京都府教育委員会は2026年10月22日、令和9年度(2027年度入試)の京都府公立高校をほかの都道府県から受験する人に向けて、WEB出願システムのIDを取る手続きを案内しました。原則として11月30日(月)までに手続きをします。京都府内の中学校に通っている人は、この手続きは必要ありません。
出願は2027年2月3日(水)から5日(金)までで、すべてWEB出願です。IDがないと出願の入力に進めないので、他府県の中学校に通っている人は早めに動きましょう。
何が発表されたの?
ひとことで言うと、「他府県の中学生が京都府の公立高校を受けるときは、先にWEB出願用のIDをもらってね」という案内です。
そもそもWEB出願システムIDって何?
令和9年度の京都府の公立高校入試では、出願をWEB出願システムで行います。このシステムにログインするための「入り口の番号」がIDです。京都府内の中学校に通っている人は、中学校からIDが配られます。ところが、他府県の中学校に通っている人には、京都府の中学校からIDが配られません。そこで、自分で教育委員会に頼んでIDを発行してもらう手続きが必要になります。
だれが手続きをするの?
案内の対象は、他府県などから京都府の公立高校を志願する人です。他府県の中学校などに通っている人は、11月30日(月)までに手続きをするよう求められています。11月30日を過ぎてしまった場合は、高校改革推進室(075-414-5848)に問い合わせることになっています。
どうやってIDをもらうの?
教育委員会の資料に書かれている流れは、次の4つのステップです。
- ステップ1:高校改革推進室のホームページにある「ID発行依頼」のExcelファイルをダウンロードして、必要な事項を入力します。
- ステップ2:京都府教育委員会の高校改革推進室あてに、メールを送ります。件名は「【ID発行依頼】WEB出願システム(志願者の名前)」とし、先ほど作ったExcelファイルを添付します。宛先は koukoushutuganid@pref.kyoto.lg.jp です。
- ステップ3:12月7日(月)までに、IDとマニュアルがメールで届きます。
- ステップ4:マニュアルを見ながら、志願者の情報を入力します。入力できる期間は、入学者選抜要項の33ページにある別表6で確認します。
Excelが使えない場合は、Word版の項目をコピーして、メールの本文に貼りつけて送ってもよいとされています。ただし、原則はExcel版です。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと、「11月30日までにID、1月上旬に特別事情具申、2月3日から5日に出願」という3つの山があります。
IDの取得に関する日程
- ID発行依頼の目安:11月30日(月)まで
- IDとマニュアルが届く日:12月7日(月)まで
- 問い合わせ先:京都府教育庁指導部高校改革推進室(075-414-5848)
特別事情具申(とくべつじじょうぐしん)の日程
特別事情具申とは、入学日までに他府県や外国から京都府内へ引っ越す予定の人などが、お住まいの地域と違う高校に出願するために、あらかじめ転居先などを届け出る手続きです。京都府の全日制の公立高校では、保護者の住所が京都府内にあるか、入学日までに京都府内へ引っ越す予定であること、または教育委員会の許可を受けることが志願の条件の1つになっています。そのため、他府県から受ける人には、この手続きが関わってきます。
- 持参で提出:2027年1月5日(火)から1月8日(金)、午前9時から午後4時30分まで
- 郵送で提出:2026年12月14日(月)から12月17日(木)の消印有効。郵送できるのは、他の都道府県や外国から京都府内に引っ越す場合と、府外に住む人が入学を志願するために許可申請をする場合に限られます
- 受付場所:京都府教育庁(高校改革推進室)と、乙訓・山城・南丹・中丹・丹後の各教育局
資料には「例年、手続期間の初日に多くの方が来庁されます。長時間お待ちいただく場合がございます」とも書かれています。
前期選抜・後期選抜の日程(令和9年度)
- 前期選抜の出願:2月3日(水)から2月5日(金)、午前9時から午後5時まで(WEB出願システム)
- 統一学力検査:2月18日(木)
- 学校個別検査:原則2月19日(金)。学校によって日程が違います
- 追検査:2月24日(水)・25日(木)。病気などで受検できなかった人などが対象です
- 前期選抜の合格発表:3月5日(金)午後2時
- 後期選抜の出願:3月10日(水)・11日(木)
- 後期選抜の学力検査:3月16日(火)
- 後期選抜の合格発表:3月18日(木)午後2時
京都堀川音楽高校など、日程が違う学校があります。受ける学校の日程は、必ず募集要項で確かめてください。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと、「在籍している中学校への連絡」「ID発行依頼」「特別事情具申」の順に、早めに動くことです。
うちの子は何をすればいい?
- まず中学校に連絡する:引っ越しなどの予定がある場合は、在籍している中学校に連絡するよう、資料の流れに書かれています。
- 選抜要項を手に入れる:令和9年度の入学者選抜要項や特別事情具申の様式は、高校改革推進室のホームページに載っています。郵送で資料を請求することもできます。
- わからないことは事前に相談する:11月下旬から12月上旬までに、選抜要項の67ページと「提出書類確認シート」を見て、不明な点があれば事前に相談するよう案内されています。京都府立高校に出すなら高校改革推進室、京都市立高校に出すなら京都市教育委員会(075-222-3811)です。
- ID発行依頼を11月30日までに送る:他府県の中学校に在籍している場合です。
- 書類を準備する:12月下旬ごろまでに、提出書類確認シートを見ながら必要な書類をそろえます。郵送する場合は、12月上旬ごろまでの準備と確認が目安です。
住民票はいつまでに動かせばいい?
特別事情具申のときは、住民票の提出を求められていません。ただし、合格したあとに各高校で行う入学手続のときに、住民票記載事項証明書の提出を求められます。それまでに住所を移しておく必要があります。
定時制・通信制を受ける場合は?
定時制課程と通信制課程を志望する人は、特別事情具申は不要です。ただし、高校によっては書類の提出を求めることがあるため、志願する高校に問い合わせるよう案内されています。
よくある質問
Q. 京都府内の中学校に通っていますが、ID発行依頼は必要ですか?
A. 必要ありません。京都府内の中学校に在籍している場合は、中学校から配られるIDを使って、志願者情報を入力します。
Q. 11月30日を過ぎたらもう出願できませんか?
A. 資料には「11月30日を過ぎた場合は、高校改革推進室に問い合わせてください」とあります。出願できないとは書かれていません。ただし、期限は原則なので、余裕をもって手続きしましょう。
Q. IDの手続きに使うファイルはどこにありますか?
A. 高校改革推進室のホームページに、Excel版とWord版の「ID発行依頼」が載っています。Excelの編集ができないときは、Word版を使います。
出典:京都府教育委員会 高校改革推進室「WEB出願システムIDの取得手続」、同「特別事情具申の手続き方法等について」(発表:2026年10月22日、確認:2026年10月25日)、同「令和9年度京都府公立高等学校入学者選抜について」(日程の確認用。2026年8月28日付、確認:2026年10月25日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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