富谷高等学校は、国際的な視野を持ち、地域社会にも貢献できる人材の育成を目指している、活気あふれる共学の公立高校です。勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全力で打ち込める環境が整っており、「充実した高校生活を送りたい!」と願う中学生にとって、非常に魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
富谷高等学校の基本情報
富谷高等学校の偏差値・難易度・併願校
学科・コースごとの偏差値 普通科: 55
同じくらいの偏差値の他の高校 (公立)仙台南高等学校、泉館山高等学校、宮城野高等学校など (私立)東北学院高等学校、仙台育英学園高等学校(特別進学コース以外)、常盤木学園高等学校など
合格に必要な内申点の目安 合格者の平均的な評定は3.4前後との情報があります。 5教科だけでなく、技能教科でも高い評価を得ておくことが望ましいでしょう。
主な併願校 宮城県の公立高校入試では、他の公立高校を併願することはできません。そのため、富谷高等学校を受験する場合、併願校は私立高校となります。主な併願先としては、東北学院高等学校、仙台育英学園高等学校、東北生活文化大学高等学校などが挙げられます。
富谷高等学校に設置されている学科・コース
人文類型 どんなことを学ぶ場所か:国語や社会などの文系科目を重点的に学び、文化や社会、歴史などへの探究を深めます。 どんな生徒におすすめか:文学、歴史、経済などに興味があり、将来は大学の文系学部に進学を考えている人におすすめです。
国際類型 どんなことを学ぶ場所か:外国語や異文化理解に関する授業が充実しており、国際的な視野を広げることを目指します。 どんな生徒におすすめか:語学や海外の文化に強い関心があり、将来は国際的な分野で活躍したいと考えている人に最適です。
理数類型 どんなことを学ぶ場所か:数学や理科などの理数系科目を深く学び、科学的な思考力や探究能力を養います。 どんな生徒におすすめか:自然科学やテクノロジーの世界に興味があり、大学の理系学部への進学を目指している人におすすめです。
富谷高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミでは「苦ではないほど」との声があり、多すぎるということはないようです。 自分で計画を立てて学習を進める習慣が身につきます。 校則:他の高校と比較して緩やかだという評判が多いようです。 メイクや髪型についてもある程度の自由が認められているとの声が見られますが、もちろん常識の範囲内でのルールは存在します。 アルバイトは原則禁止ですが、長期休業中などに特別な理由があれば許可制で可能です。 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多く、学校行事にも積極的に取り組む雰囲気が強いようです。 コースによって多少カラーの違いがあるとの口コミもあります。 制服の評判:女子の制服は可愛いと人気があり、制服に憧れて入学を決める生徒もいるようです。 昇降口のステンドグラスなど、校舎がおしゃれで綺麗だという点も自慢の一つです。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
富谷高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特に陸上競技部や硬式野球部、サッカー部などが県大会で活躍しています。 女子バドミントン部やソフトテニス部なども活発に活動しており、多くの部が上位大会を目指して日々練習に励んでいます。
文化部 ダンス部は地域のイベントにも出演するなど、校外でも活躍の場を広げています。 また、美術部は各種コンクールで高い実績を誇り、8年連続で地区美術展のポスター原画に採用されるなど、その実力は折り紙付きです。 ECC国際部や弦楽合奏部など、特色ある部活動も魅力です。
イベント
樹咲祭(文化祭) 毎年9月上旬に開催される文化祭は「樹咲祭(きさきさい)」と呼ばれ、一般公開もされる大きなイベントです。 クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、多彩なプログラムで賑わいます。
体育大会・球技大会 5月には体育大会、7月には球技大会が開催され、クラス一丸となって優勝を目指します。 スポーツを通してクラスの団結が深まる絶好の機会です。
修学旅行 2年生の12月には修学旅行が実施されます。 人文類型と理数類型は関西・広島方面、国際類型はシンガポールを訪れるなど、類型ごとに特色ある研修が行われます。
富谷高等学校の進学実績
国公立大学 例年、山形大学、宮城大学、福島大学、岩手大学など、東北地方の国公立大学を中心に20〜30名程度の合格者を出しています。
難関私立大学 GMARCHや関関同立などの難関私立大学にも合格者を出しています。
その他 最も多くの生徒が進学するのは東北学院大学です。 その他、東北福祉大学や宮城学院女子大学など、県内の私立大学への進学者が多数を占めています。専門学校への進学や就職など、多様な進路選択にも対応しています。
進学サポート 習熟度別の授業や少人数教育、ティームティーチングなどを積極的に取り入れ、一人ひとりの学力伸長をサポートしています。 夏期・冬季の課外講習なども充実しており、希望進路の実現を力強く後押しします。
富谷高等学校の特長・アピールポイント
ユネスコスクールとしての活動 平成26年にユネスコスクールに加盟し、ESD(持続可能な開発のための教育)やSDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づいた教育を推進しています。
特色ある3つの類型選択制 2年生から「人文・国際・理数」の3つの類型に分かれ、自分の興味や進路に合わせた専門的な学びを深めることができます。
活発な探究活動「T-time」 総合的な探究の時間「T-time」では、生徒が主体的に課題を設定し、探究活動に取り組みます。 地域の課題解決など、実践的な学びの機会が豊富です。
充実した国際理解教育 国際類型の海外修学旅行(シンガポール)をはじめ、講演会などを通じて国際的な視野を養う機会が多く設けられています。
生徒の自主性を重んじる校風 比較的自由な校風の中で、生徒がのびのびと学校生活を送ることができます。 行事や部活動も生徒主体で運営されており、リーダーシップや協調性を育みます。
美しく機能的な校舎 円形棟や中庭、立派なステンドグラスなど、デザイン性の高い校舎が自慢です。 学習施設も充実しており、快適な環境で学ぶことができます。
地域との連携 富谷市唯一の高校として、地域のイベントやワークショップに積極的に参加するなど、地域に根差した活動を展開しています。
富谷高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「学校行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強い」という声が非常に多いです。 「校則が緩やかで、自由な雰囲気なのでのびのびと過ごせる」という意見も目立ちます。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「制服が可愛いのが自慢」といったポジティブな口コミも多数あります。 「勉強も部活も遊びも、すべてを楽しみたい人には最高の学校」と評価されています。
気になる点 「最寄りの泉中央駅からバスに乗る必要があり、アクセスが良いとは言えない」という意見があります。 「学校の周りは坂が多く、自転車通学は少し大変」という声も聞かれます。 「国公立大学を目指すには、塾のサポートも必要になるかもしれない」という現実的な意見も見られます。 「校舎は綺麗だが、一部の施設は少し古さを感じる」という声もあります。
アクセス・通学
仙台市地下鉄南北線「泉中央駅」から 宮城交通バス「新富谷ガーデンシティ行き」等に乗車(バスプール5番のりば)、 「富谷高校前」下車。 所要時間は約20分です。
吉岡方面から 宮城交通バス「吉岡線(富谷高校経由泉中央行き)」に乗車、「富谷高校前」下車。
富谷高等学校受験生へのワンポイントアドバイス