大阪府立松原高等学校は、自分の興味や進路に合わせて160以上もの多彩な講座から授業を選べる、府内でもユニークな総合学科の高校です。 「普通科の授業だけでは物足りない」「専門的な分野にも触れてみたい」そんな探究心旺盛な中学生にとって、松原高等学校はまさに無限の可能性を秘めた場所と言えるでしょう。1年生の時から選択科目があり、早くから自分の「好き」や「得意」を見つけ、それを深めていくことができます。
大阪府立松原高等学校の基本情報
大阪府立松原高等学校の偏差値・難易度・併願校
大阪府立松原高等学校に設置されている学科・コース
ヒューマンネットワーク系列: 世界に目を向け、国際交流や外国語に興味がある人におすすめ! コミュニティー系列: 保育・福祉・看護といった分野の仕事に就きたい人や、地域の文化について学びたい人にぴったりです。 クリエイティブ系列: 情報を発信するスキルを身につけたい、デザインや映像制作に興味がある人に向いています。 スポーツ系列: スポーツで体を鍛えたり、芸術系の才能を伸ばしたい生徒におすすめの系列です。 エコロジー・サイエンス系列: 科学実験や園芸、工業系の科目を通して、地球や自然について探究したい人に最適です。 ベーシック&カレッジ・シリーズ: 大学進学など、一人ひとりの進路希望に合わせた豊富な選択科目が用意されています。
大阪府立松原高等学校の特色・校風
宿題の量:宿題の量は、選択する科目によって個人差が大きいようですが、全体的には標準的という声が多いようです。 校則:校則は比較的緩やかで、生徒の自主性を尊重する傾向があると言われています。服装については制服がありますが、一部着こなしの自由度はあるようです。スマートフォンの使用に関しても、一定のルールのもとで認められているという口コミが見られます。 生徒たちの雰囲気:真面目な生徒から活発な生徒まで様々ですが、総合学科という特性上、自分の興味がある分野をとことん追求したいという意欲的な生徒が多いようです。 アルバイト:アルバイトは届け出をすれば可能とされています。 制服の評判:制服は男女ともにブレザースタイルです。特に女子はスカートとスラックスが選択できる点が好評のようです。 土曜授業:土曜授業は基本的にありません。
大阪府立松原高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:男子・女子サッカー部、男女バスケットボール部、硬式野球部、陸上部、水泳部、テニス部など、活発に活動している部が多くあります。 文化部:美術工芸部は、地域の美術展で入賞するなど実績があります。 また、軽音楽部やダンス部、書道部なども人気があるようです。 珍しい部活動としては、手話部、朝鮮文化研究会、JCBC(Japan China Bridge Club)といった国際交流や文化理解を深める活動を行っている部もあります。
イベント
HR合宿:1年生の初めに行われる合宿で、クラスの仲間との絆を深める大切な行事です。 体育祭:団対抗で様々な競技に熱く燃え上がる、学校全体が一体となるイベントです。応援合戦なども見どころの一つと言われています。 文化祭(松高祭):各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などを行い、毎年大いに盛り上がります。特に3年生の劇は伝統的な取り組みとなっているようです。 人権のつどい:2年生が中心となり、多様な性、多文化共生など様々な人権問題について学び、発表を通して全校生徒で考える機会となっています。 課題研究発表大会:3年間の学びの集大成として、生徒一人ひとりが設定したテーマについて研究し、その成果を発表します。
大阪府立松原高等学校の進学実績
四年制大学:関西大学、関西学院大学、近畿大学、甲南大学といった難関私立大学への合格者をはじめ、追手門学院大学、大阪経済大学、関西外国語大学、摂南大学、阪南大学など、多くの生徒が四年制大学へ進学しています。 短期大学・専門学校:大阪芸術大学短期大学部などの短期大学や、看護・医療系の専門学校へ進学する生徒も多くいます。 就職:就職希望者に対しては、手厚い面接指導などが行われており、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、クボタ、南海車両工業、阪急電鉄など、地域を支える優良企業への就職実績もあります。
大阪府立松原高等学校の特長・アピールポイント
160以上の講座から選べる自分だけの時間割:最大の特長は、なんといっても総合学科ならではの圧倒的な選択科目の多さです。国際関係、福祉、保育、情報、スポーツ、工業、環境など、幅広い分野から興味に合わせて学べます。 1年生から始まる体験的な学び:1年生の必修科目「産業社会と人間」では、社会や地域の課題について探究し、実際に現場で働く人の話を聞くなど、早くから社会と繋がる学びを体験します。 地域や世界と繋がる探究活動:3年次の「課題研究」では、地域の団体と連携した調査を行ったり、学校設定科目「ワールドウォッチング」では国際協力について学び、小学校へ出前授業を行うなど、実践的な活動が豊富です。 ユネスコスクールとしての多様な活動:ユネスコスクールに加盟しており、平和学習や人権教育、環境問題など、SDGsに関連した様々な取り組みを学校全体で実践しています。 知的障がいのある生徒と共に学ぶ環境:自立支援コースが設置されており、多様なバックグラウンドを持つ生徒が共に学び、お互いを理解し尊重しあう環境が整っています。 生徒の自主性を育む活発な自治会活動:体育祭や文化祭などの学校行事は生徒自治会が中心となって企画・運営されており、生徒の自主性や協調性を育んでいます。 卒業生との強い繋がり:卒業生が在校生に向けてメッセージを伝える「Tsu-mu-gu」という冊子を作成するなど、卒業後も後輩をサポートする温かい繋がりがあります。
大阪府立松原高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「総合学科なので、自分の好きなことや将来やりたいことを見つけやすい」という声が最も多く聞かれます。 「選択授業が豊富で、大学の講義のように自分で時間割を組めるのが楽しい」といった、学習内容の自由度の高さを評価する意見が目立ちます。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「色々な個性を持った友達ができて視野が広がった」など、サポート体制や人間関係の良さを挙げる声も多いようです。 「体育祭や文化祭がとても盛り上がる」「行事が多くて楽しい」といった、学校行事の充実度に対する満足度も高い傾向にあります。
気になる点: 「最寄り駅から距離があり、徒歩だと少し遠い」というアクセス面での指摘が見られます。 実際に多くの生徒が駅から自転車を利用しているようです。 「施設が少し古い部分がある」という意見も一部で見られます。 「良くも悪くも自由な校風なので、自分から積極的に動かないと3年間があっという間に終わってしまう」といった、自主性が求められる環境に対する声もあります。
アクセス・通学
近鉄南大阪線「河内松原」駅より北へ約2.5km 近鉄南大阪線「河内天美」駅より約2.5km Osaka Metro谷町線「長原」駅より徒歩約29分 近鉄バス「三宅東口」バス停または「別所西口」バス停
大阪府立松原高等学校受験生へのワンポイントアドバイス