姫路市立琴丘高等学校は、1913年(大正2年)に創立された100年以上の歴史と伝統を誇る、姫路市にある公立高校です。校訓である「誠実・勤勉・友愛」の精神を根幹に、知・徳・体のバランスがとれた教育を展開し、変化の激しい時代に的確に対応できる人材の育成を目指しています。生徒一人ひとりの可能性を信じ、挑戦することを大切にする校風が根付いています。
姫路市立琴丘高等学校の基本情報
姫路市立琴丘高等学校の偏差値・難易度・併願校
国際文化科 : 57普通科 : 55
姫路市立琴丘高等学校に設置されている学科・コース
普通科
2年生から文系と理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた学習を進めます。文系では国語や歴史探究、理系では理数系の科目を深く学びます。また、スペイン語や韓国語などの語学学習も選択できる「自由選択」の授業があるのも特徴です。 国際文化科
英語と異文化理解に特化した専門学科です。英語の授業時間数が普通科より多く、少人数での授業やネイティブスピーカーの教員による指導が充実しています。姫路城を訪れる外国の方への英語ガイドや、海外の姉妹校とのオンライン交流など、実践的な学びの機会が豊富に用意されています。
姫路市立琴丘高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。学校行事などではクラスで団結し、盛り上がりを見せるようです。校則 : 他の高校と比較すると、校則は標準的か、やや厳しめという意見が見られます。特に頭髪や服装に関する指導は、きちんと行われる傾向があるようです。スマートフォンの使用については、校内でのルールが定められており、休み時間などの使用は許可されていることが多いですが、授業中の使用は禁止されています。宿題の量 : 宿題や小テストは日常的にあり、学習習慣を身につけるためのサポートがなされています。量は標準的という声が多いようです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可制で認められることがあるようです。制服 : 制服は、男子が詰襟、女子がセーラースタイルのブレザーで、落ち着いたデザインが特徴です。特に女子の夏服は可愛いと評判のようです。土曜授業 : 土曜授業は基本的に実施されていません。
姫路市立琴丘高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 特にソフトテニス部は、過去にインターハイで上位入賞を果たすなど、全国レベルの実績を誇ります。野球部も県大会に出場するなど、熱心に活動しています。文化部 : 吹奏楽部は関西アンサンブルコンテストや全日本アンサンブルコンテストで金賞を受賞した実績があります。また、放送部は全国大会の常連として知られており、高いレベルでの活動が行われています。
イベント
琴丘フェスティバル(文化祭・体育祭) : 6月に行われる文化祭と、9月に行われる体育祭は、合わせて「琴丘フェスティバル」と呼ばれ、学校全体が一体となって盛り上がります。文化祭では各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、体育祭ではクラス対抗で熱い戦いが繰り広げられます。修学旅行 : 2年生の10月には修学旅行が実施されます。行き先は年によって異なりますが、生徒にとっては高校生活の大きな思い出の一つとなっています。国際交流 : 国際文化科を中心に、アメリカの姉妹校との交換留学やオンラインでの交流が盛んに行われています。インドネシアの学生を招いての文化交流など、国際感覚を養う貴重な機会が設けられています。
姫路市立琴丘高等学校の進学実績
国公立大学 : 2024年度の入試では、京都大学1名のほか、神戸市外国語大学5名、岡山大学3名、兵庫県立大学2名など、多くの生徒が国公立大学に合格しています。難関私立大学 : 関西の難関私立大学である「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)には、合計で41名の合格者を出しています(2024年度実績)。その他の進路 : 甲南大学や神戸学院大学など、地元の大学への進学者も多い傾向があります。また、看護系の専門学校への進学や、就職、海外留学など、多様な進路を選択する生徒もいます。
姫路市立琴丘高等学校の特長・アピールポイント
国際交流の機会が豊富 : 国際文化科だけでなく、学校全体で国際交流に力を入れています。アメリカの姉妹校との交換留学プログラムがあり、生きた英語や異文化に触れる貴重な体験ができます。特色ある専門学科「国際文化科」 : 英語力と国際感覚を集中的に高めたい生徒にとって、非常に魅力的な環境です。少人数教育や実践的なプログラムを通じて、グローバル社会で活躍できる人材を育成します。100年を超える歴史と伝統 : 1913年の創立以来、地域社会に多くの人材を輩出してきました。長い歴史の中で培われた校風や、卒業生のネットワークも大きな財産です。落ち着いた学習環境 : 姫路市の中心部から少し離れた、自然に囲まれた場所にあり、生徒は静かで落ち着いた環境の中で学習に集中することができます。活発な部活動 : 全国レベルで活躍する部活動があり、学業と両立しながら高い目標を目指すことができます。特に放送部やソフトテニス部、吹奏楽部などが有名です。生徒主体の学校行事 : 「琴丘フェスティバル」をはじめとする学校行事は、生徒たちが中心となって企画・運営され、自主性や協調性を育む大切な機会となっています。
姫路市立琴丘高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、勉強や進路の不安を解消しやすい」という声が多く聞かれます。 「学校行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」といった、充実した高校生活をうかがわせる評判が目立ちます。 「国際文化科の授業は実践的で、英語力が本当に伸びたと感じる」など、専門学科の教育内容に対する満足度は高いようです。 「落ち着いた環境で、真面目に勉強に取り組みたい生徒にはとても良い学校だと思う」という意見もあります。
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じることがある」特に、頭髪や服装に関する指導について、もう少し自由度が欲しいという声が一部にあります。 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便に感じる」という意見も見られます。 「校舎や施設が少し古い部分がある」という指摘もありますが、学習に必要な設備は整えられています。
アクセス・通学
電車でのアクセス :JR姫新線「播磨高岡駅」から南へ徒歩約15分
バスでのアクセス :JR姫路駅北口の神姫バス「3番のりば」または「4番のりば」から乗車し、「今宿琴丘高校前」バス停で下車、そこから徒歩約5分
姫路市立琴丘高等学校受験生へのワンポイントアドバイス