八雲学園高等学校は、2021年に共学化した、新しい歴史を歩み始めた学校です。1938年の創立以来、長い伝統の中で培われてきた「生命主義」と「健康主義」という教育理念を大切にしながら、現代の社会が求める新しい学びを積極的に取り入れています。特に、これからの時代に不可欠なグローバル教育に力を入れているのが、八雲学園高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。
八雲学園高等学校の基本情報
八雲学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特進コース:58 普通科進学コース:54
主な併願校(都立):広尾高校、雪谷高校、田園調布高校など 主な併願校(私立):駒澤大学高等学校、多摩大学目黒高等学校、東海大学付属高輪台高等学校、立正大学付属立正高等学校など
八雲学園高等学校に設置されている学科・コース
特進コース
難関大学への進学を目指し、ハイレベルな授業を展開するコースです。少人数制で、きめ細やかな指導が受けられます。仲間と切磋琢磨しながら、高い目標に挑戦したい人におすすめです。 進学コース
GMARCHをはじめとする有名私立大学への進学を目標に、基礎から応用まで着実に学力を伸ばすコースです。部活動や学校行事にもしっかり取り組みながら、希望の進路を実現したい人にぴったりです。
八雲学園高等学校の特色・校風
宿題の量:コースにもよりますが、日々の学習習慣を定着させるため、宿題はやや多めという声が多いようです。 校則:頭髪や服装に関する指導は、私立高校として標準的か、やや厳しめと感じる生徒もいるようです。スマートフォンは校内での使用ルールが定められています。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事などでは活発に盛り上がるメリハリのある雰囲気のようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は学校に申請し許可を得る必要があるようです。 制服の評判:上品でスマートなデザインが好評で、特に女子生徒からの人気が高いようです。 シャツやリボンにバリエーションがあり、着こなしを楽しめる点も魅力です。 土曜授業:土曜日は、講習や部活動、行事などが行われることがあるようです。
八雲学園高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部は、特にバスケットボール部が全国大会の常連として知られており、高いレベルで挑戦したい生徒が集まっています。 その他、空手道部、バレーボール部、硬式テニス部なども活発に活動しています。 文化部も、吹奏楽部、軽音楽部、ダンス部などが人気です。また、中国語部やピアノ部といったユニークな部活動も存在します。
イベント
文化祭(八雲祭):10月に行われる最大のイベントで、クラスごとの展示や催し物、部活動の発表などで大変盛り上がります。 体育祭:生徒が主体となって運営され、クラス対抗で熱い戦いが繰り広げられます。 英語祭:英語劇やスピーチコンテストなどが行われ、日頃の英語学習の成果を発表する八雲学園ならではのイベントです。 修学旅行:例年、海外を訪れることが多く、異文化に触れる貴重な体験となっています。
八雲学園高等学校の進学実績
国公立大学:例年、合格者を輩出しています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関大学への合格者が年々増加しています。 GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)へは、合計で36名(2025年度入試)が合格するなど、多くの生徒が進学しています。 海外大学:海外協定大学推薦制度(UPAA)などを活用し、イギリス、アメリカ、韓国などの大学へ毎年20名ほどの生徒が合格しています。 進路サポート:放課後や長期休暇中の講習、予備校講師による受験指導など、手厚いサポート体制が整っています。 指定校推薦の枠も豊富にあります。
八雲学園高等学校の特長・アピールポイント
活発な国際交流:世界50カ国以上、約180校が加盟する私立学校連盟「ラウンドスクエア」に加盟しており、国際会議や交換留学が盛んに行われています。 独自の海外大学推薦制度:海外協定大学推薦制度(UPAA)により、海外の大学へ進学しやすい環境が整っています。 実践的な英語教育:「チュートリアル・イングリッシュ」と呼ばれるネイティブ教員との1対1の英会話レッスンや、英語劇、英語祭など、英語を「使う」機会が豊富に用意されています。 感性を磨く「文化体験」:歌舞伎や能、クラシックコンサートの鑑賞など、本物の文化に触れる機会を大切にしています。 ホスピタリティ教育:日々の挨拶やマナー指導を徹底し、社会で活躍するための人間性を育んでいます。テーブルマナーやホテルマナーを学ぶ機会もあります。 緑豊かな学習環境:駒沢オリンピック公園に近く、落ち着いた環境で学習に集中できます。
八雲学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が非常に多いです。 「グローバル教育が充実しており、海外に興味がある人には最高の環境」 「行事が多く、クラスの団結力が強まる。楽しい高校生活が送れる」 「校舎が綺麗で、勉強に集中できる設備が整っている」 「指定校推薦の枠が豊富で、進路の選択肢が広がる」
気になる点: 「私立なので学費は安くない」という意見があります。 「校則が少し厳しいと感じることがある」 「熱心な先生が多いが、先生によって指導方針にばらつきがあると感じることもある」 「駅から少し歩くのが難点」
アクセス・通学
東急東横線「都立大学」駅 北口から徒歩約7〜10分 東急東横線「自由が丘」駅 正面口から徒歩約18分
八雲学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス