山陽学園高等学校は、岡山県岡山市中区にキャンパスを構える、長い歴史と伝統を誇る私立高校です。1886年の創立以来、「愛と奉仕」を教育理念に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、将来社会で活躍できる人材の育成に力を注いできました。2020年度からは共学化し、新たな歴史を歩み始めています。
山陽学園高等学校の基本情報
山陽学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
特別進学コース 選抜プログラム:59 – 60 特別進学コース 発展プログラム:54 特別進学コース 標準プログラム:49 進学コース:41 Musicコース:45
山陽学園高等学校に設置されている学科・コース
特別進学コース 選抜プログラム :最難関国公立大学や医学部への現役合格を目指す、トップレベルの学力を養成します。難関大学を目指したい人におすすめです。発展プログラム :国公立大学や難関私立大学への合格を目指し、応用力を高めます。部活動と両立しながら高いレベルの大学を目指したい人におすすめです。標準プログラム :岡山大学をはじめとする地方国公立大学や有名私立大学を目指します。基礎から着実に学力を伸ばしたい人におすすめです。
進学コース :多様な進路希望に対応し、基礎学力の定着を図ります。山陽学園大学・短期大学への内部進学も視野に入れたい人におすすめです。Musicコース :音楽大学への進学や、宝塚音楽学校、劇団四季などの舞台人、プロの音楽家を目指します。専門的な音楽教育を受けたい人におすすめです。
山陽学園高等学校の特色・校風
宿題の量 :コースによって差があるようですが、特に特別進学コースは毎日課題が出され、量は多めという声があります。計画的に学習を進める習慣が身につきそうです。校則 :他の私立高校と比較すると、やや厳しめという意見が見られます。特にスマートフォンの校内での使用は原則禁止で、服装や頭髪に関する指導も定期的に行われるようです。規律ある学校生活を送りたい生徒には合っているかもしれません。生徒たちの雰囲気 :特別進学コースは真面目で落ち着いた生徒が多く、進学コースは活発で明るい生徒が多いという傾向があるようです。コースごとに雰囲気は異なりますが、全体的にはいじめなども少ないという声が多く聞かれます。アルバイト :原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制で可能になることもあるようです。制服の評判 :デザイナーの小野塚秋良氏がデザインした制服は、山陽学園カラーのグリーンを基調とした上品なデザインで、生徒からの評判は良いようです。男子は伝統的なスタイル、女子は清楚なセーラー服タイプです。土曜授業 :特別進学コースでは、毎週土曜日に講座が実施されています。
山陽学園高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :特にソフトテニス部、卓球部、体操部、テニス部は全国大会の常連で、輝かしい実績を誇っています。これらの部活動を目指して入学する生徒も少なくありません。他にもバレーボール部、バドミントン部、ホッケー部など、多くの部が活発に活動しています。文化部 :珍しい部活動として、日本の中学校・高等学校で唯一エスペラントが学べる「エスペラント同好会」があります。海外の学生と文通するなど、国際交流ができます。また、Musicコースの生徒が中心となる吹奏楽部や合唱部のレベルも高いと評判です。
イベント
みさお祭(体育祭・文化祭) :5月に行われる体育祭と、9月に行われる文化祭は、合わせて「みさお祭」と呼ばれ、学校全体が一体となって盛り上がります。特に文化祭は、クラスごとの展示やステージ発表、部活動の発表など多彩な企画で賑わいます。修学旅行 :2年生の10月に行われます。行き先は年によって異なりますが、生徒たちにとって忘れられない思い出となるようです。合唱コンクール :1年生が参加するイベントで、クラスで団結して練習に励みます。勉強合宿 :夏休みや春休みに行われ、特に特別進学コースの生徒が多く参加します。集中して学習に取り組むことで、学力向上だけでなく、仲間との連帯感も生まれるようです。
山陽学園高等学校の進学実績
国公立大学 :近年では、大阪大学、九州大学、広島大学、岡山大学(医学部含む)など、難関国公立大学への合格者を輩出しています。難関私立大学 :関西圏では同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、関東圏では早稲田大学、上智大学、法政大学、青山学院大学など、全国の有名私立大学に多くの合格者を出しています。その他 :系列校である山陽学園大学・短期大学への内部進学制度も充実しています。また、Musicコースからは音楽大学や芸術大学へ進学する生徒もいます。
山陽学園高等学校の特長・アピールポイント
多彩なコース設定 :最難関大学を目指すコースから、音楽のプロを目指すコースまで、生徒一人ひとりの夢に対応できる幅広いコースが用意されています。全国レベルの部活動 :ソフトテニス部や卓球部をはじめ、多くの部活動が全国の舞台で活躍しており、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。充実した学習サポート体制 :習熟度別の講座や勉強合宿、教員による個別指導など、生徒の学力を最大限に伸ばすためのサポートが手厚いです。県内最大級の図書館 :蔵書数約7万冊を誇る図書館は、静かで落ち着いた学習環境が整っており、生徒の知的好奇心を満たします。最新のICT教育 :生徒一人ひとりがChromebookを所有し、授業や家庭学習で活用するなど、ICT教育が充実しています。グローバル教育の機会 :希望者対象の海外研修や、日本で唯一エスペラントが学べる同好会など、国際的な視野を広げる機会が提供されています。伝統と革新が共存する校風 :130年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、共学化や新コース設置など、時代のニーズに合わせた改革を積極的に行っています。
山陽学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれるので、勉強しやすい環境です。」 「部活動が盛んで、全国レベルの仲間と切磋琢磨できるのが魅力です。」 「施設が新しく綺麗で、特に図書館は快適に勉強できます。」 「進学実績が良く、希望の進路に進むためのサポートが手厚いと感じます。」 「制服が可愛く、上品なデザインなので気に入っています。」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがあります。特にスマホの使用制限は不便に思う生徒もいるようです。」 「特別進学コースは課題が多く、予習・復習が大変だという声もあります。」 「コースによって生徒の雰囲気や学習意欲に差があるように感じることがあります。」 「学費が私立なので、やはり公立高校に比べると高めです。」
アクセス・通学
路面電車 :岡山電気軌道東山線「東山・おかでんミュージアム駅」下車、徒歩約3〜5分。バス :両備バス「山陽学園中学・高校前」下車、徒歩約3分。
山陽学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス