大分県立宇佐高等学校は、国宝・宇佐神宮を望む自然豊かな丘の上に立つ、歴史と伝統のある進学校です。1897年の創立以来、地域の教育をリードする存在として多くの卒業生を社会に送り出してきました。「剛健・友愛・創造」の校訓のもと、生徒たちは日々の学習や部活動に励み、充実した高校生活を送っています。
宇佐高等学校の基本情報
宇佐高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科: 偏差値 52
宇佐高等学校に設置されている学科・コース
普通科 1年次では、基礎学力の定着を目指す「スタンダードクラス」と、応用力の育成に力を入れる「アドバンストクラス」に分かれます。 2年次からは、国公立大学を目指す「I型」と私立大学・短期大学・専門学校などを目指す「II型」に分かれ、さらに文系・理系の選択に応じてクラスが編成されます。将来の夢や目標に合わせて、最適な環境で学習を進めることができるのが大きな特長です。
宇佐高等学校の特色・校風
宿題の量 :課題は多いと感じる生徒が多いようですが、先生方のサポートが手厚く、質問すれば丁寧に教えてもらえる環境が整っています。校則 :口コミによれば、他の進学校と比較して校則は緩やかな傾向にあるようです。 定期的な服装検査はありますが、細かくチェックされることは少ないとの声が見られます。 バレない程度のメイクや髪を巻いている生徒もいるようですが、基本的には校則を守る姿勢が大切です。生徒たちの雰囲気 :真面目に学習に取り組む生徒が多い一方で、行事などでは生徒が主体となって大いに盛り上がるなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多いようです。アルバイト :原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。学校に確認が必要です。制服の評判 :制服については、特にポジティブな口コミもネガティブな口コミも目立ちませんが、伝統的なスタイルです。ICT教育 :県北の高校では唯一、全生徒・教員がiPadを持ち、電子黒板を活用したICT教育を推進しています。 これにより、「分かる授業」「伸びる授業」が実践されています。土曜授業 :希望者向けに「土曜講座」が年間15回程度実施されており、実力養成のための演習などが行われています。
宇佐高等学校の部活動・イベント
部活動
ウエイトリフティング部 :全国レベルの強豪として知られ、インターハイや国体など、数々の大会で輝かしい成績を収めています。弓道部 :県の広報誌の表紙を飾るなど、注目度の高い部活動の一つです。放送部 :全国総文祭に出場するなど、文化部も高い実績を誇ります。その他、サッカー部、美術部、書道部、科学部など、多種多様な部活動があり、生徒たちはそれぞれの目標に向かって熱心に活動しています。
イベント
茜祭(あかねさい) :毎年9月に行われる文化祭と体育祭を合わせた学校の一大イベントです。 文化の部では、クラスごとの展示やステージ発表、有志によるダンスや漫才などで大いに盛り上がります。 体育の部では、学年やクラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。修学旅行 :2年生の12月に実施されます。 行き先は年度によって異なりますが、生徒にとっては高校生活最高の思い出の一つとなることでしょう。歓迎遠足 :4月には新入生を歓迎するための遠足が開催され、新しい仲間との親睦を深めます。
宇佐高等学校の進学実績
国公立大学 :2024年度の入試では、大分大学、熊本大学、広島大学など、地元の国公立大学を中心に多くの合格者を出しています。 過去には九州大学などの難関大学への合格実績もあります。難関私立大学 :関西大学をはじめ、関西圏や福岡都市圏の有名私立大学にも合格者を出しています。その他の進路 :大学進学だけでなく、専門学校への進学や就職など、多様な進路選択に対応しています。
宇佐高等学校の特長・アピールポイント
探究活動「U-STEAM」 :VUCAと呼ばれる予測困難な時代に対応する力を養うため、「U-STEAM」と名付けた独自の探究活動に力を入れています。プログラミングやデザインシンキングなどを通して、地域の課題解決などに取り組みます。先進的なICT環境 :県北の高校で唯一、全生徒・教員がiPadと電子黒板を活用した授業を行っており、最先端の学習環境が整っています。きめ細やかな習熟度別授業 :英語と数学の授業では、生徒の理解度に合わせた習熟度別・少人数授業を実施し、一人ひとりの学力を着実に伸ばすサポート体制を整えています。国宝・宇佐神宮に隣接する恵まれた環境 :全国に4万社以上ある八幡社の総本宮である宇佐神宮のすぐそばに校舎があり、歴史と文化、そして豊かな自然に囲まれた落ち着いた環境で学ぶことができます。活発な生徒会活動 :生徒が主体となる生徒会活動が盛んで、学校行事の企画・運営などを通して、リーダーシップや協調性を育むことができます。全国レベルの部活動 :ウエイトリフティング部や放送部など、全国大会で活躍する部活動があり、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。
宇佐高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生のサポートが手厚く、質問に丁寧に対応してくれる」という声が多く聞かれます。 「校則が比較的緩やかで、自由な校風でのびのびと過ごせる」という点を評価する意見が目立ちます。 「行事が生徒主体でとても楽しく、クラスの団結力が強まる」といった口コミも多く見られます。 「iPadを活用した授業が分かりやすい」「勉強スペースが充実している」など、学習環境の良さを挙げる声もあります。
気になる点 「進学校なので課題の量が多いと感じることがある」という意見があります。 「最寄り駅からは少し距離がある」「正門前の坂が急で大変」といった、立地に関する声が見られます。 「施設が少し古い部分がある」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅 :JR日豊本線「宇佐駅」アクセス方法 :宇佐駅からバスで約10分、「宇佐高校前」バス停下車。
通学エリア :宇佐市内のほか、中津市、豊後高田市、杵築市など、幅広いエリアから生徒が通学しています。
宇佐高等学校受験生へのワンポイントアドバイス