名古屋市立名東高等学校は、国際感覚豊かな生徒の育成を目指し、1984年に設立された、緑豊かな環境に恵まれた高校です。 普通科と国際英語科を設置しており、特に英語教育に力を入れていることで知られています。 専任のアメリカ人常勤講師による授業や、海外留学のサポートなど、グローバルな視点を養うための環境が整っています。
名古屋市立名東高等学校の基本情報
名古屋市立名東高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科: 63 国際英語科: 63
名古屋市立名東高等学校に設置されている学科・コース
普通科 週35時間の授業時間を確保し、2年生からは理系・文系の希望進路に応じた選択科目が用意されています。 3年生ではさらに細かく科目を選択でき、多様化する大学入試に柔軟に対応できる学力を養います。
国際英語科 「世界中どこでも役立つ人になろう」を目標に、高度な英語力と国際感覚を身につける学科です。 授業の約3分の1が英語関連で、ネイティブ講師による授業も豊富です。 留学生との交流や海外研修など、実践的な学びの機会が多く設けられています。
名古屋市立名東高等学校の特色・校風
校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が多いようです。 髪型に関する厳しい規則は少ないようですが、染髪は認められていません。 スマートフォンは校内での使用が可能で、休み時間には多くの生徒が利用しています。授業で調べ物をする際に活用することもあるようです。 制服は、紺のブレザーにストライプのネクタイで、生徒からは「公立高校の中ではトップレベルで可愛い」と評判です。 アルバイトは原則として禁止されています。 生徒たちは全体的に真面目で明るい雰囲気の人が多いと言われています。 行事の際にはメイクや髪をアレンジして思い切り楽しみ、翌日には切り替えて真面目に授業に取り組むなど、メリハリのある学校生活を送っているようです。 宿題の量については、特に多いという声は少ないですが、英語教育に力を入れているため、英語の課題は多めに出される傾向があるかもしれません。 土曜授業は実施されていません。
名古屋市立名東高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部では、ダンス部やサッカー部、陸上部などが活発です。 文化部も充実しており、特に軽音楽部は全国規模の大会でグランプリを受賞するなど、高いレベルで活動しています。 他にも、能楽研究部や外国語研究部といった珍しい部活動もあります。 多くの生徒が部活動に加入しており、学年を超えて仲が良いのが特徴のようです。
イベント
名東祭(文化祭) 9月中旬に開催され、校内発表と一般公開の2日間にわたって行われます。 クラスや部活動、有志団体による発表はどれもクオリティが高く、毎年大変な盛り上がりを見せます。
体育祭(スポーツフェア) 6月に行われる体育祭は、クラス対抗で様々な競技に全力で取り組み、大きな歓声に包まれます。
修学旅行 2年生の10月に実施されます。
その他 夏と春には球技大会(サマーフェア、スプリングフェア)が、冬には文化部発表会(Meito Art Jam)や校内英語スピーチコンテストなど、年間を通じて多彩な行事が開催されます。
名古屋市立名東高等学校の進学実績
国公立大学 名古屋大学 (11名)、名古屋工業大学 (13名)、名古屋市立大学 (19名)、愛知県立大学 (16名)、愛知教育大学 (8名)、大阪大学 (2名)、神戸大学 (1名)など、多数の合格者を出しています。(2024年実績)
難関私立大学 南山大学 (172名)、名城大学 (195名)、中京大学 (126名)、同志社大学 (32名)、立命館大学 (106名)、関西学院大学 (21名)、早稲田大学 (2名)、明治大学 (9名)など、東海地方や関東・関西の有名私立大学にも多くの生徒が進学しています。(2024年実績)
その他の進路 多くの生徒が大学進学を目指しますが、専門学校への進学や就職など、多様な進路選択に対応しています。また、国際英語科の生徒の中には海外の大学へ進学する生徒もいます。
名古屋市立名東高等学校の特長・アピールポイント
生きた英語に触れる国際理解教育 ロサンゼルス市から派遣された2名のアメリカ人常勤講師が、普通科と国際英語科の両方で少人数制の授業を行います。
ユネスコスクールとしての活動 2014年にユネスコスクールの認定を受け、持続可能な社会の担い手を育む教育(ESD)に学校全体で取り組んでいます。
活発な国際交流 外国人留学生の受け入れや、オーストラリアでの語学研修(希望者)など、海外の生徒と交流する機会が豊富に用意されています。
生徒主体で創り上げる学校行事 文化祭「名東祭」をはじめとする学校行事は、生徒会執行部を中心に生徒たちが企画・運営を行い、毎年大きな盛り上がりを見せます。
全国レベルの部活動 軽音楽部が全国大会でグランプリに輝くなど、多くの部活動が東海大会や全国大会で活躍しています。
地域に開かれた学校 夜間や日曜日などに図書室や集会室を一般市民に開放し、地域の文化向上にも貢献しています。
充実した授業時間 1コマ46分の7限授業(普通科)を実施し、主要教科の十分な学習時間を確保しています。
名古屋市立名東高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自由な校風でのびのびと過ごせる」「生徒の自主性を尊重してくれる」という声が非常に多いです。 「文化祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強まる」といった、学校行事への満足度が非常に高いようです。 「国際交流が盛んで、留学生と話す機会が多い」「英語の授業が充実している」など、グローバルな環境を評価する声も目立ちます。 「制服が可愛いと評判が良い」という意見も多く見られます。 「先生方は個性的で面白い先生が多く、親身に相談に乗ってくれる」といった、教員に対するポジティブな口コミもあります。
気になる点 「最寄り駅からバスに乗る必要があり、アクセスが良いとは言えない」「坂の上にあるので、自転車通学は大変」という、立地に関する意見があります。 「自主性を重んじる校風は、裏を返せば『ほったらかし』と感じる人もいるかもしれない」という指摘もあります。 「施設が少し古い」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
名古屋市営地下鉄東山線「本郷駅」または「星ヶ丘駅」から市営バスに乗車、「極楽」停留所下車、徒歩約3分。 名古屋市営地下鉄鶴舞線「平針駅」から市営バスに乗車、「極楽」停留所下車、徒歩約3分。 名鉄バス「梅森坂口」停留所下車、徒歩約10分。
名古屋市立名東高等学校受験生へのワンポイントアドバイス