川崎市立橘高等学校は、川崎市中原区にあり、1942年創立の歴史と伝統を誇る高校です。「たちこう」の愛称で親しまれ、活気あふれる生徒たちが文武両道を目指して充実した毎日を送っています。普通科、国際科、スポーツ科という特色ある3つの学科が設置されており、一人ひとりの夢や目標に合わせた多様な学びが展開されています。
川崎市立橘高等学校の基本情報
川崎市立橘高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:58 国際科:54 スポーツ科:44
鶴見大学附属高等学校 横浜創英高等学校 横浜翠陵高等学校 日本大学高等学校 桐光学園高等学校
川崎市立橘高等学校に設置されている学科・コース
普通科 幅広い進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。2年生から文系・理系に分かれ、それぞれの目標に合わせて多くの選択科目が用意されているのが特徴です。
国際科 高い英語力と国際感覚を身につけることを目指す学科です。全員が英検2級以上の取得を目標とし、2年生ではオーストラリアでの海外研修も行われます。 中国語や韓国語といった第二外国語も学べます。
スポーツ科 スポーツに関する専門的な知識と技術を学び、アスリートや指導者を目指す学科です。スキーやスキューバダイビングといった宿泊を伴う実習もあり、実践的に学ぶことができます。
川崎市立橘高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 明るく元気な生徒が多く、行事や部活動には非常に熱心に取り組む雰囲気があります。全体的に仲が良く、クラスの団結力が強いという声が多いようです。
校則 他の高校と比較すると、校則は比較的緩やかだという意見が見られます。スマートフォンの使用は休み時間中であれば許可されているようです。服装や頭髪に関しても、常識の範囲内であれば厳しく指導されることは少ない傾向にあります。
宿題・課題の量 学科や選択科目によって差はありますが、毎日コツコツと取り組む必要がある程度の課題が出されるようです。特に国際科は、語学系の課題が多くなる傾向があります。
制服 制服は、男子が詰襟、女子がブレザーです。特に女子の制服は、リボンやスカートのデザインが可愛いと評判が高いようです。
アルバイト アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合があるようです。
土曜授業 土曜授業は基本的に実施されていません。
川崎市立橘高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特にバレーボール部は男女ともに全国大会の常連校として有名で、女子はインターハイで全国優勝の経験もあります。 陸上競技部やソフトテニス部も全国大会に出場するなど、高いレベルで活動しています。 その他、サッカー部、野球部、ダンス部、剣道部なども活発に活動しています。
文化部 吹奏楽部は毎年東関東大会に出場するなど、県内トップクラスの実力を誇ります。定期演奏会も開催され、多くのファンが訪れます。 書道部や美術部も高文連などで活躍しています。 珍しい部活動としては、天文科学部や、国際交流を目的としたICC(International Communication Club)などがあります。
イベント
橘花祭(きっかさい) 歌合戦、体育祭、文化祭の3つを合わせた橘高校最大のイベントです。特に体育祭は、応援合戦やスポーツ科生徒による実技発表など見どころが多く、近隣の中学生が見学に訪れるほどの名物行事となっています。文化祭では各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、活気に満ち溢れます。
修学旅行 普通科は沖縄へ行き、平和学習や体験学習を行います。
海外研修・宿泊実習 国際科は2年次にオーストラリア研修、スポーツ科はスキーやスキューバダイビングの実習など、学科の特色を生かした校外学習が充実しています。
川崎市立橘高等学校の進学実績
国公立大学 横浜国立大学、東京都立大学、横浜市立大学などの首都圏の大学を中心に合格者が出ています。
難関私立大学 GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)や、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などにも多数の合格実績があります。
その他の進路 日本大学や東洋大学、駒澤大学、専修大学といった大学への進学者も多い傾向にあります。また、専門学校への進学や就職など、多様な進路に対応したサポート体制が整っています。
川崎市立橘高等学校の特長・アピールポイント
特色ある3つの専門学科 普通科に加え、高度な語学力と国際感覚を養う「国際科」、専門的な知識と技術を学ぶ「スポーツ科」があり、自分の興味・関心をとことん追求できる環境です。
活気あふれる部活動 バレーボール部や陸上部、吹奏楽部など、全国レベルで活躍する部活動が数多くあり、高い目標を持って打ち込むことができます。
全生徒が主役になれる学校行事 「橘花祭」に代表される学校行事は、生徒が主体となって創り上げる一大イベントです。クラスや学年を超えた一体感を味わうことができます。
グローバルな学びの機会 国際科のオーストラリア研修をはじめ、国際交流クラブ(ICC)の活動など、異文化に触れる機会が豊富に用意されています。
充実したスポーツ施設 50m公認プール、2つの体育館、トレーニングルーム、剣道場、柔道場など、県内でも有数の規模を誇る施設が整っており、部活動や授業で活用されています。
川崎市立橘高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「行事がとにかく楽しくて、最高の思い出が作れる」という声が非常に多いです。 「部活動に本気で打ち込める環境がある」「先生方が熱心に指導してくれる」といった、文武両道を実践できる環境を評価する意見も目立ちます。 「生徒が明るく、いじめなども聞いたことがない」「みんな仲が良く、充実した高校生活が送れる」など、学校生活の満足度の高さがうかがえます。
気になる点 「校舎や施設が少し古い部分がある」という意見が一部で見られます。 最寄り駅から学校まで坂道があるため、「駅から歩くのが少し大変」と感じる生徒もいるようです。 「人気校なので、希望の部活動に入るための競争が激しいこともある」といった声もあります。
アクセス・通学
JR南武線「向河原駅」から徒歩約7〜10分 JR南武線「平間駅」から徒歩約11〜15分 JR横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線「武蔵小杉駅」から徒歩約13分
川崎市立橘高等学校受験生へのワンポイントアドバイス