京都府立東宇治高等学校は、宇治市に位置し、多様な進路希望に応える教育で注目を集めている府立高校です。「未来を明るくできる人」の育成を教育目標に掲げ、生徒一人ひとりの自主性を尊重しながら、社会で活躍できる力を育んでいます。勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全力で取り組める環境が東宇治高等学校の魅力の一つです。
京都府立東宇治高等学校の基本情報
京都府立東宇治高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:51〜52
京都府立東宇治高等学校に設置されている学科・コース
文理総合コース どんなことを学ぶ?:基礎から応用まで、幅広い科目をバランス良く学び、総合的な学力を身につけます。 どんな生徒におすすめ?:まだ将来の夢がはっきりと決まっていない人や、文系・理系のどちらにも興味がある人におすすめです。
文理探究コース どんなことを学ぶ?:発展的な内容を含む学習を通して、豊かな学力と応用力を養います。 どんな生徒におすすめ?:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、高いレベルで学びたい人におすすめです。
英語探究コース どんなことを学ぶ?:授業の3分の1が英語という環境で、実践的な英語力を徹底的に鍛えます。 どんな生徒におすすめ?:将来、英語を活かした仕事に就きたい人や、海外の大学への進学も視野に入れているグローバル志向の人におすすめです。
京都府立東宇治高等学校の特色・校風
宿題の量:コースや先生にもよりますが、「適度な量」または「少し多め」と感じる声が見られます。特に探究コースや発展クラスでは、予習復習が欠かせないようです。 校則:他の高校と比較して「やや緩やか」という意見が多い傾向にあります。 特に、校内でのスマートフォンの使用が許可されている点は、生徒にとって大きな魅力のようです。 思い出の写真を撮るなど、学校生活をより楽しむことができます。 一方で、服装に関する指導は比較的しっかりと行われるようです。 生徒たちの雰囲気:真面目に授業に取り組む生徒が多い一方で、行事や部活動では一体となって盛り上がるなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多い印象です。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合があるようです。 制服の評判:2010年度にリニューアルされた制服は、ブレザースタイルで、特に女子生徒からは「可愛い」と評判が良いようです。スカートはチェック柄で、ネクタイとリボンの両方が選べる点も人気のポイントです。 女子用のスラックスも選択可能です。 土曜授業:月に2回程度、土曜授業が実施されており、学力向上に向けたサポート体制が整っています。
京都府立東宇治高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:特に弓道部は全国大会に出場するなど、輝かしい実績を誇ります。 その他、陸上競技部やサッカー部、バスケットボール部なども活発に活動しています。トレーニングルームなどの設備も整っています。 文化部:吹奏楽部はアンサンブルコンテストで金賞を受賞するなど、高いレベルで活動しています。 また、放送部や書道部、ダンス部なども人気があります。 アニメ「響け!ユーフォニアム」のモデル校の一つとも言われており、文化的な活動が盛んな雰囲気がうかがえます。
イベント
文化祭(東宇治祭):毎年大変な盛り上がりを見せる学校最大のイベントです。クラスごとの発表や有志によるステージ、文化部の展示など、多彩な企画で溢れます。 体育祭:学年やクラス対抗で様々な競技に熱中します。応援合戦なども見どころの一つで、学校全体が一体感に包まれます。 研修旅行:2年生で実施される研修旅行は、コースによって行き先が異なります。文理コースは東北・関東方面、英語探究コースはオーストラリアでのホームステイや現地校との交流がプログラムに組まれており、見聞を広める貴重な機会となっています。
京都府立東宇治高等学校の進学実績
国公立大学:滋賀大学、京都教育大学、京都府立大学、大阪公立大学など、合計13名が現役で合格しています。 難関私立大学(関関同立):関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学へは、合計で60名以上が合格しています。 その他、進学者が多い大学:産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)や、摂南大学、佛教大学、京都女子大学などへの進学者が多い傾向にあります。
京都府立東宇治高等学校の特長・アピールポイント
グローバル教育の充実:英語探究コース(次年度より国際探究コース)を中心に、AET(外国人指導助手)との交流や海外研修が盛んです。 台湾やタイ、オーストラリアの学校とのオンライン交流なども行われています。 活発な探究活動:地域や大学と連携したPBL(課題解決型学習)に力を入れています。 「持続可能な国際社会への展望」などをテーマに、社会課題について深く考える力を養います。 府内トップクラスの図書館:蔵書数が多く、新聞データベースなども導入されており、探究活動や日々の学習を力強くサポートします。 過去には文部科学大臣から表彰された実績もあります。 面倒見の良いサポート体制:土曜授業や放課後講習など、学力を伸ばすためのサポートが手厚く用意されています。 生徒の自主性を尊重する校風:校則が比較的緩やかで、スマホの使用が許可されているなど、生徒がのびのびと学校生活を送れる環境があります。 アニメの聖地:人気アニメ「響け!ユーフォニアム」に登場する高校のモデルの一つとされており、ファンが訪れることもあります。 活気あふれる学校行事:文化祭や体育祭は生徒が主体となって企画・運営し、非常に盛り上がります。
京都府立東宇治高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「行事が本当に楽しくて、最高の思い出ができた」といった、サポートの手厚さや学校行事の充実度を評価する声が多く見られます。 「スマホが使えるので、友達と写真を撮ったり調べ物をしたり便利」「制服が可愛いと友達に褒められる」など、自由な校風や制服に関するポジティブな意見も目立ちます。 「図書館が広くて綺麗で、勉強に集中できる」「部活動に打ち込める環境がある」など、施設や部活動に関する満足度も高いようです。
気になる点 「最寄り駅から学校まで坂道が続くので、夏は少し大変」「駅から徒歩15〜20分と少し遠い」といった、立地に関する意見が見られます。 「校舎の一部が少し古いと感じることがある」という施設に関する声もあります。 「コースによっては宿題や課題が多く、両立が大変な時期もある」といった、学習面に関する意見も見受けられます。
アクセス・通学
JR奈良線「木幡駅」または「六地蔵駅」から徒歩約15〜20分 京阪宇治線「木幡駅」または「六地蔵駅」から徒歩約15〜20分 京都市営地下鉄東西線「六地蔵駅」から徒歩約15〜20分 京阪バス「東宇治高校」バス停下車すぐ、「頼政道」バス停下車徒歩約3分
京都府立東宇治高等学校受験生へのワンポイントアドバイス