大阪府立狭山高等学校は、大阪狭山市に位置し、豊かな自然に囲まれた環境でのびのびと学べる公立高校です。「自主・創造・連帯」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、主体性を育む教育を実践しています。活気あふれる学校行事や部活動、そして国際交流も盛んな狭山高等学校は、充実した3年間を送りたいと考える中学生にとって、非常に魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
大阪府立狭山高等学校の基本情報
大阪府立狭山高等学校の偏差値・難易度・併願校
主な併願校(私立) 初芝立命館高等学校 浪速高等学校 羽衣学園高等学校 近畿大学泉州高等学校 四天王寺東高等学校
大阪府立狭山高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か :1年生では、基礎学力の定着を最優先に、全員が共通の科目を学びます。2年生からは「文型」「文理型」「理型」に分かれ、それぞれの進路希望に沿った専門的な学習を深めていきます。全ての普通教室にはプロジェクターが設置されており、ICTを活用した分かりやすい授業が展開されています。どんな生徒におすすめか :国公立大学や私立大学への進学を考えている人はもちろん、専門学校への進学や就職など、幅広い進路を視野に入れている人におすすめです。自分の興味や得意なことを見つけながら、将来の夢に向かってじっくりと学びたい生徒に最適な環境です。
大阪府立狭山高等学校の特色・校風
校風を表すキーワード :自由闊達、文武両道、自主自立、生徒が主役宿題の量 :宿題の量は、他の進学校と比較して標準的か、やや少なめという声が多いようです。ただし、自主的な学習が求められるため、日々の予習・復習は欠かせません。校則 :校則は比較的緩やかで、生徒の自主性が重んじられています。スマホ :授業中以外の使用は基本的に許可されており、文化祭などの行事でも写真撮影が可能です。服装 :制服はありますが、上着は自由で、パーカーなどを着ている生徒も多く見られます。髪染めやピアスについては、長期休暇明けなどに指導が入ることがあるようです。アルバイト :アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立が前提となります。
生徒たちの雰囲気 :明るく活発な生徒が多く、誰とでも気さくに話せるフレンドリーな雰囲気です。行事などではクラス一丸となって盛り上がるなど、団結力の強さも特徴です。いじめはほとんど聞かれず、安心して学校生活を送れるという口コミが多く見られます。制服の評判 :女子の制服は、リボンとネクタイ、スカートとスラックスが選べるなど選択肢が多く、可愛いと評判です。私立高校の制服のようだという声もあります。土曜授業 :基本的に土曜授業はありませんが、模試や特別な講習が行われることがあります。
大阪府立狭山高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
男子バレーボール部は近畿大会に連続出場するなど実績があります。ほとんどの部員が高校からバレーボールを始めた初心者という点も特徴的です。ほかにも野球部、サッカー部、陸上競技部、男女バスケットボール部など、多くの部が熱心に活動しています。 文化部
文化部で特に有名なのがダンス部です。文化祭でのパフォーマンスは圧巻で、多くの生徒を魅了しています。また、軽音楽部は部員数が非常に多く、複数のバンドが日々練習に励んでいます。吹奏楽部はコンクールでの入賞経験があるほか、地域のイベントでも演奏を披露しています。珍しい部活動としては、茶道部や漫画文芸創作研究部などがあります。
イベント
文化祭(狭山祭)
毎年9月に行われる最大のイベントです。3年生は体育館で演劇やミュージカルを、1・2年生はグラウンドの特設ステージでダンスなどを発表します。校舎内ではお化け屋敷や喫茶店などのクラス企画も充実しています。後夜祭では有志によるバンド演奏やダンスが披露され、最高の思い出になるという声が多く聞かれます。 体育祭
体育祭も大変盛り上がる行事の一つです。クラスごとにデザインしたメガホンやうちわを持って応援する姿は、まさに青春そのものです。メイクやヘアアレンジも自由で、生徒たちは思い思いのスタイルで楽しんでいます。 修学旅行
修学旅行は、生徒たちの思い出に残る一大イベントです。行き先は年によって異なりますが、仲間との共同生活を通して、普段の学校生活では得られない貴重な経験をすることができます。
大阪府立狭山高等学校の進学実績
国公立大学
大阪教育大学、島根大学、和歌山大学などへの合格実績があります。 難関私立大学(関関同立など)
「関関同立」と呼ばれる関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学に合わせて47名の合格者を出しています(2024年度実績)。特に、関西大学へは40名が合格しています。 その他、進学者が多い大学
近畿大学(81名)、桃山学院大学(70名)、龍谷大学(34名)、追手門学院大学(36名)など、産近甲龍や摂神追桃といった中堅私立大学に多くの生徒が進学しています(2024年度実績)。 進学サポート
月曜日は7時間授業を実施しているほか、放課後や夏休みなどの長期休暇中には、希望者向けの講習が開かれています。実技指導や就職希望者向けの面接指導など、一人ひとりの進路希望に応じたきめ細やかなサポートも行われています。
大阪府立狭山高等学校の特長・アピールポイント
自由で活気あふれる校風 :生徒の自主性を尊重する校風のもと、学校行事や部活動が非常に盛んで、充実した高校生活を送れます。選択肢の多い可愛い制服 :女子はリボン・ネクタイ、スカート・スラックスが選べるなど、自分らしい着こなしが楽しめると評判です。グローバルな視野を育む国際交流 :韓国やオーストラリアの姉妹校と提携しており、ホームステイの受け入れや訪問などを通じて異文化理解を深める機会が豊富にあります。地域と連携した学び :地元である大阪狭山市と包括連携協定を結び、地域のイベント参加や探究学習など、社会とつながる学びを実践しています。ICTを活用した分かりやすい授業 :全ての普通教室にプロジェクターが完備されており、生徒の興味を引き出す工夫された授業が行われています。生徒が主役で盛り上がる学校行事 :文化祭や体育祭は生徒が中心となって企画・運営し、学校全体が一体となって楽しみます。新学科「文理探究科」の設置予定 :令和8年度から、地域や社会の課題を探究する新しい学科がスタートし、これからの時代に求められる力を育てます。
大阪府立狭山高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自由な校風で、のびのびと高校生活を送れる」 「文化祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強まる」 「いじめがなく、みんなフレンドリーで優しい」 「部活動が活発で、何かに打ち込みたい人には最高の環境」 「制服が可愛くて、着こなしの自由度も高いのが嬉しい」 「先生方は親身になって相談に乗ってくれる」
気になる点 「駅から学校まで坂道が続くので、少し大変」という意見があります。 「校舎や体育館などの施設が少し古いと感じる」という声も聞かれます。 「自由な校風な分、自分から行動しないと何も始まらない。自主性が求められる」といった指摘もあります。 「いわゆる『自称進学校』的な側面もあり、特定の教材への信頼が厚いと感じることがある」という意見も見られました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 南海高野線「金剛」駅 西出口から徒歩約11〜13分 南海高野線「大阪狭山市」駅 西出口から徒歩約21分
バスでのアクセス 南海バス「亀の甲」バス停から徒歩約5分
大阪府立狭山高等学校受験生へのワンポイントアドバイス