横浜富士見丘学園高等学校は、2019年度から共学化し、新しい歴史を歩み始めた活気あふれる私立高校です。1923年の創立以来、長い歴史の中で培われてきた伝統を大切にしながらも、常に時代の変化に応える新しい教育を追求しています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、その可能性を最大限に引き出すための、きめ細やかなサポート体制が魅力です。
横浜富士見丘学園高等学校の基本情報
横浜富士見丘学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特進コース(男子・女子): 偏差値 56 – 57普通科 進学コース(女子): 偏差値 512025年度入学者より進学コースも男女共学となる予定です。
横浜富士見丘学園高等学校に設置されている学科・コース
特進クラス どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すためのクラスです。 2年次からは文系特進と理数特進に分かれ、より専門的な学力を養成します。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら集中的に学習に取り組みたい人におすすめです。
進学クラス どんなことを学ぶ場所か:主に私立文系大学への進学を目指すクラスですが、看護系や栄養系などの理系進学や、多様な進路にも対応できるカリキュラムが組まれています。 どんな生徒におすすめか:部活動や学校行事など、勉強以外の活動にも力を入れながら、自分のペースで着実に大学進学を目指したい人におすすめです。
横浜富士見丘学園高等学校の特色・校風
宿題の量・学習への取り組み
特進クラスでは、7時限授業が週に3回あるなど、学習量は多めとの声があります。「TERAKOYA」と呼ばれる放課後の学習支援制度があり、大学生や大学院生が常駐して勉強をサポートしてくれる環境が整っています。 校則
校則は、他の私立高校と比較すると、やや厳しいという意見が見られます。特に服装や頭髪に関する指導はしっかりしているようです。例えば、肩より長い髪は結ぶ規定があるとの口コミがあります。スマートフォンの使用については、校内での使用は制限されていることが多いですが、ルールを守って使用している生徒がほとんどのようです。 生徒たちの雰囲気
真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。特進・進学ともに学習意欲の高い生徒が集まっており、互いに高め合える環境です。共学化してまだ年数が浅いため、学年によって男女比が異なりますが、活気のある雰囲気です。 アルバイト・制服・土曜授業
アルバイトは原則として禁止されているようです。制服は、品があり可愛らしいと評判で、特に女子生徒からの人気が高い傾向があります。土曜授業は実施されています。
横浜富士見丘学園高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ダンス部・チアリーディング部: 全国の舞台で常に上位の成績を収める強豪として知られています。仲間と心を一つにして創り上げるパフォーマンスは圧巻です。地理研究部: 鉄道模型コンテストの全国大会で最優秀賞を受賞した実績を持つなど、文化部の中でも特に活躍が目立ちます。一つのテーマを深く探究する面白さを体験できます。
全体の様子
運動部はソフトテニス部、バドミントン部、バスケットボール部など、文化部は吹奏楽部、軽音楽部、家庭科部など、多種多様なクラブがあります。eスポーツ同好会のようなユニークな活動もあり、自分の興味に合わせて選ぶことができます。
イベント
文化祭(9月): 「富士見祭」と呼ばれ、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行います。毎年多くの来場者で賑わう、学校最大級のイベントです。体育祭(5月): クラス対抗で様々な競技に挑みます。学年を超えて応援に熱が入る、一体感のあるイベントです。修学旅行: 2年次に実施され、行き先は広島・山口・九州方面などです。平和学習や文化体験を通じて、見聞を広める貴重な機会となっています。音楽祭(6月): 中学と合同で開催され、美しいハーモニーがホールに響き渡ります。
横浜富士見丘学園高等学校の進学実績
国公立大学
旧帝国大学への合格者も輩出しており、東京都立大学などへの進学実績があります。 難関私立大学
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関大学や、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)にも多数の合格者を出しています。 その他の進路
成蹊大学、成城大学、明治学院大学といった大学への進学者も多いです。また、薬学部への合格者が多いのも特徴の一つです。海外大学への合格実績もあり、多様な進路選択が可能です。 進学サポート
日々の授業に加え、放課後の学習支援制度「TERAKOYA」や、レベル別に行われる英検講習、大学入試で重要となる英語外部検定IELTSの対策講座など、進学実績に直結する手厚いサポート体制が整っています。
横浜富士見丘学園高等学校の特長・アピールポイント
木の香りに包まれた美しい校舎
赤レンガの外観が印象的な校舎は、内部に木材をふんだんに使用しており、温かみのある学習環境です。ITラウンジを併設した図書館やオシャレなカフェテリアなど、施設が非常に充実しています。 充実した学習支援制度「TERAKOYA」
放課後に大学生や大学院生が常駐し、個別の学習サポートをしてくれる制度です。先輩から勉強のコツや大学生活について聞くこともでき、学習意欲の向上につながります。 実践的な英語教育プログラム
週7時間以上確保された英語の授業に加え、オンライン英会話やセブ島英語研修など、実際に「使う」ことを重視したプログラムが豊富です。 全国レベルで活躍する部活動
ダンス部や地理研究部をはじめ、全国大会で輝かしい実績を誇る部活動が複数あります。高いレベルで文武両道を目指せる環境です。 生徒の成長を記録する「あしあと」
毎日提出する学習記録ノート「あしあと」を通じて、担任の先生と学習や生活についてじっくり向き合うことができます。自分の成長を客観的に振り返る貴重な機会となっています。 多彩な海外研修・留学プログラム
アメリカ西海岸大学訪問研修やオーストラリアターム留学など、国際感覚を養うための海外プログラムが充実しています。
横浜富士見丘学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 施設の綺麗さ: 「校舎が新しく綺麗で、特に図書館やカフェテリアは自慢できる」という声が非常に多いです。快適な環境で学校生活を送りたい人には高評価のようです。先生のサポート: 「質問に行くと親身になって教えてくれる先生が多い」「進路相談に熱心に乗ってくれる」など、面倒見の良さを評価する口コミが目立ちます。学習環境: 「自習室が使いやすい」「TERAKOYA制度が役立つ」といった、勉強に集中できる環境が整っている点を挙げる声が多いです。制服: 「制服が可愛い、格好良い」という意見は、特に女子生徒から多く聞かれます。
気になる点 校則の厳しさ: 「他の高校に比べて校則が厳しいと感じる」という声は一定数あります。特に頭髪や服装に関する指導が厳しいと感じる生徒もいるようです。体育祭の規模: 「私立の割に体育祭が少し地味かもしれない」という意見も見られました。坂道と駅からの距離: 最寄り駅から学校まで坂道が続くため、「毎日の通学が少し大変」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 相鉄本線・いずみ野線「二俣川駅」北口から徒歩約12〜15分 相鉄本線「鶴ヶ峰駅」北口から徒歩約28分 相鉄本線「希望ヶ丘駅」北口から徒歩約30分
通学エリア
所在地である横浜市旭区のほか、瀬谷区、泉区、保土ケ谷区など、相鉄線沿線から通学している生徒が多い傾向があります。また、大和市や座間市、藤沢市など、広域から通う生徒もいます。
横浜富士見丘学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス