徳島県立城北高等学校は、徳島市に位置し、長い歴史と伝統を誇る男女共学の公立高校です。1941年に旧制中学校として開校して以来、多くの優れた人材を社会に送り出してきました。「為せば成る」という校訓のもと、生徒一人ひとりが持つ無限の可能性を信じ、その力を最大限に引き出す教育を目指しています。
徳島県立城北高等学校の基本情報
徳島県立城北高等学校の偏差値・難易度・併願校
理数科学科:55 普通科:51-53
徳島県立城北高等学校に設置されている学科・コース
普通科 幅広い教養と学力を身につけ、国公立大学や私立大学への進学を目指します。2年生からは文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な学習を深めていきます。
理数科学科 理数系の分野に強い興味を持つ生徒を対象とした専門学科です。大学や研究機関と連携した高度な授業や課題研究(P-time)などを通して、科学的な探究心と問題解決能力を養います。将来、研究者や技術者を目指す人におすすめです。
徳島県立城北高等学校の特色・校風
校風のキーワード :文武両道、自主自律、落ち着いた雰囲気宿題の量 :課題はそれほど多くないという声がある一方で、日々の予習・復習が重要になるようです。校則 :他の高校と比較すると、校則はやや厳しいという意見が見られます。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われるようです。スマートフォンの校内での使用は、原則として禁止されています。生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動では活発に活動するメリハリのある生徒が多いようです。アルバイト :原則として禁止されています。制服 :男子は伝統的な詰襟、女子はブレザーで、特に女子の制服は可愛いと評判のようです。土曜授業 :土曜授業は基本的に実施されていませんが、模擬試験などが行われることがあります。
徳島県立城北高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :特に女子バスケットボール部は全国レベルの実績を誇り、全日本チームで活躍する卒業生も輩出しています。 また、ライフル射撃部も全国大会で活躍しており、オリンピック出場経験のある卒業生がいます。 その他、剣道部や女子ハンドボール部なども県大会で優秀な成績を収めています。文化部 :全国的にも珍しい人形浄瑠璃を継承する民芸部が有名で、校内にある人形会館で練習に励んでいます。 吹奏楽部は定期演奏会が人気で、高い演奏技術で観客を魅了しています。 また、サイエンス部は日本学生科学賞で最優秀賞を受賞するなど、研究活動で高い評価を得ています。
イベント
城北祭(文化祭・体育祭) :毎年9月上旬に文化祭と体育祭を合わせた「城北祭」が3日間にわたって盛大に開催されます。 文化祭では、クラスごとの展示や3年生によるバザー、有志によるパフォーマンスなどで大変盛り上がります。 体育祭では、伝統の応援合戦や綱引き、リレーなど、クラス一丸となって競い合います。球技大会 :夏と冬の年2回開催され、クラス対抗で様々な球技を楽しみます。修学旅行 :2年生の時に実施され、行き先は年度によって異なりますが、生徒にとっては高校生活の大きな思い出の一つとなっています。
徳島県立城北高等学校の進学実績
国公立大学 :地元の徳島大学や鳴門教育大学への進学者が多いのが特徴です。 その他、岡山大学、香川大学、高知大学など、四国内の大学へも多くの生徒が進学しています。2024年度の国公立大学合格者数は62名でした。難関私立大学 :関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学といった「関関同立」や、早稲田大学、慶應義塾大学などへの合格者も輩出しています。その他の進路 :大学進学が主ですが、一部には専門学校への進学や就職を選ぶ生徒もいます。
徳島県立城北高等学校の特長・アピールポイント
理数科学科での高度な探究活動 :理数科学科では、大学や研究機関と連携した専門的な授業や、生徒が主体的に研究に取り組む「課題研究」が充実しています。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校としての取り組み :県の「サイエンスイノベーションハイスクール事業」の指定を受け、先進的な理数系教育を推進しています。 これにより、将来国際的に活躍できる科学技術系人材の育成を目指しています。伝統を受け継ぐ「民芸部」 :全国的にも珍しい人形浄瑠璃の部活動があり、地域の伝統文化を継承しています。充実した学習サポート体制 :早朝や放課後の補習、長期休暇中の講習など、生徒の学力向上をサポートする体制が整っています。活気あふれる「城北祭」 :文化祭と体育祭が一体となった学校祭は、生徒が主体となって企画・運営し、学校全体が大きな熱気に包まれます。緑豊かな学習環境 :校内には緑が多く、落ち着いた環境で学習に集中できます。卒業生による手厚いサポート :各界で活躍する卒業生との繋がりが強く、キャリア教育などで後輩を支援する機会もあります。
徳島県立城北高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「城北祭や球技大会などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」 「部活動が盛んで、高いレベルを目指せる環境がある」 「落ち着いた雰囲気で、勉強に集中しやすい」 「女子の制服が可愛いと評判が良い」
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがある(特に頭髪、スマホの使用など)」 「校舎が少し古いという意見がある」 「駅から少し距離があるため、通学が少し不便に感じる生徒もいる」 「いわゆる『自称進学校』的な雰囲気があり、課題や補習が多いと感じる人もいる」
アクセス・通学
最寄り駅 JR高徳線「佐古駅」から徒歩約15分
バス 徳島市営バス「城北高校前」バス停下車すぐ
徳島県立城北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス