広島文教大学附属高等学校は、広島市安佐北区に位置し、「心を育て 人を育てる」という教育理念のもと、長い歴史を持つ私立の女子高等学校です。創設者である武田ミキ先生の「誠に徹した堅実な女性」の育成という思いを受け継ぎ、品格ある人間性を育む教育を実践しています。
広島文教大学附属高等学校の基本情報
広島文教大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
特別進学クラス:56 こども教育クラス:48 総合進学クラス:48
広島文教大学附属高等学校に設置されている学科・コース
特別進学クラス
国公立大学や難関私立大学への進学を目指すクラスです。少人数での徹底指導や、2年生までに受験の基礎を固めるカリキュラムが特徴で、高い目標に向かって集中して学びたい人におすすめです。 総合進学クラス
広島文教大学への進学をはじめ、私立大学、短期大学、専門学校、就職など、多様な進路希望に対応するクラスです。充実したキャリア教育を通じて、自分の将来をじっくり考えたい人や、部活動と勉強を両立させたい人に向いています。 こども教育クラス
保育士や幼稚園・小学校の教員を目指す人のためのクラスです。 系列の広島文教大学との高大連携により、高校在学中から専門的な知識やスキルを身につけることができ、将来「先生」になりたいという強い意志を持つ人におすすめです。
広島文教大学附属高等学校の特色・校風
校則・宿題
校則は、他の高校と比較するとやや厳しいという声が見られます。特に頭髪や制服の着こなしについては定期的に検査があり、きちんとした身だしなみが求められるようです。 宿題の量はクラスや時期によって差があるようですが、日々の学習習慣を身につけるための課題が出されることが多いようです。 生徒の雰囲気・制服
生徒は真面目で落ち着いた雰囲気の人が多いと言われています。制服は、品があり清楚なデザインで、生徒からの評判も良いようです。 アルバイト・スマホ
アルバイトは原則として禁止されています。スマートフォンについては、校内での使用に関してルールが定められており、節度ある利用が求められます。 土曜授業
土曜日は原則として隔週で休みですが、学校行事や授業が行われることもあります。
広島文教大学附属高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 弓道部:全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で準優勝の実績を持つ強豪です。部員の多くが高校から弓道を始めており、初心者でも高いレベルを目指せます。 和太鼓部:全国でも珍しい女子だけの和太鼓部で、地域のイベントから全国高等学校総合文化祭まで幅広く活躍しています。 サッカー部:インターハイ準優勝の実績があります。
全体の様子
ダンス部、バスケットボール部、バレーボール部などの体育会系クラブ や、吹奏楽部、書道部、放送部といった文化系クラブも活発に活動しています。 生徒たちは部活動を通して、目標に向かって努力することや仲間との協調性を学んでいます。
イベント
文教祭(文化祭):毎年9月に行われ、各クラスや文化部が趣向を凝らし
た展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。準備期間から生徒たちの熱気に溢れ、学校全体が一体となるイベントです。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に臨みます。応援合戦なども見どころで、クラスの絆が深まる一日です。 修学旅行:複数のコースから希望の行き先を選べるのが特徴です。 中でもカナダでのホームステイは人気が高く、異文化体験や語学力向上を目指す生徒にとって貴重な機会となっています。
広島文教大学附属高等学校の進学実績
国公立大学
広島大学、県立広島大学、広島市立大学、島根大学、鳥取大学など、地元の国公立大学を中心に合格者を出しています。 難関私立大学
早稲田大学、明治大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、近畿大学など、全国の有名私立大学にも合格実績があります。 その他
系列の広島文教大学へは、附属高校ならではの有利な進学制度があります。 また、広島修道大学、安田女子大学、日本赤十字広島看護大学など、県内の主要私立大学への進学者も多数です。 看護・医療系の専門学校や、公務員、就職など、多様な進路を実現しています。 進学サポート
放課後や夏休みなどの長期休暇中には、進学補習や講習が実施され、生徒の学力向上を強力にバックアップしています。また、個別の進路相談にも力を入れており、先生方が親身になって生徒の夢の実現を支えています。
広島文教大学附属高等学校の特長・アピールポイント
伝統の「礼法」の授業がある
創立以来続く伝統的な授業で、挨拶や言葉遣い、マナー、さらには茶道や華道、浴衣の着付けまで学びます。社会に出てから役立つ美しい所作と品格が身につきます。 充実したグローバル教育
希望制のカナダ修学旅行や、イギリス、ニュージーランドなどへの留学制度が整っています。 また、校内には英語教育センター「BECC」があり、ネイティブの先生と気軽に交流できる環境です。 最先端のICT教育
生徒全員がタブレット端末を持ち、授業や連絡、探究活動などに活用しています。 電子黒板なども整備されており、分かりやすく先進的な学習環境が整っています。 「先生」を目指せる「こども教育クラス」
系列の広島文教大学と連携し、将来、保育士や教員になりたいという夢を高校時代からサポートする専門的なクラスがあります。 全国レベルで活躍する部活動
弓道部やサッカー部、和太鼓部など、全国大会で輝かしい実績を誇る部活動が多数あり、高いレベルで文武両道を目指せます。 安心・安全な学習環境
24時間作動の防犯カメラを設置するなど、生徒が安心して学校生活を送れるようセキュリティ対策にも力を入れています。 広島文教大学への進学に有利
附属高校のため、系列の広島文教大学への進学において、他校の生徒よりも有利な条件で進むことができます。
広島文教大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「礼儀作法が身につき、社会に出てから役立った」という、面倒見の良さや教育内容に関するポジティブな声が多く見られます。 「行事がとても盛り上がって楽しい」「部活動に打ち込める環境がある」など、学校生活の充実度に関する評価も高いようです。 「女子校なので、気兼ねなくのびのびと過ごせる」という意見も多くあります。
気になる点 「校則が少し厳しいと感じる」という声が一定数あります。特に、髪型や制服の着こなしに関するルールについて、もう少し自由度が欲しいという意見が見られます。 「私立なので施設が新しいと思っていたが、校舎は少し古い部分もある」という口コミもあります。 最寄り駅から少し距離があるため、「アクセスが少し不便」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR可部線「中島駅」から徒歩約23分 JR可部線「可部駅」から徒歩約19分
バスでのアクセス 広島交通バス「広島文教大学入口」バス停から徒歩約15分
スクールバス
JR・アストラムライン「大町」駅や、JR芸備線「下深川」駅、JR可部線「可部」駅など、主要な駅から大学キャンパスまでスクールバスが運行されており、多くの生徒が利用しています。 通学エリア
安佐北区・安佐南区からの通学者が全体の約8割を占めていますが、スクールバスの利用や寮があるため、東区、西区、安芸高田市、山県郡など、広島県内の広い範囲から生徒が通っています。
広島文教大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス