岐阜県内で高い人気を誇る、帝京大学可児高等学校。皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。「スポーツが強い学校?」「進学校としての評判はどうなの?」そんな疑問を持つ中学生や保護者の方も多いかもしれません。充実した学習環境と、全国レベルで活躍する部活動が見事に両立しているのが、この帝京大学可児高等学校の大きな魅力です。
帝京大学可児高等学校の基本情報
帝京大学可児高等学校の偏差値・難易度・併願校
ST(特別特進)コース:偏差値 61~62 特進Ⅱ類コース:偏差値 56 特進Ⅰ類コース:偏差値 51
帝京大学可児高等学校に設置されている学科・コース
ST(特別特進)コース
難関国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指す、学習に重点を置いたコースです。質の高い授業と手厚いサポートで、トップレベルの学力を養います。 特進Ⅱ類コース
国公立大学や有名私立大学を目指すコースです。部活動との両立を図りながら、着実に学力を伸ばしたい生徒におすすめです。 特進Ⅰ類コース
中堅私立大学や、系列の帝京大学グループ校への進学を目指すコースです。部活動に力を入れたい生徒や、基礎学力をじっくり固めたい生徒に適しています。 IB(国際バカロレア)コース
2022年に新設された、国際的な大学入学資格であるIBディプロマ・プログラムを取得できるコースです。海外の大学進学を視野に入れている生徒に最適な環境が整っています。
帝京大学可児高等学校の特色・校風
宿題の量
コースによって差はありますが、特にSTコースや特進Ⅱ類コースでは、日々の課題や週末課題など、量は多めという声が多いようです。計画的に学習を進める習慣が身につきます。 校則
校則は、他の私立高校と比較して標準的、あるいはやや厳しめと感じる生徒が多いようです。特に頭髪や服装に関する指導はしっかりしているとの口コミが見られます。スマートフォンについては、校内での使用は原則禁止されているようです。 生徒たちの雰囲気
真面目で礼儀正しく、落ち着いた生徒が多いと言われています。一方で、学校行事や部活動では活気にあふれ、メリハリのある学校生活を送っています。 アルバイト
原則として禁止されています。 制服の評判
制服は、男女ともにデザイン性が高く、特に女子の制服は可愛いと評判です。ブレザースタイルで、品がありながらも現代的なデザインが人気を集めています。 土曜授業
コースにもよりますが、土曜授業や模試などが実施されることがあります。
帝京大学可児高等学校の部活動・イベント
部活動
サッカー部
全国高等学校サッカー選手権大会への出場経験も豊富な全国レベルの強豪です。人工芝の専用グラウンドなど、最高の環境で練習に打ち込めます。 硬式野球部
甲子園を目指し、日々厳しい練習に励んでいます。専用の野球場も完備されています。 文化部
吹奏楽部や放送部、書道部なども活発に活動しており、各種コンクールで優秀な成績を収めています。
イベント
帝京祭(文化祭・体育祭)
最大のイベントである「帝京祭」は、文化祭と体育祭が連続して開催され、大変な盛り上がりを見せます。クラスや部活動単位で企画や発表を行い、生徒たちの自主性や協調性が育まれます。 修学旅行
例年、海外へ行くことが多く、国際感覚を養う貴重な機会となっています。過去には香港・マカオなどに行った実績があります。 バス遠足や芸術鑑賞会
学年ごとにバス遠足が企画されたり、本物の芸術に触れる機会も設けられており、豊かな感性を育みます。
帝京大学可児高等学校の進学実績
国公立大学
旧帝国大学+一橋、東工大に4名、その他の国公立大学に19名など、多くの合格者を出しています。 難関私立大学
早稲田・慶應・上智・理科大・ICUに4名、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)に22名、関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)に33名が合格しています。 その他
系列校である帝京大学への内部進学の道も開かれています。また、中部地区の主要私立大学へも多数の合格者を出しています。
帝京大学可児高等学校の特長・アピールポイント
目標に合わせた多彩なコース設定
難関大学進学から部活動との両立まで、一人ひとりの目標に応じたコースを選択できます。 全国レベルの部活動
サッカー部をはじめ、多くの部が全国大会で活躍しており、高いレベルでスポーツに打ち込める環境があります。 充実したICT環境
校内Wi-Fiが完備され、全教室にプロジェクターが設置されるなど、ICTを活用した先進的な授業が展開されています。 手厚い進路指導と学習サポート
先生と生徒の距離が近く、個別の質問や進路相談にも親身に対応してくれる体制が整っています。 国際交流プログラム
海外修学旅行やニュージーランド英語研修など、グローバルな視野を育む機会が豊富に用意されています。 美しい校舎と充実した施設
緑豊かな丘陵地に広がるキャンパスには、人工芝グラウンドや野球場、テニスコートなどが整備されています。 帝京大学グループとの連携
帝京大学への推薦入学制度や、医学部・医療系学部への進学に関するノウハウの蓄積も大きな強みです。
帝京大学可児高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「施設が新しく綺麗で、特にグラウンドなどの運動施設が充実している」 「部活動に本気で打ち込める環境がある」 「制服が可愛くてモチベーションが上がる」 「同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる」 「進路指導が手厚く、安心して大学受験に臨めた」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがある(特にスマホの使用や頭髪)」 「坂の上にあるので、駅から歩くと少し大変」 「コースによって宿題の量や授業の進度にかなり差がある」 「私立なので、やはり学費は公立より高い」
アクセス・通学
最寄り駅 JR太多線「姫」駅から徒歩約19分 JR太多線「下切」駅から徒歩約26分
スクールバス
多治見、可児、美濃太田、犬山、小牧など、多方面へ8路線のスクールバスが運行されており、広範囲からの通学が可能です。多くの生徒がこのスクールバスを利用しています。 通学エリア
可児市、多治見市、美濃加茂市といった東濃地域や、愛知県犬山市などから通学している生徒が多いようです。
帝京大学可児高等学校受験生へのワンポイントアドバイス