広島県立廿日市高等学校は、100年以上の歴史と伝統を誇る、地域に根ざした進学校です。世界遺産・厳島神社のある廿日市市に位置し、豊かな自然と歴史に囲まれた環境で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。JRや広島電鉄の駅からも近く、広島市内からのアクセスも良好なため、幅広い地域から生徒が集まるのも廿日市高等学校の特色の一つです。
廿日市高等学校の基本情報
廿日市高等学校の偏差値・難易度・併願校
廿日市高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所なのか:国語、数学、英語、理科、社会といった主要5教科を中心に、幅広い知識と教養を身につけます。2年生からは文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な科目を深く学んでいきます。 どんな生徒におすすめか:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、文武両道で充実した高校生活を送りたい生徒におすすめです。
廿日市高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミを見ると「課題の量は多い」という声が多数見られます。日々の予習・復習が欠かせないようですが、これを計画的にこなすことで、着実に学力が身につくという意見もあります。 校則:校則は「厳しすぎず、緩すぎず」という意見が多いようです。スマートフォンの校内での使用は原則禁止で、持ち込みには申請が必要です。服装については、制服の着こなしはある程度自由が認められているとの声もあります。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは非常に盛り上がるなど、メリハリのある生徒が多いようです。 アルバイト:原則として禁止されているようです。 制服の評判:制服は男女ともにブレザータイプで、特に女子生徒のタータンチェックのスカートが可愛いと評判です。 土曜授業:土曜授業は基本的にないようですが、模試などが実施されることはあります。
廿日市高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:ボート部、男子テニス部、男子ハンドボール部などが強豪として知られています。特にボート部は全国大会出場の常連です。また、広大なグラウンドは野球部、陸上部、サッカー部、ハンドボール部、ソフトボール部が同時に練習できるほどの広さを誇ります。 文化部:放送部や書道部、吹奏楽部などが活発に活動しています。珍しい部活動としてはジャグリング部があり、地域のイベントなどでも活躍しています。
イベント
廿高祭(文化祭):毎年6月に行われる文化祭は「廿高祭(はつこうさい)」と呼ばれ、クラスごとの展示やステージ発表、部活動の発表などで大変盛り上がります。 体育祭:9月に行われる体育祭も、クラス対抗で熱戦が繰り広げられ、生徒たちの一体感が高まる行事です。 合唱祭:文化祭の一環として行われる合唱祭は、クラスごとに練習の成果を披露し、美しいハーモニーを響かせます。 修学旅行:2年生の10月に関東方面へ行くのが通例のようです。
廿日市高等学校の進学実績
国公立大学:広島大学、山口大学、愛媛大学といった地元の大学を中心に、毎年多くの合格者を出しています。過去には大阪大学、九州大学、神戸大学といった難関国立大学への合格実績もあります。 難関私立大学:関西大学、同志社大学、立命館大学などの「関関同立」や、広島修道大学、安田女子大学といった地元の私立大学にも多数の合格者を出しています。 進学サポート:進学実績を支える取り組みとして、放課後や長期休暇中の補習、難関大学を目指す生徒向けのセミナーなどが充実しています。また、先生たちは進路指導に非常に熱心で、生徒一人ひとりに寄り添った丁寧な面談を行ってくれると評判です。
廿日市高等学校の特長・アピールポイント
独自の探究学習「SACURA(サクラ)」:1年生から3年生まで、自分の興味・関心に基づいたテーマを設定し、探究活動を行います。この活動を通して、課題発見力や解決力、プレゼンテーション能力などを養います。 ICT教育の推進:生徒全員がiPadを所有し、授業や探究活動、家庭学習など様々な場面で活用しています。これにより、主体的で対話的な深い学びを実現しています。 国際交流の機会:ニュージーランドに姉妹校があり、希望者は短期留学や研修旅行に参加できます。姉妹校からの留学生を受け入れる機会もあり、校内にいながら異文化に触れることができます。 充実した進路指導:国公立大学進学を目標に掲げ、生徒一人ひとりの進路希望実現に向けて手厚いサポート体制が整っています。 歴史と伝統:創立100年を超える歴史の中で築かれた校風と、多くの卒業生が各界で活躍していることが、生徒たちの誇りとなっています。 恵まれた学習環境:緑豊かな広大な敷地と、JR・広電の駅から徒歩圏内という交通の便の良さを両立しています。
廿日市高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「進路指導が手厚い」といった、教員の熱心さを評価する声が多いです。 「廿高祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」という意見も多数見られます。 「勉強と部活動を両立できる環境がある」「文武両道を実践したい人におすすめ」という声も多く挙がっています。
気になる点: 「毎日出される課題の量が多くて大変」という声は、多くの口コミで見られます。 校舎が坂の上にあるため、「毎日の通学、特に坂を上るのが大変」という意見があります。 「校舎や施設が少し古い」と感じる生徒もいるようです。 「遅刻に対する指導が厳しい」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
JR山陽本線「廿日市駅」より徒歩約15分 広島電鉄宮島線「山陽女学園前駅」より徒歩約10分 広島電鉄宮島線「広電廿日市駅」より徒歩約12分
廿日市高等学校受験生へのワンポイントアドバイス