埼玉県羽生市にある埼玉県立羽生高等学校は、一人ひとりのペースでじっくりと学べる、地域に根ざした歴史ある学校です。定時制・単位制という柔軟なシステムを採用しており、自分の興味や関心、将来の進路に合わせて学習計画を立てられるのが大きな魅力です。中学校の勉強に不安があったり、高校生活で新しい自分を見つけたいと考えていたりする生徒にとって、羽生高等学校は温かい居場所となるでしょう。
羽生高等学校の基本情報
羽生高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科(昼間部) 偏差値:40 普通科(夜間部) 偏差値:-
羽生高等学校に設置されている学科・コース
普通科(定時制・単位制) 昼間部 :朝から夕方までの時間帯で学びます。全日制に近いスタイルで高校生活を送りたい生徒におすすめです。夜間部 :夕方から夜にかけて授業が行われます。日中はアルバイトをしたり、自分の時間に使ったりしたい生徒に適しています。
羽生高等学校の特色・校風
校風・雰囲気 : 落ち着いた雰囲気の中で、自分のペースで学べるのが特徴です。少人数制のクラスが多いため、生徒と先生の距離が近く、アットホームな雰囲気があるようです。宿題の量 : 宿題の量は、それほど多くないという声が見られます。自分の学習計画に合わせて、予習・復習を進めることが大切になります。校則 : 校則は、比較的緩やかであるとの口コミが多いようです。ただし、社会の一員としての自覚を持った行動が求められます。生徒たちの雰囲気 : 真面目に授業に取り組む生徒から、アルバイトや趣味と両立している生徒まで様々です。お互いの個性を尊重しあう雰囲気があると言われています。アルバイト : アルバイトは奨励されています。働きながら学ぶ経験を通して、社会性を身につけることを目的としています。制服 : 制服はありません。私服での通学となります。土曜授業 : 土曜日の授業は基本的にありません。
羽生高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績のある部活動 ソフトテニス部 : 定時制通信制の全国大会で団体3位に入るなどの実績があります。陸上競技部、剣道部 : これらの部活動も全国大会の常連です。
全体の様子
運動部は陸上競技、野球、サッカー、バスケットボール、剣道、柔道、弓道など12部、文化部は書道、音楽、美術、写真、パソコンなど11の部・同好会があります。生徒たちは自分の興味に合わせて活動し、充実した学校生活を送っています。
イベント
勾玉祭(文化祭) : 毎年秋に開催される文化祭は「勾玉祭」と呼ばれ、昼間部と夜間部の合同で盛大に行われます。クラスや部活動ごとの展示や発表、有志によるステージなど、生徒たちの創造性が発揮される最大のイベントです。体育祭 : 文化祭と並ぶ大きな行事で、クラス対抗で様々な競技に熱中します。修学旅行 : 生徒へのアンケートを基に行き先を決めるのが特徴で、近年では関西方面などを訪れています。
羽生高等学校の進学実績
主な進路状況(令和6年3月卒業生) 大学 : 3名短期大学 : 3名専門学校 : 11名就職 : 17名
羽生高等学校の特長・アピールポイント
自分のペースで学べる単位制 : 学年の区別がなく、自分の興味や進路に合わせて科目を選択できます。3年以上在籍し、74単位以上を修得すれば卒業が可能です。昼間部・夜間部の二部制 : 自分のライフスタイルに合わせて学ぶ時間を選べる、県内でも数少ない定時制の単独校です。きめ細やかな少人数教育 : ほとんどの授業が少人数で行われるため、先生の目が行き届きやすく、基礎からじっくり学ぶことができます。充実した教育相談体制 : スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどが常駐しており、学習面だけでなく生活面の悩みも気軽に相談できる環境が整っています。社会性を育むアルバイトの奨励 : 働きながら学ぶことを推奨しており、社会で生きる力を身につけることができます。活発な部活動 : 多くの部活動が定時制通信制の全国大会で活躍しており、目標を持って打ち込める環境があります。地域に開かれた学校 : 地域住民を対象とした公開講座などを多数開講しており、地域との連携を大切にしています。
羽生高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「自分のペースで勉強できるのが良い」 「先生が親身になって相談に乗ってくれる」 「少人数なので、質問しやすい環境がある」 「中学校の時に不登校だったけど、ここなら通える」 「部活動が盛んで、全国大会を目指せるのが楽しい」
気になる点 :「施設や設備が少し古いと感じる部分がある」 「駅から少し歩くので、雨の日は少し大変」 「大学進学を目指すには、自分から相当努力する必要がある」
アクセス・通学
最寄り駅 :東武伊勢崎線・秩父鉄道 「羽生駅」東口から徒歩約15分
羽生高等学校受験生へのワンポイントアドバイス