広島県にある広陵高等学校は、1896年創立の長い歴史と伝統を誇る私立高校です。「質実剛健」を校訓に掲げ、勉強と部活動の両立を目指す「文武両道」を実践しています。全国的に有名な硬式野球部をはじめ、多くの部活動が活発で、活気に満ちた学校生活を送れるのが大きな魅力と言えるでしょう。
広陵高等学校の基本情報
広陵高等学校の偏差値・難易度・併願校
特別進学コース: 偏差値 54 – 55総合進学コース: 偏差値 46
広陵高等学校に設置されている学科・コース
普通科 特別進学コース どんなことを学ぶ?:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、ハイレベルな授業を展開します。希望者には週3回の7時限目授業もあり、応用力を徹底的に鍛えます。 どんな生徒におすすめ?:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら難関大学合格を目指したい人。
普通科 総合進学コース どんなことを学ぶ?:2年生から「進学コース」と「キャリア探究コース」に分かれます。「進学コース」は私立大学進学に特化、「キャリア探究コース」はさらに細分化され、専門学校や就職、公務員など多様な進路に対応した学びを深めます。 どんな生徒におすすめ?:幅広い選択肢の中から、自分の興味や適性に合わせてじっくりと進路を考えたい人。部活動と勉強を両立させたい人にもおすすめです。
広陵高等学校の特色・校風
校風のキーワード: 文武両道、質実剛健、活気がある宿題の量: コースや個人の選択によりますが、進学を目指すコースでは少なくないようです。校則: かつては厳しいという声もありましたが、近年は髪型に関する制限が緩やかになったり、校内でのスマホの使用が許可されたりと、少しずつ緩和される傾向にあるようです。ただ、男女間の交流に関しては厳しいという意見も見られます。生徒たちの雰囲気: 部活動に打ち込む生徒が多く、元気で礼儀正しいという評判があります。特に野球部員は礼儀正しいと評価されています。アルバイト: 原則として禁止されているようです。制服の評判: 英国調を基本とした、爽やかで知的なデザインの制服です。口コミでは賛否両論あるようですが、一定の評価は得ています。土曜授業: 隔週で土曜日授業が実施されています。
広陵高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動: 硬式野球部: 春の選抜高校野球大会で3度の全国制覇を誇る名門です。旧広島市民球場と同じ広さの専用グラウンドなど、練習環境も非常に充実しています。体操競技部、少林寺拳法部、ボクシング部、柔道部など: これらの部活動も毎年全国大会に出場する常連で、輝かしい実績を残しています。ダンス部、吹奏楽部: 文化部も活発で、ダンス部は全国大会に出場、吹奏楽部はコンクールで金賞を受賞するなど、高いレベルで活動しています。
全体の様子:
運動部、文化部ともに数多くの部が活発に活動しており、生徒の多くが部活動に加入し、勉強との両立に励んでいます。近年では女子硬式野球部も創設され、ますます活気を増しています。
イベント
文化祭(広陵祭): 6月に行われる最大のイベントの一つです。クラスごとの展示やステージ発表などで大変盛り上がります。応援団と吹奏楽部のコンサートは特に見応えがあるようです。体育祭: 9月に開催されます。部活動で鍛えられた生徒たちが躍動し、クラス対抗で熱い戦いを繰り広げます。修学旅行: 2年生の11月に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとって忘れられない思い出となるイベントです。
広陵高等学校の進学実績
国公立大学:
県立広島大学、鹿屋体育大学、広島市立大学、愛媛大学など、毎年合格者を出しています。 難関私立大学:
「関関同立」(同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学)や、「GMARCH」(法政大学など)といった大学群にも合格実績があります。 その他進学者が多い大学など:
地元の広島修道大学、広島経済大学、安田女子大学、広島工業大学など、広島県内の私立大学に多くの生徒が進学しています。このほか、専門学校への進学や就職など、幅広い進路選択が実現されています。
広陵高等学校の特長・アピールポイント
全国レベルの部活動: 硬式野球部を筆頭に、数多くの部が全国大会で活躍しています。高いレベルでスポーツに打ち込みたい生徒にとって最高の環境です。充実したコース設定: 難関大学進学から就職・公務員まで、一人ひとりの目標に対応したきめ細やかなコースが用意されています。本格的なICT教育の推進: 全生徒が一人一台のChromebookを持ち、授業や学習に活用しています。全教室にプロジェクターが設置されるなど、最先端の学習環境が整っています。広大で充実した施設: 旧広島市民球場と同規模の野球グラウンドや、約5万冊の蔵書を誇るメディアセンターなど、生徒の学びや活動を支える施設が充実しています。独自の国際交流プログラム: ユネスコスクールに加盟しており、ニュージーランドへの1年間の長期留学プログラムなど、国際感覚を養う機会が設けられています。高い進路満足度: 卒業生や保護者を対象としたアンケートでは、進路指導に対する満足度が高い評価を得るなど、手厚いサポートが高く評価されています。伝統と革新の共存: 120年以上の長い歴史と伝統を大切にしながら、女子硬式野球部の創設やICT教育の導入など、新しいことにも積極的にチャレンジしています。
広陵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「部活動に本気で打ち込める環境がある」という声が非常に多いです。 「先生方が熱心で、進路相談に親身に乗ってくれる」といった、進路サポートの手厚さを評価する意見が見られます。 「礼儀や挨拶がしっかり身につく」という、生活指導に関するポジティブな口コミもあります。 「施設が広く、のびのびと過ごせる」という声も聞かれます。
気になる点: 「部活動、特に野球部が優先されているように感じる」という意見が一部で見られます。 「校則が他の私立高校に比べて厳しいと感じる部分がある」という声もあります。 「最寄り駅から学校まで坂道が続くので、毎日の通学が少し大変」という物理的な負担を指摘する口コミもあります。 「施設の老朽化が気になる部分がある」という意見も聞かれます。
アクセス・通学
アストラムライン「伴駅」: 北出口から徒歩約9分。多くの生徒が利用する最寄り駅です。バス: JR広島駅などから出ている広電バス「広陵学園入口」バス停で下車すると便利です。 JR五日市駅北口からもバス路線があります。
広陵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス