業の多くが英語で行われ、探究的な学びを通して論理的思考力や表現力を養います。海外の大学や国内の難関大学への進学を強く希望する生徒におすすめです。 IMコース(イマージョンコース)
2年次に1年間の海外留学を経験することが最大の特徴です。留学を通して高度な英語運用能力と異文化理解力を身につけます。英語で行われる授業もあり、グローバルな環境で学びたい、挑戦したいという意欲のある生徒に最適です。 IGコース(インテグレイテッドグローバルコース)
立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)への内部進学を中心に、多様な進路実現を目指すコースです。基礎学力を固めながら、興味や関心に応じて多彩な選択科目を履修できます。自分の可能性をじっくり探求したい生徒におすすめです。
立命館宇治高等学校の特色・校風
宿題の量 : 口コミでは「課題は多め」という声が見られます。特にIBコースなどは予習・復習が欠かせないようです。計画的に学習を進める習慣が求められます。校則 : 他の私立高校と比較すると、校則は緩やかな傾向にあるようです。スマートフォンの校内での使用が許可されている点は、多くの生徒にとって魅力的なポイントのようです。服装や頭髪に関する規定はありますが、生徒の自主性が尊重されています。生徒たちの雰囲気 : 帰国生や留学生も多く在籍しており、非常に国際色豊かな環境です。生徒たちは明るく活発で、何事にも積極的に取り組む姿勢が見られます。お互いを尊重しあえる、居心地の良い雰囲気があるとの評判です。アルバイト : 原則として禁止されています。学業に専念することが第一と考えられています。制服 : 品のあるデザインで、生徒からの評判は良いようです。季節に応じた着こなしのバリエーションもあります。土曜授業 : 土曜授業が実施されることがあります。詳細なスケジュールは年度によって異なりますので、学校説明会などで確認することをおすすめします。
立命館宇治高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :陸上競技部(女子駅伝) : 全国高等学校駅伝競走大会の常連校であり、何度も優勝経験のある名門です。アメリカンフットボール部 : 「パンサーズ」の愛称で知られ、全国大会(クリスマスボウル)で優勝経験もある強豪です。硬式野球部 : 甲子園への出場経験も豊富で、常に高いレベルで活動しています。
この他にも、サッカー部、ラグビー部、チアリーダー部、バトントワリング部なども全国大会で活躍しています。
文化部 :
吹奏楽部や放送部、書道部など、文化部も活発に活動しています。運動部だけでなく、文化部も充実しているのが立命館宇治高校の魅力の一つです。
イベント
文化祭(興風祭 – こうふうさい) : 毎年秋に開催される最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなど、多彩な企画で盛り上がります。生徒たちが自分たちで作り上げる達成感は格別のようです。体育祭 : 中高合同で開催され、学年やクラス対抗で様々な競技に熱中します。応援合戦なども見どころの一つです。修学旅行 : 行き先は年度やコースによって異なりますが、海外へ行く機会もあり、グローバルな学びを深める貴重な体験となります。
立命館宇治高等学校の進学実績
国公立大学 : 京都大学、大阪大学、神戸大学など、難関国公立大学への合格者も輩出しています。難関私立大学 : 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)へは、内部進学者を含め非常に多くの合格実績があります。早稲田大学、慶應義塾大学といった関東の難関私立大学への進学者も見られます。海外大学 : IBコースの生徒を中心に、海外の大学へ進学する卒業生も少なくありません。これまでの進学先には、トロント大学(カナダ)、エディンバラ大学(イギリス)、メルボルン大学(オーストラリア)など、世界の名門大学が名を連ねています。
立命館宇治高等学校の特長・アピールポイント
国際バカロレア(IB)認定校 : 世界水準の教育プログラムであるIBディプロマ・プログラムを受けられる、関西初の高等学校(一条校)です。多様なグローバル教育 : IMコースの1年間留学をはじめ、短期の海外研修や国際交流イベントなど、世界とつながる機会が豊富に用意されています。立命館大学との高大連携 : 附属校ならではの強みを活かし、大学の講義を聴講したり、大学の研究室を訪問したりする機会があります。充実したICT環境と施設 : Wi-Fi環境が完備され、生徒一人ひとりが学習活動にICTを積極的に活用しています。広大な敷地には、アリーナ、グラウンド、食堂など最新の施設が整っています。全国トップレベルの部活動 : 陸上、アメフト、野球、チアリーダーなど、数多くの部活動が全国の舞台で輝かしい実績を収めています。多様性あふれる生徒構成 : 帰国生や留学生が多く在籍し、日常的に多様な文化に触れることができる環境は、国際感覚を養う上で大きな財産となります。生徒の自主性を育む校風 : 自由な雰囲気の中で、生徒が主体的に学校行事や部活動を作り上げていく文化が根付いています。
立命館宇治高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「グローバルな環境で、様々な背景を持つ友人ができた」 「施設がとても綺麗で、毎日快適に過ごせる」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」 「部活動が盛んで、高いレベルで挑戦できる環境がある」 「学校行事が楽しく、クラスの団結力が強い」 「立命館大学への内部進学があるので、安心して勉強に打ち込める」
気になる点 :「駅からバスに乗る必要があり、アクセスが少し不便」 「私立なので、やはり学費は高め」 「課題の量が多く、計画的に進めないと大変」 「生徒数が多いので、先生に覚えてもらうのが大変な場合もある」
アクセス・通学
近鉄京都線「大久保」駅 より、京都京阪バスで約10分、「立命館宇治高校」下車すぐJR奈良線「新田」駅 より、京都京阪バスで約10分、「立命館宇治高校」下車すぐ京阪宇治線「宇治」駅 より、京都京阪バスで約20分JR奈良線「宇治」駅 より、京都京阪バスで約15分
立命館宇治高等学校受験生へのワンポイントアドバイス