杜の都、仙台で100年近い歴史を紡ぐ常盤木学園高等学校は、多くの生徒が「自由と芸術」の理念のもと、のびのびと自分らしい学校生活を送っている伝統ある女子校です(音楽科のみ共学)。長い歴史の中で築き上げてきた独自の教育プログラムと、生徒一人ひとりの個性を尊重する校風が、常盤木学園高等学校の大きな魅力となっています。
常盤木学園高等学校の基本情報
常盤木学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 スーパー両立コース(SBC): 55 普通科 国際教養コース: 53 普通科 リバティコース: 47 音楽科: 45
仙台育英学園高等学校 東北学院高等学校 聖和学園高等学校 尚絅学院高等学校 聖ウルスラ学院英智高等学校
常盤木学園高等学校に設置されている学科・コース
普通科 リバティコース どんなことを学ぶ?:基礎学力を固めながら、2年次から文系・理系・キャリアプラスに分かれ、多様な進路に対応します。 どんな生徒におすすめ?:まだ将来の夢が具体的に決まっていない人や、進学か就職かじっくり考えたい人。
普通科 国際教養コース どんなことを学ぶ?:英語の授業に力を入れ、海外研修などを通じて実践的な語学力と異文化理解を深めます。 どんな生徒におすすめ?:将来、海外で活躍したい人や、語学を活かした仕事に就きたい人。
普通科 スーパー両立コース(SBC) どんなことを学ぶ?:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、高いレベルの授業と手厚い進学サポートを受けられます。 どんな生徒におすすめ?:部活動と勉強を高いレベルで両立させながら、難関大学合格を目指したい人。
音楽科 どんなことを学ぶ?:専門的な音楽教育を受けながら、音楽のプロフェッショナルを目指します。(男女共学) どんな生徒におすすめ?:音楽大学への進学や、将来音楽家として活躍したいという強い意志を持っている人。
常盤木学園高等学校の特色・校風
校風を表すキーワード: 自由と芸術、文武両道、個性の尊重宿題の量: コースによって差はありますが、特に進学を目指すコースでは、日々の予習復習が欠かせない程度の量が出るようです。校則: 全体的に見ると、標準的な校則のようですが、「自由な校風をイメージしていたが、意外と厳しい」と感じる声も一部で見られます。スマホ: 校内での使用については、ルールが定められているようです。休み時間や放課後の使用は許可されていることが多いですが、授業中の使用は厳しく制限されています。服装: 創立以来変わらない伝統的なセーラー服は、生徒からの人気が非常に高いです。 スラックスも選択できます。 着こなしに関する指導は、ある程度行われるようです。アルバイト: 原則として禁止されていることが多いようです。特別な事情がある場合は、学校への申請が必要となる可能性があります。生徒たちの雰囲気: コースによってカラーは異なりますが、全体的には明るく活発な生徒が多いようです。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気も特徴です。
制服の評判: 緑色のスカーフが特徴的なセーラー服は、「かわいい」と在校生や受験生から非常に人気があります。 夏服と冬服があり、季節に合わせておしゃれを楽しむことができます。土曜授業: スーパー両立コース(SBC)では、土曜授業が設定されています。
常盤木学園高等学校の部活動・イベント
部活動
サッカー部: 全国高校女子サッカー選手権で5回の優勝を誇るなど、全国屈指の強豪校として知られています。 なでしこジャパンの選手も多数輩出しており、高いレベルでサッカーに打ち込みたい生徒にとっては最高の環境です。新体操部・器械体操部: これらの部活動も全国大会の常連で、インターハイ出場などの輝かしい実績を持っています。文化部: 吹奏楽部やミュージカル部、ダンス部なども盛んに活動しており、学園祭などでのパフォーマンスは圧巻です。
イベント
学園祭: 毎年8月下旬から9月上旬にかけて開催され、一般公開も行われます。 各クラスや文化部による出店やステージ発表は非常に盛り上がり、地域でも評判のイベントです。運動会・球技大会: クラス対抗で白熱した戦いが繰り広げられ、クラスの団結力が高まるイベントです。修学旅行(2年生): シンガポール、台湾、関西の3つのコースから選択できます。 国際教養コースや音楽科では、独自の海外研修も用意されています。合唱コンクール: 年に2回開催され、クラス一丸となって練習に励みます。美しいハーモニーがホールに響き渡ります。尾瀬自然学校(1年生): 入学して間もない時期に、豊かな自然の中で友情を深める宿泊行事です。
常盤木学園高等学校の進学実績
国公立大学: 筑波大学: 2名 東京藝術大学: 1名 東京学芸大学: 1名 山形大学: 4名 山梨大学: 1名 ハワイ大学: 1名
難関私立大学: 立教大学: 6名 立命館大学: 1名 関西大学: 2名 明治学院大学: 2名 東洋大学: 4名 日本大学: 2名 など
その他: 地元の東北学院大学(22名)や宮城学院女子大学(22名)などへも多数の合格者を出しています。 音楽科の生徒は、国立音楽大学や武蔵野音楽大学などの有名音楽大学へ進学しています。 看護・医療系の専門学校への進学者や、公務員・一般企業への就職者もいます。
常盤木学園高等学校の特長・アピールポイント
伝統と人気を兼ね備えた制服: 緑のスカーフが映えるセーラー服は、学校の象徴であり、多くの生徒の憧れです。全国トップレベルの部活動: 特に女子サッカー部は全国的に有名で、高い目標を持ってスポーツに打ち込める環境が整っています。夢に合わせて選べる多彩なコース: 進学、国際交流、音楽、ビジネスなど、自分の興味や関心に合わせて専門的に学べるコースが用意されています。充実した国際交流プログラム: 国際教養コースの海外研修や、希望者対象のハワイ・ニュージーランド短期研修など、異文化に触れる機会が豊富です。音楽のプロを目指せる本格的な環境: 音楽科では、国内外で活躍する一流の講師陣から指導を受けることができます。生徒が主役の活気ある学校行事: 学園祭や合唱コンクールなど、生徒たちが主体となって作り上げるイベントが多く、学校全体が一体となって盛り上がります。仙台駅から徒歩圏内の好アクセス: 仙台駅東口から徒歩約20分と、通学に便利な立地も魅力の一つです。
常盤木学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「制服がとにかく可愛い。この制服を着たくて入学する子も多いです」という声が多数あります。 「部活動がとても盛んで、目標を持って頑張れる環境がある」 「コースがたくさんあるので、自分に合った学び方ができるのが良い」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」 「イベントが楽しくて、最高の高校生活の思い出ができた」 「校舎が綺麗で施設が充実している」という意見もあります。 「仙台駅から歩いて通えるので、アクセスが便利」という声も多いです。
気になる点: 「『自由と芸術』という理念から想像するよりは、校則が厳しいと感じることがある」という意見が見られます。 「女子校なので、人間関係で少し大変なこともある」という声も一部にはあるようです。 「コースによっては課題が多く、勉強が大変な時期もある」 「部活動によっては、練習が厳しく、上下関係がしっかりしている」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR「仙台駅」東口から徒歩約20分 仙台市地下鉄東西線「宮城野通駅」から徒歩約15分 JR仙山線「東照宮駅」から徒歩約20分 仙台市営バス「常盤木学園前」下車、徒歩約5分
通学エリア: 仙台市内全域から多くの生徒が通学しています。また、JRや地下鉄のアクセスが良いため、市外や県内各地からも通学しやすい環境です。
常盤木学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス