東京都立日野台高等学校は、「高いレベルでの文武両道」を掲げ、勉強だけでなく部活動や学校行事にも全力で取り組める、活気に満ちた学校です。 進学指導推進校として、国公立大学や難関私立大学への進学を力強くサポートする一方で、生徒が主体となって盛り上げる行事の数々は、かけがえのない高校生活の思い出となるでしょう。
東京都立日野台高等学校の基本情報
東京都立日野台高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 : 普通科 64偏差値は模試の種類や年度によって変動するため、あくまで目安として考えましょう。
難易度の目安 :同じくらいの偏差値の高校としては、都立では昭和高校、調布北高校、小金井北高校、武蔵野北高校などが挙げられます。 合格に必要な内申点の目安は、換算内申で55点前後が一つの基準となるようです。 日頃の定期テスト対策をしっかり行い、主要5教科だけでなく、技能4教科でも良い成績を収めておくことが大切です。
主な併願校 :
都立高校が第一志望の場合、多くの受験生が私立高校を併願します。日野台高等学校の受験生がよく併願する私立高校には、以下のような学校が挙げられます。 八王子学園八王子高等学校 拓殖大学第一高等学校 明星高等学校 明治大学付属中野八王子高等学校 中央大学附属高等学校
東京都立日野台高等学校に設置されている学科・コース
普通科 :
1・2年次では、文系・理系を問わず、大学進学に必要な幅広い基礎学力を身につけるためのカリキュラムが組まれています。 3年次になると、生徒一人ひとりの進路希望に合わせて、多彩な選択科目の中から自分の興味や受験に必要な科目を選んで学習を進めていきます。
東京都立日野台高等学校の特色・校風
校風 : 文武両道、落ち着いた雰囲気、真面目宿題の量 : 週末課題や小テストが頻繁にあるため、量は「普通から多め」と感じる生徒が多いようです。 予習・復習を前提とした授業が進められるため、家庭学習の習慣を身につけることが重要です。校則 :全体的に見ると、都立高校の中では標準的か、やや緩やかという意見が見られます。 スマホ:授業中の使用は基本的には許可されていませんが、休み時間などでの使用は可能なようです。 服装:制服はありますが、着こなしについては細かすぎる指導はないようです。ただし、ピアスや髪の染色は禁止されています。 アルバイト:原則として禁止されています。特別な事情がある場合は、学校への届け出が必要です。
生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。 行事や部活動には全力で取り組む活発な一面もあり、何事にも一生懸命な生徒が多いようです。制服 : 落ち着いたデザインで、生徒からの評判は概ね良好です。女子はスラックスも選択可能です。土曜授業 : 年間20回程度の土曜授業が実施されており、授業時間数を確保し、学力向上を図っています。
東京都立日野台高等学校の部活動・イベント
部活動
特に活発な部活動の例 :陸上競技部 : 関東大会出場の常連で、高いレベルで練習に打ち込める環境です。サッカー部 : 「全てを楽しむ」をモットーに、専門的な指導者の下で心身の成長を目指しています。ハンドボール部 : 都大会上位を目指し、男女ともに熱心に活動しています。吹奏楽部 : コンクールでの上位入賞を目指し、日々練習に励んでいます。
イベント
三大行事 :合唱祭(6月) : ホールを貸し切り、全クラスが課題曲と自由曲を披露します。 クラス一丸となって練習に励み、美しいハーモニーを響かせます。常磐樹祭(ときわぎさい)(9月) : 文化祭と体育祭を合わせて「常磐樹祭」と呼びます。文化祭:1・2年生は趣向を凝らした展示やアトラクション、3年生の各クラスが上演する劇は非常にレベルが高いと評判です。 体育祭:4つの団に分かれて競い合う応援合戦や競技は、学校全体が一体となる一大イベントです。
修学旅行 : 近年では、広島・関西方面などを訪れているようです。マラソン大会 : 冬に行われる伝統行事で、体力づくりと精神力を養う機会となっています。
東京都立日野台高等学校の進学実績
主な大学進学実績(2025年入試 現役・既卒含む) :国公立大学 : 75名主な合格大学:東京都立大学(21)、東京学芸大学(9)、東京農工大学(5)、東京科学大学(3)、東京外国語大学(3)、横浜国立大学(3)、一橋大学(1)、名古屋大学(1)など
難関私立大学 :早慶上理(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科)合計: 56名 GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)合計: 310名
進学サポート :
生徒の進路実現をサポートするため、様々な取り組みが行われています。 補習・講習 : 放課後や長期休業中に、受験対策などの補習や講習が多数開かれています。自習環境の整備 : 図書館や自習室は夜7時まで開放されており、多くの生徒が集中して学習に取り組んでいます。 廊下にも自習スペースが設けられています。きめ細やかな進路指導 : 進路指導部、担任、教科担当、部活動の顧問が連携し、生徒一人ひとりの相談に丁寧に対応しています。
東京都立日野台高等学校の特長・アピールポイント
進学指導推進校としての手厚いサポート : 東京都教育委員会から指定を受け、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒を強力にバックアップする体制が整っています。高いレベルで実現する「文武両道」 : 勉強はもちろん、部活動や学校行事にも本気で取り組む校風が根付いており、充実した3年間を送ることができます。SDGsを軸とした探究活動 : 「SDGs」を基本コンセプトとした探究活動に力を入れており、自ら課題を発見し、解決していく力を養います。木のぬくもりを感じる新しい校舎 : 2018年に新校舎が完成し、明るく綺麗な環境で学ぶことができます。 教室の内装は木目調で、落ち着いた雰囲気が特徴です。屋上の開放 : 都立高校では珍しく屋上が常時開放されており、お昼休みには多くの生徒がランチを楽しむなど、憩いの場となっています。充実した自習環境 : 自習室や図書館が夜7時まで利用できるほか、校内の至る所に自習スペースが確保されており、生徒の学習意欲に応えています。海外帰国生徒の受け入れ : 海外での多様な経験を持つ生徒が在籍しており、国際色豊かな雰囲気の中で学校生活を送ることができます。
東京都立日野台高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方のサポートが手厚く、質問にも親身になって答えてくれる」という声が多く聞かれます。 「行事が本当に楽しく、クラスや学年全体の団結力が強い」といった、学校行事への満足度が非常に高いようです。 「真面目な生徒が多く、落ち着いて勉強に集中できる環境がある」という意見も多数見られます。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら本気で打ち込める」という口コミも多く、文武両道を体現している生徒が多いことがうかがえます。
気になる点 :「駅から少し歩くのが大変」という声があります。特に夏の暑い日や雨の日は、少し不便に感じるかもしれません。 「いわゆる『自称進学校』的な側面も感じる」という意見も一部で見られます。課題の量や進路指導にプレッシャーを感じる生徒もいるようです。 「校則は厳しくないが、思ったよりは自由ではない」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR中央線「日野駅」から徒歩約13〜15分 JR中央線「豊田駅」から徒歩約20分
バスでのアクセス :JR中央線「八王子駅」から京王バス(日50 日野駅行)で約25分、「日野自動車前」下車、徒歩4分 京王線「高幡不動駅」から京王バス(日02 日野駅行)で約15分、「日野市役所」下車、徒歩約15分
通学エリア :
日野市内からの通学者が多いですが、八王子市、立川市、多摩市、昭島市など、JR中央線や京王線沿線の広範囲から生徒が通学しています。
東京都立日野台高等学校受験生へのワンポイントアドバイス