松蔭大学附属松蔭高等学校は、世田谷区の落ち着いた環境の中、一人ひとりの個性を大切に育む教育で知られる私立の共学校です。 1941年の創立以来、「知行合一(ちこうごういつ)」、つまり知識と行動を結びつけることを建学の精神に掲げ、学んだことを実践で活かす力を養うことを目指してきました。
松蔭大学附属松蔭高等学校の基本情報
松蔭大学附属松蔭高等学校の偏差値・難易度・併願校
松蔭大学附属松蔭高等学校に設置されている学科・コース
文理コース: 1年生ではこのコースで文系・理系にとらわれず、高校生として必要な基礎学力を幅広く身につけます。 2年生からは、それぞれの希望進路に応じて文系・理系のコースに分かれます。 文系コース(2年次から): 国語、地理歴史、公民、英語などの科目を重点的に学び、私立文系大学や国公立文系大学を目指します。 将来、文学、法学、経済学、国際関係などの分野に進みたい生徒におすすめです。 理系コース(2年次から): 数学、理科の専門科目を深く学び、理工系、農学系、医療系などの大学進学を目指します。 科学的な探究心が旺盛で、将来は研究者や技術者、医療従事者になりたい生徒に適しています。
松蔭大学附属松蔭高等学校の特色・校風
宿題の量:量は標準的か、やや少なめという声が見られますが、小テストが頻繁に行われるため、日々の予習・復習が欠かせないようです。 校則:他の私立高校と比較すると、厳しすぎず、緩すぎず、標準的という意見が多いです。頭髪や服装に関する指導はありますが、スマートフォンの持ち込みは許可されており、校内での使用ルールを守れば問題ないようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い印象です。共学ですが、もともと女子校だった歴史もあり、穏やかな雰囲気があるようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など、特別な理由がある場合は申請により許可されることもあるようです。 制服の評判:制服は伝統的なデザインで、特に女子のセーラー服は清楚で良いという評判がある一方で、少し古いデザインだと感じる生徒もいるようです。男子は一般的なブレザースタイルです。 土曜授業:第2、第4土曜日は休みのようです。
松蔭大学附属松蔭高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭(5月):クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて盛り上がります。 文化祭(松蔭祭、10月):各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などを出店し、一年で最も活気にあふれるイベントの一つです。 修学旅行(11月):高校生活最大の思い出となる旅行です。行き先は年によって異なりますが、日本の歴史や文化に触れる貴重な体験ができます。 その他:高1の林間学校、高2の勉強合宿(いずれも軽井沢の校外施設にて)、スピーチコンテスト、球技大会、スケート教室など、多彩な行事が年間を通じて行われます。
松蔭大学附属松蔭高等学校の進学実績
松蔭大学附属松蔭高等学校の特長・アピールポイント
「知行合一」を育む探究学習:生徒が自らテーマを設定し、調査・分析・発表を行う「探究学習」に力を入れています。 この活動を通して、主体性や問題解決能力、プレゼンテーション能力といった、大学進学後や社会で必要となる力を養います。 充実した国際理解教育:希望者対象のオーストラリア語学研修をはじめ、グローバルな視野を広げる機会が豊富に用意されています。 英語だけでなく、フランス語や中国語を学ぶ機会もあり、多様な文化に触れることができます。 軽井沢の校外施設「松蔭山荘」:勉強合宿や林間学校、部活動の合宿などで利用される自然豊かな施設です。 日常を離れた環境での学びや共同生活は、生徒たちの成長を促し、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 手厚い進路指導と高大連携:教員と生徒の距離が近く、一人ひとりの進路相談に親身に対応してくれる体制が整っています。 松蔭大学との連携により、大学の授業を体験したり、大学教員から直接指導を受けたりする機会もあります。 都心にありながら緑豊かな学習環境:下北沢や代々木上原といった人気のエリアにありながら、駒場の丘陵を望む高台に位置し、落ち着いて学習に集中できる環境です。 周辺には日本近代文学館や日本民芸館などもあり、文化的な刺激を受けることができます。
松蔭大学附属松蔭高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「質問しやすい雰囲気がある」といった、教員のサポートの手厚さを評価する声が多く見られます。 「落ち着いた環境で、自分のペースで勉強に集中できる」という意見も多く、穏やかな校風を好む生徒に合っているようです。 「指定校推薦の枠が充実している」「大学進学へのサポートがしっかりしている」など、進路指導に関する満足度も高い傾向があります。 「アクセスが良く、通学しやすい」という点も、多くの生徒にとってメリットと感じられているようです。
気になる点: 「校舎や体育館などの施設が少し古い」という意見が一部で見られます。 「校則がもう少し緩やかでも良いのでは」と感じる生徒もいるようです。 「グラウンドが広くないため、運動部の活動に制限がある」といった声も聞かれます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: 小田急線「東北沢駅」から徒歩約3分 京王井の頭線「池ノ上駅」から徒歩約3分 東京メトロ千代田線・小田急線「代々木上原駅」から徒歩約8分 東急バス(渋谷~幡ヶ谷間)「松蔭学園前」バス停からすぐ
松蔭大学附属松蔭高等学校受験生へのワンポイントアドバイス