山口県立小野田高等学校は、140年以上の歴史と伝統を誇る、地域に根ざした普通科高校です。 生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことを目指し、「真摯、勤勉、質実」の校訓のもと、文武両道を掲げた教育が実践されています。 緑豊かな高台に位置する学び舎で、充実した学校生活が送れると評判です。
小野田高等学校の基本情報
小野田高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 普通科:56〜57程度
宇部フロンティア大学付属香川高等学校(特進コースなど) 慶進高等学校(アドバンスコースなど)
小野田高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所なのか:大学進学を目指し、国語・数学・英語・理科・社会などの主要5教科を中心に、幅広い知識と教養を身につけます。2年次からは文系と理系のコースに分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な学習を深めていきます。 どんな生徒におすすめか:国公立大学や私立大学への進学を考えている生徒、将来の夢がまだ具体的でなく、高校で様々な可能性を探りたい生徒におすすめです。
小野田高等学校の特色・校風
校風を一言で表すと 文武両道、真面目、落ち着いた雰囲気
宿題の量 宿題の量は、他の進学校と比較して標準的か、やや多いと感じる生徒がいるようです。特に、長期休暇中の課題は計画的に進める必要があります。
校則(スマホ、服装など) 校則は、県内の公立高校としては標準的なようです。 スマホ :校内への持ち込みは許可されていますが、使用は原則として禁止されており、カバンに入れて電源を切っておく必要があります。服装 :制服の着こなしについては、スカート丈(膝頭が見える程度)など、ある程度の指導が入ることがあるようです。 女子の制服にはスラックスも選択でき、自由度が高いという声もあります。髪型 :髪型については、比較的自由度が高いという口コミが見られます。
生徒たちの雰囲気 全体的に真面目で落ち着いた生徒が多いようです。 いじめが少ないという口コミも多く、安心して学校生活を送れる環境と言えるでしょう。 男女間の仲も良く、和気あいあいとした雰囲気があるようです。
アルバイト 原則として禁止されています。特別な事情がある場合は、学校の許可を得て行うことになります。
制服の評判 制服については、特に大きな不満の声は見られませんが、個人の好みによる部分が大きいようです。女子生徒がスラックスを選択できる点は、ポジティブに評価されています。
土曜授業 土曜授業は基本的にありませんが、模試や特別な課外授業が行われることがあります。
小野田高等学校の部活動・イベント
部活動
かるた部 :全国大会に出場経験もある強豪です。 集中力や記憶力を鍛えたい生徒におすすめです。吹奏楽部 :部員数が約50名と多く、活気のある部活動です。 夏のコンクールや地域のイベント、定期演奏会など、年間を通じて様々な舞台で演奏を披露しています。運動部全般 :特定の部活だけでなく、多くの運動部が県大会上位を目指して活発に活動しています。
イベント
高泊祭(文化祭) :毎年大変な盛り上がりを見せる文化祭です。 クラスごとのステージ発表や、射的・お化け屋敷といった展示・企画、有志による発表など、多彩なプログラムが用意されています。 準備は大変ですが、クラスの団結力が深まる一大イベントです。クラスマッチ :年に2回(7月と3月)開催される球技大会です。 クラス対抗で男女混合バレーボールなどを競い合い、大変盛り上がります。 「借り人競争」などのユニークな種目もあり、生徒たちに人気の行事です。修学旅行 :生徒にとって最大の楽しみの一つである修学旅行では、仲間との絆を深め、貴重な体験をすることができます。
小野田高等学校の進学実績
国公立大学 山口大学に毎年10名以上の合格者を輩出しているほか、下関市立大学、山口県立大学、九州工業大学など、地元の国公立大学に多くの生徒が進学しています。
私立大学 地元の私立大学や、福岡県を中心とした九州地方の大学への進学者が多い傾向があります。
その他 専門学校への進学や就職を選ぶ生徒もおり、多様な進路希望に対応しています。
小野田高等学校の特長・アピールポイント
140年以上の歴史と伝統 :明治17年創立の私塾を起源とする、県内屈指の伝統校です。 これまでに2万人以上の卒業生を輩出し、地域からの信頼も厚い学校です。落ち着いた学習環境 :緑豊かな高台に位置し、生徒たちは落ち着いた環境で学習に集中することができます。活発な部活動 :9割以上の生徒が部活動に加入しており、文武両道を実践する校風が根付いています。主体性を育む学校行事 :文化祭やクラスマッチなど、生徒が中心となって企画・運営する行事が多く、自主性や協調性を育むことができます。きめ細やかな進路指導 :生徒一人ひとりの進路希望に応じて、2年次からのコース選択や充実した課外授業など、手厚いサポート体制が整っています。探究活動の充実 :1年生では「SDGs」、2年生では「地域課題」など、学年ごとにテーマを設定した探究活動に取り組んでおり、思考力や表現力を養います。生徒が考えたキャッチフレーズ :「広げよ 可能性の地図 定めよ 羅針盤」という、生徒会が考案したキャッチフレーズが今も受け継がれており、生徒の主体性を重んじる校風を表しています。
小野田高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「人間関係に恵まれており、いじめなどもなく安心して過ごせる」という声が多いようです。 「文化祭やクラスマッチなどの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」といった、学校行事に対する満足度の高い口コミが目立ちます。 「部活動と勉強を両立しやすい環境がある」「友達、先輩、後輩、先生など、人間関係にとても恵まれている」といった意見もあります。 「男女の仲が良く、和気あいあいとした雰囲気で過ごしやすい」という声も見られます。
気になる点 「駅から学校まで坂道と長い階段があり、毎日の通学が少し大変」という意見があります。 「進学校ではあるが、一部の生徒の受験に対する意識が低いと感じることがある」という声も一部で見られます。 「校舎や施設が少し古い」という点を挙げる卒業生もいます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR山陽本線「小野田駅」から徒歩約10〜11分。 駅の北側にある高台に学校があります。
バスでのアクセス 船木鉄道バス「楴山(しめやま)」バス停から徒歩約5分。 サンデン交通バス「小野田駅」バス停から徒歩約10分。
通学エリア 山陽小野田市内から通学する生徒が最も多いですが、学区は山口県全域となっており、宇部市など近隣の市から通う生徒もいます。
小野田高等学校受験生へのワンポイントアドバイス