聖ヨゼフ学園高等学校は、横浜市鶴見区にキャンパスを構える、カトリックの教えに基づいた人間教育を大切にしている私立の共学校です。2023年度に高校が共学となり、新たな歴史を歩み始めました。 一人ひとりの生徒に寄り添う少人数教育が大きな魅力で、アットホームな雰囲気の中で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
聖ヨゼフ学園高等学校の基本情報
聖ヨゼフ学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科AE(アドバンスト・イングリッシュ)コース:53 普通科IL(インクワイアリーベースト・ラーニング)コース:53 普通科総合進学コース
聖ヨゼフ学園高等学校に設置されている学科・コース
総合進学コース:幅広い分野の学問に対応し、多様な進路希望を実現するためのコースです。基礎学力を固めながら、自分の興味関心に合わせて科目を選択できます。 AE(アドバンスト・イングリッシュ)コース:英検準1級相当の高度な英語力を身につけることを目標とするコースです。 英語でのディベートやプレゼンテーションなど、実践的な学びを通して国際社会で活躍したい生徒におすすめです。 IL(インクワイアリーベースト・ラーニング)コース:探究学習に特化したコースです。 外部講師を招いて社会問題について考えたり、フィールドワークを行ったりと、主体的に学ぶ力を養います。 知的好奇心が旺盛で、課題解決能力を身につけたい生徒にぴったりです。
聖ヨゼフ学園高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミによると、特に英語の課題は毎日出るなど、宿題はやや多めの傾向があるようです。 しかし、毎日15〜20分程度で終わるものがほとんどで、学習習慣を身につけるのに役立つという声もあります。 校則:以前は厳しいという意見もありましたが、最近は少しずつ緩やかになってきているという口コミが見られます。 スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、校内での使用にはルールがあるようです。服装については、頭髪やスカート丈に関する指導が比較的しっかりと行われているとの声があります。 生徒たちの雰囲気:全体的に真面目で落ち着いた生徒が多いようです。いじめはほとんどなく、生徒同士の仲が良いという口コミが多く見られます。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服の評判:2023年度の共学化に伴い、男子はブレザースタイルになりました。 女子の制服は伝統的なセーラー服で、清楚なデザインが好評です。夏にはネクタイスタイルの夏季登校服も用意されています。 土曜授業:アドバンスト・イングリッシュコースでは、隔週で土曜授業が行われています。
聖ヨゼフ学園高等学校の部活動・イベント
部活動
文化部:特に英語部は、ディベートやスピーチの大会で高い実績を誇ります。また、カトリック学校ならではのカトリック研究会や、ボランティア活動を行うインターアクトクラブ・小百合会など、特色ある活動も行われています。 運動部:バスケットボール部、バレーボール部、卓球部などがあり、それぞれの目標に向かって熱心に活動しています。
イベント
ヨゼフ祭(文化祭):毎年9月に行われる最大のイベントです。クラスごとの展示や発表、部活動の公演などで大変盛り上がります。 体育祭:中高合同で、学年対抗で行われます。 学年のカラーハチマキを締め、綱引きや名物の「むかでチャン」などの競技に熱中することで、クラスや学年の絆が深まります。 修学旅行:高校2年次には、平和学習などを目的とした長崎への修学旅行が実施されます。 その他:英語弁論大会や合唱コンクールなど、日頃の学習の成果を発表する場も多く設けられています。
聖ヨゼフ学園高等学校の進学実績
国公立大学:名古屋工業大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:早慶上理ICUに8名、GMARCHに3名などの合格者を出しています(2025年度入試)。 特に上智大学には、指定校推薦やカトリック校対象の特別選抜制度を利用して進学する生徒が多くいます。 その他の進路:国際系や医療系の学部への進学者が多いのも特徴です。 歯学部、薬学部、看護学部などにも多数の合格者を出しています。 また、約半数の生徒が学校推薦型選抜や総合型選抜を利用して進学しており、白百合女子大学(姉妹校推薦)や聖心女子大学など、多くの大学の指定校推薦枠を持っています。 進学サポート:放課後の補習や長期休暇中の講習はすべて無料で行われており、生徒の学習を力強くバックアップしています。 また、志望理由書や小論文の指導では、一人の生徒に複数の教員がつくなど、手厚いサポート体制が整っています。
聖ヨゼフ学園高等学校の特長・アピールポイント
徹底した少人数教育:1学年2クラスという小規模な環境で、教員が生徒一人ひとりの個性や学習状況を細やかに把握し、最適なサポートを提供します。 実践的な英語教育プログラム:4技能をバランスよく伸ばす教育に定評があり、卒業時には約70%の生徒が英検2級以上を取得します。 オンライン英会話や希望者対象のイギリス語学・文化研修なども用意されています。 主体性を育む探究学習「ヨゼフ・プロジェクト」:ILコースを中心に、社会との関わりの中で課題を発見し、解決策を探究するプロジェクト型の学習を実践しています。 カトリックの価値観に基づく人間教育:聖書の教えに基づき、他者を大切にし、互いに愛し合うことのできる豊かな人間性を育むことを目指しています。 充実したICT環境:生徒一人ひとりがタブレット端末を活用し、授業や探究活動に役立てています。電子黒板などの設備も整っています。 豊富な指定校推薦枠:上智大学や中央大学、明治学院大学をはじめ、多くの大学への推薦枠があり、生徒の進路選択の幅を広げています。 2023年度からの共学化:長年の女子教育で培った伝統を大切にしながら、男女が共に学び、成長できる新しい学校文化を創造しています。
聖ヨゼフ学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点:「先生方がとても親身で、生徒との距離が近い」という声が多数あります。 「少人数なので、質問がしやすく、授業が分かりやすい」「英語教育が充実していて、英語力が本当に伸びる」といった学習環境への満足度も高いようです。また、「いじめがなく、安心して学校生活が送れる」という意見も多く見られました。 気になる点:「校則が少し厳しいと感じる」という声が一部で見られます。特に、スマートフォンの使用ルールや服装に関する指導について言及する口コミがあります。また、「施設の充実度については、他の私立高校と比較すると少し見劣りする部分があるかもしれない」という意見もありました。
アクセス・通学
JR京浜東北線・鶴見線「鶴見駅」から徒歩約15分 京急本線「京急鶴見駅」から徒歩約15分
聖ヨゼフ学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス