三田松聖高等学校は、兵庫県三田市の豊かな自然に囲まれた丘の上にある私立の共学校です。100年以上の歴史と伝統を誇り、「不撓不屈」「和敬協調」「自律自学」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、夢の実現を全力でサポートする教育を実践しています。
三田松聖高等学校の基本情報
三田松聖高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特別進学コース: 50 普通科総合コース: 40 普通科進学アスリートコース: 38
三田松聖高等学校に設置されている学科・コース
特別進学コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。 週6日制で授業時間を確保し、7時間目授業や長期休暇中の特別講座などを通して、基礎から応用まで徹底的に学びます。 2年生からは予備校講師による授業も導入され、より実践的な受験対策を行います。 総合コース
1年次で基礎学力を固め、2年次から希望進路に応じて「大学進学コース」「キャリア進学コース」に分かれます。幅広い進路に対応できるカリキュラムが特徴です。 大学進学コース :多様な大学の学部について調べ、自分の興味や将来の職業から最適な進路をじっくり考えます。キャリア進学コース :体験授業などを通じて職業観を養います。 併設の湊川短期大学と連携した「保育探究」類型もあり、保育士を目指す生徒におすすめです。
進学アスリートコース
スポーツに打ち込みながら大学進学を目指すコースです。専門的なスポーツの知識や技能を学びながら、文武両道を実現します。 各クラブで高い目標を掲げ、仲間と切磋琢磨できる環境が整っています。
三田松聖高等学校の特色・校風
宿題の量 :コースによって差があるようですが、特に特別進学コースでは、日々の課題や長期休暇中の課題など、学習時間を確保するための宿題は多めに出される傾向があります。校則 :校則は比較的厳しいという意見が見られます。特に、スマートフォンの使用には許可が必要であったり、アルバイトにも学校の許可が求められたりするなど、一定のルールが定められています。 一方で、普通に学校生活を送る分には気にならないという声もあります。生徒たちの雰囲気 :穏やかで優しい生徒が多いという評判です。 一部の活発な生徒もいますが、全体的には落ち着いた雰囲気で、のんびりとした田舎の学校らしさが感じられるようです。アルバイト :原則として許可制となっています。家庭の事情など、やむを得ない理由がある場合に申請し、許可を得る必要があります。制服の評判 :「スクールフォーマル&カジュアル」がコンセプトで、可愛い、格好良いと評判です。 ジャケットスタイルを基本に、季節ごとにベストやカーディガンを組み合わせることができ、着こなしの幅も楽しめます。土曜授業 :特別進学コースでは、学力向上のため土曜日にも授業が実施されています。
三田松聖高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に男子・女子バスケットボール部は全国大会出場の経験も豊富な強豪として知られています。 野球部やサッカー部も熱心に活動しており、専用の総合グラウンドなどの施設も充実しています。 陸上競技部や硬式テニス部、剣道部など、多くの部が日々練習に励んでいます。 文化部
文化部では、茶道部が「総合的な探究の時間」の一環としても活動しており、裏千家の作法を学ぶことができます。 その他、吹奏楽部や美術部、書道部など、文化的な活動に打ち込める部も多数あります。
イベント
松聖祭(文化祭・体育祭)
最大のイベントである「松聖祭」は、文化の部と体育の部に分かれて開催されます。体育の部では、クラス対抗のタイヤ引きや綱引き、部活動対抗リレーなどで熱戦が繰り広げられます。 各クラスで作成するオリジナルのクラス旗も見どころの一つです。 特に、進学アスリートコースの生徒たちによる集団演技「無限」は圧巻で、毎年多くの感動を呼んでいます。 修学旅行
2年生の秋には修学旅行が実施されます。2024年度は沖縄が目的地となっており、平和学習やマリンスポーツ体験などを通して、仲間との絆を深めます。 大学見学ツアー
特別進学コースの生徒を対象に、京都・大阪・神戸方面の大学を見学するツアーが実施されます。 実際に大学のキャンパスを訪れることで、学習へのモチベーションを高める良い機会となっています。
三田松聖高等学校の進学実績
国公立大学
横浜国立大学など、全国の国公立大学への合格実績があります。 特別進学コースを中心に、最後まで諦めずに挑戦する生徒を学校全体でサポートしています。 難関私立大学
関西学院大学をはじめ、関西の主要な私立大学に多くの合格者を出しています。 近畿大学、甲南大学、京都産業大学、龍谷大学などへの進学者も多数います。 その他
神戸学院大学、追手門学院大学、大手前大学など、地元の大学や中堅私立大学へも安定した進学実績を誇ります。 また、併設校である湊川短期大学への進学の道も開かれています。専門学校への進学や就職など、多様な進路選択にも対応しています。
三田松聖高等学校の特長・アピールポイント
一人ひとりに寄り添う手厚い進路指導
生徒の進路の悩みに先生が親身になって相談に乗り、一人ひとりに合った大学や学部を提案するなど、手厚いサポート体制が整っています。 独自のキャリア教育「自己発見プログラム」
目標設定から進路実現までをサポートする独自のキャリア教育プログラムを導入しています。 文武両道を高いレベルで実現できる環境
全国レベルで活躍する部活動に打ち込みながら、大学進学を目指せる環境が整っています。 湊川短期大学との高大連携
併設の湊川短期大学と連携し、保育士や幼稚園教諭を目指す生徒のための「保育探究」類型を設置しています。 豊かな自然に囲まれた学習環境
六甲山系を一望できる小高い丘の上にキャンパスがあり、落ち着いた環境で学習に集中できます。 充実したICT環境「E-Lab」
最新のICT機器を備えた「E-Lab」があり、生徒は自由に利用することができます。 国際交流プログラム
国際ロータリーのプログラムを利用した約1年間の交換留学制度があり、過去にはブラジルやドイツへの派遣実績があります。
三田松聖高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身で、進路相談に熱心に乗ってくれる」という声が非常に多いです。 「部活動が盛んで、仲間と目標に向かって頑張れる環境がある」と、文武両道を目指す生徒から高く評価されています。 「穏やかで優しい生徒が多く、いじめも少ない平和な学校生活が送れる」という意見が見られます。 「自然に囲まれたのどかな環境で、落ち着いて勉強に集中できる」点を魅力に感じる生徒もいます。 「制服が可愛い・格好良い」という口コミも多く、学校選びのポイントの一つになっているようです。
気になる点 「校則が厳しい」と感じる生徒がいるようです。特にスマホの持ち込みやアルバイトに関するルールが厳しいという意見があります。 「最寄り駅からのアクセスは良いが、電車の本数が少ない」という声があり、通学の便に関しては事前に確認が必要です。 「施設が少し古い部分がある」という指摘もありますが、グラウンドや体育館などは整備されています。 「生徒間の学力差が大きい」と感じることもあるようです。コースによって学習内容や雰囲気が異なるため、自分に合ったコース選びが重要になります。
アクセス・通学
最寄り駅 JR宝塚線(福知山線)「相野駅」から徒歩約5〜6分と、駅からのアクセスは非常に良好です。
通学エリア
三田市内はもちろん、神戸市、西宮市、宝塚市、丹波篠山市など、広いエリアから生徒が通学しています。尼崎市や神戸市在住の生徒には、市から通学補助が出る制度もあります(2025年度時点)。
三田松聖高等学校受験生へのワンポイントアドバイス