北海道教育委員会が2026年9月30日に、2027年度(令和9年度)の道立高校入試のルールをまとめた「入学者選抜の手引」と、一般・推薦などの実施要項を公表しました。いちばん大事な日付は、一般入学者選抜の学力検査が2027年3月3日(水)、合格発表が3月16日(火)であることと、出願の受付が1月18日(月)から1月21日(木)であることです。
何が発表されたの?
ひとことで言うと:道立高校を受けるときの「いつ・何を・どうやって」を決めたルールブックが、正式に決まりました。
北海道では、公立高校の入試は大きく2種類あります。ひとつは学力検査(筆記テスト)で合否を決める「一般入学者選抜」。もうひとつは、学校が決めた条件のもとで面接などをして決める「推薦入学者選抜」です。手引には、この2つに加えて、連携型中高一貫教育校、北海道有朋高等学校、専攻科、道外からの出願それぞれの要項と様式がそろっています。
出願はウェブ入力+書類の提出
一般入学者選抜では、まず「申請システム」というウェブ上のページで、願書や受検票に使う情報を入力します。入力できる期間は2026年12月4日(金)から2027年1月21日(木)です。入力したあと、願書・写真台紙・受検票をA4用紙に片面で印刷し、中学校を通じて志望する高校に出します。写真は、出願前6か月以内に上半身を正面から撮ったもの(縦7cm×横5cm)です。写真はデータ(10MB以内)でアップロードする方法と、印刷した台紙に貼る方法のどちらかを選べます。
入学検定料(受検の手数料)は、全日制と専攻科が2200円、定時制と専攻科(定時制)が950円です。北海道収入証紙を願書に貼るか、オンライン支払をします。オンライン支払の手数料は出願者の負担です。
受ける教科は5教科
全日制の学力検査は、国語・数学・社会・理科・英語の5教科で、各100点です。解答の時間は各50分で、英語には聞き取りテストが含まれます。定時制では学力検査は行いません。また、北方領土に関する内容も出題されると要項に書かれています。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと:中3の冬は「12月に入力開始、1月に出願、2月に受検票、3月に検査」という流れです。
一般入学者選抜の流れ
- 出願情報のウェブ入力:2026年12月4日(金)〜2027年1月21日(木)
- 出願の受付:2027年1月18日(月)〜1月21日(木)、9:00〜16:30(21日は12:00まで)。定時制で就職内定証明書を添付できる人は2月26日(金)まで
- 出願状況の発表:1月25日(月)10:00(学力向上推進課のウェブページ)
- 出願変更の受付:1月26日(火)〜2月1日(月)、9:00〜16:30(1日は16:00まで。土曜・日曜を除く)
- 出願変更の中間発表:1月28日(木)16:30(各高校で掲示)
- 出願変更状況の最終発表:2月10日(水)10:00
- 受検票の交付:2月2日(火)〜2月12日(金)
- 学力検査:3月3日(水)
- 追検査:3月10日(水)
- 合格発表:3月16日(火)10:00(ウェブ掲載)
- 第2次募集の人員発表:3月18日(木)9:00
- 第2次募集の出願受付:3月19日(金)9:00〜16:30
学力検査当日の時間割(3月3日)
- 第1部 国語:9:20〜10:15
- 第2部 数学:10:35〜11:30
- 第3部 社会:11:50〜12:45
- 第4部 理科:13:35〜14:30
- 第5部 英語:14:50〜15:45
各教科の時間の最初の5分間は、注意や問題用紙の配付にあてられ、解答にかかる時間は50分です。持ち物は、受検票、鉛筆(シャープペンシルを含む)、消しゴム、定規(分度器のついていないもの)、コンパス、鉛筆削り、上履き、昼食です。携帯電話(スマートフォンを含む)、スマートウォッチなどのウェアラブル端末、辞書機能付き時計、計算機(時計型・ペンシル型を含む)は持ち込めません。
推薦入学者選抜の主な日程
- 個人調査書の送付:2月2日(火)12:00まで
- 面接等:2月9日(火)
- 合格内定者数の発表:2月17日(水)10:00
- 入学確約書の提出:2月18日(木)9:00〜16:30
日程表には、推薦・連携型などの「再出願の受付」が2月18日(木)と19日(金)の9:00〜16:30と載っています。対象になる人の条件は、推薦入学者選抜の実施要項で確認してください。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと:いちばん大事なのは「出願の受付が4日間しかない」ことです。
うちの子は何をすればいい?
- 出願日を手帳やカレンダーに入れる:受付は1月18日〜21日の4日間で、最終日の21日は12:00までです。願書の入力と印刷は、早めに進めておくと安心です。
- 志望校・学科を決める:出願できるのは、1つの高校の1つの学科が基本です。2つ以上の学科がある高校では、同じ課程の別の学科を第2志望、3つ以上あれば第3志望にできます。
- 学区の確認:普通科などを第2志望・第3志望にするときや、住所が志望校の通学区域にないときは、通学区域規則のルールが適用されます。隣接学区などへの就学の承認申請は、2026年12月4日(金)の正午までに、中学校を通して出願先の高校へ出す必要があります。
- 出願後は1回だけ変更できる:出願後に、同じ課程の別の学科か別の高校へ1回だけ出願を変更できます。出願状況を見て考える人は、1月26日〜2月1日の変更期間を覚えておきましょう。
- 特別な配慮が必要なとき:願書の入力画面で「特別な配慮の希望の有無」を選びます。希望する場合は早めに中学校へ相談してください。
日程の細かい時間や手続きの手順は、今後の中学校での説明や志望校の案内で変わる部分もあります。必ず最新の案内を確かめてください。
よくある質問
Q. 一般と推薦、両方に出願できますか?
A. できません。推薦入学者選抜や連携型、有朋高校、道外からの推薦などの要項で出願した人は、同時に一般入学者選抜には出願できないと、一般要項に書かれています。
Q. 学力検査の問題や答えは公開されますか?
A. 要項には、各教科の検査が終わったあと、問題用紙と正答表を外部に配ったり、校内に掲示したりしてよいと書かれています。
Q. 学力検査当日に受けられなかったら?
A. 追検査が3月10日(水)に予定されています。受けたい人は、学力検査の翌日の3月4日(木)16:00までに追検査受検願を出す流れです。条件などの詳しい内容は、手引で確認してください。
出典:北海道教育委員会「令和9年度(2027年度)道立高等学校入学者選抜の手引」、同「日程表」、同「一般入学者選抜実施要項」(発表:2026年9月30日、確認:2026年10月25日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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