和光高等学校は、東京都町田市にある、個性を伸ばしたい生徒にぴったりの私立高校です。「自由と自治」を教育の柱に掲げ、生徒一人ひとりの自主性を最大限に尊重する校風が最大の魅力と言えるでしょう。校則がほとんどなく、服装や髪型も自由。一見、驚くかもしれませんが、そこには生徒自身が考え、判断し、行動するという大切な学びが隠されています。
和光高等学校の基本情報
和光高等学校の偏差値・難易度・併願校
和光高等学校に設置されている学科・コース
普通科:2年生から始まる約120もの多彩な選択講座の中から、自分の興味・関心や進路希望に合わせて、自分だけのオリジナルの時間割を作成します。文系・理系という枠にとらわれず、芸術、情報、家庭科など幅広い分野から自由に学べるため、自分の「好き」をとことん追求したい生徒や、高校生活の中で将来の夢を見つけたい生徒に最適です。
和光高等学校の特色・校風
校風のキーワード:自由闊達、個性尊重、生徒主体、自主自立 宿題の量:レポート形式の課題が多いという声があります。知識を覚えるだけでなく、自分の考えをまとめて表現する力が求められるようです。 校則:校則はほとんどなく、非常に緩やかです。私服での登校はもちろん、髪を染めること、ピアスやネイル、アクセサリーの着用も基本的に自由です。「自由には責任が伴う」ことを、学校生活を通して学んでいきます。 生徒たちの雰囲気:互いの個性を認め合う、穏やかで落ち着いた雰囲気があるようです。自分の意見をしっかり持っている生徒が多く、活発な議論が交わされる場面もよく見られます。 アルバイト:アルバイトは許可されています。 制服の評判:制服はありません。なんちゃって制服を着ている生徒もいれば、古着や着物など、思い思いのファッションを楽しんでいる生徒もいます。 土曜授業:土曜授業の有無については、年度によって変更される可能性があるため、学校説明会などで直接確認することをおすすめします。
和光高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭:最大のイベントの一つである体育祭は、なんと4日間かけて行われます。サッカー、バスケットボール、バレーボールの球技大会形式で、クラスTシャツを作成し、クラス一丸となって優勝を目指します。 和光祭(文化祭):体育祭と並ぶ大きな行事が、秋に開催される和光祭です。クラスごとに企画を考え、屋台の組み立てから運営まで、すべて生徒たちの手で行われます。毎年多くの来場者で賑わい、そのクオリティの高さは地域でも評判です。 修学旅行:修学旅行は、平和学習などをテーマに、行き先も生徒たちの意見を取り入れながら決められることが多いようです。 その他のイベント:1年生では、親睦を深めるためのクラス合宿も行われます。
和光高等学校の進学実績
国公立大学:1名 難関私立大学: 早稲田大学 4名、上智大学 1名、東京理科大学 1名 GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)合計14名
その他:日本大学、東洋大学、駒澤大学、成蹊大学など、多くの私立大学への進学実績があります。専門学校への進学や、自分の夢を追いかけるなど、進路は多岐にわたります。
和光高等学校の特長・アピールポイント
圧倒的な「自由」と、それを支える「自治」の精神:校則がほとんどなく、服装も髪型も自由。その自由の中で、生徒自身が考え、責任をもって行動することを学びます。学校運営にも生徒が積極的に関わります。 3年間クラス替えがない、じっくり育む人間関係:入学から卒業まで3年間、同じクラスの仲間と過ごします。時間をかけて深い信頼関係を築きながら、クラスを「自治」の拠点として学校づくりに参加します。 自分だけの時間割を作る、約120の多彩な選択講座:2年生からは、文理の枠にとらわれず、約120の講座から興味関心に合わせて自由に授業を選択できます。 生徒が創り上げる、熱気あふれる学校行事:4日間の球技大会形式で行われる体育祭や、企画から運営まで生徒が手がける文化祭「和光祭」など、生徒主体の行事が目白押しです。 対話を重視し、「考える力」と「表現する力」を育む授業:一方的に知識を詰め込むのではなく、生徒同士のディスカッションや発表の機会が多く設けられています。 生徒と先生の対等な関係:先生が生徒を「さん」付けで呼ぶなど、お互いを一人の人間として尊重する文化が根付いています。 緑豊かな広大なキャンパス:町田市の自然豊かな環境にあり、落ち着いた雰囲気の中で学校生活を送ることができます。
和光高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「とにかく自由。自分の個性を隠さず、のびのびと過ごせる」という声が最も多く聞かれます。 「校則がないので、自分で考えて行動する力が身についた」 「体育祭や文化祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強い」 「先生との距離が近く、対等な立場で話を聞いてくれる」 「3年間クラス替えがないので、一生付き合える友達ができた」
気になる点: 「駅から遠く、バスに乗る必要があるので少し不便」という意見があります。 「自由な校風が合わない人には辛いかもしれない。自主性がないと流されてしまう」 「大学進学へのサポートが手厚いとは言えない」と感じる生徒もいるようです。 「施設が少し古い」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
小田急線「鶴川駅」から:バスターミナル1番乗り場より「和光学園行き」または「若葉台駅行き」に乗車し、「和光学園」下車(約10分)。 京王相模原線「若葉台駅」から:バスターミナル4番乗り場より「鶴川駅行き」に乗車し、「和光学園」下車(約10分)。 小田急多摩線「栗平駅」、小田急多摩線「黒川駅」からも徒歩圏内ですが、35分〜40分ほどかかります。
和光高等学校受験生へのワンポイントアドバイス