浜松学芸高等学校は、静岡県浜松市に位置し、1902年創立の長い歴史と伝統を誇る私立の共学校です。普通科、探究創造科、芸術科の3つの科に6つの多彩なコースが設置されており、生徒一人ひとりの個性や夢を大切にする教育を実践しています。進学指導に力を入れているだけでなく、部活動や学校行事も盛んで、充実した高校生活を送れる環境が整っています。
浜松学芸高等学校の基本情報
浜松学芸高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特進コース:60 探究創造科 地域創造コース:56 探究創造科 科学情報コース:56 芸術科(音楽・美術・書道):45
浜松学芸高等学校に設置されている学科・コース
普通科 特進コース どんなことを学ぶ?:難関国公立大学や有名私立大学への進学を目指し、質の高い授業と手厚いサポートで学力を徹底的に伸ばします。 どんな生徒におすすめ?:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら大学受験に挑戦したい人。
探究創造科 地域創造コース どんなことを学ぶ?:地域社会との連携活動を通して、社会が抱える課題を発見し、解決策を探究する力を養います。 どんな生徒におすすめ?:地域活性化や社会貢献に興味があり、実践的な学びを通して成長したい人。
探究創造科 科学情報コース どんなことを学ぶ?:プログラミングやサイエンス、エンジニアリングなど、教科の枠を超えた理数系の探究活動に没頭できます。 どんな生徒におすすめ?:科学や情報技術が好きで、自分の興味をとことん追求したい人。
芸術科 音楽コース どんなことを学ぶ?:ピアノ、声楽、管弦打楽器など6つの専攻があり、専門的な実技と理論を深く学びます。 どんな生徒におすすめ?:音楽大学への進学や、将来音楽の道に進みたいと考えている人。
芸術科 美術コース どんなことを学ぶ?:デッサンや油絵、デザインなど、専門教員の指導のもとで「描く」「造る」といった創作能力を磨きます。 どんな生徒におすすめ?:美術大学への進学を目指し、専門的な技術と感性を高めたい人。
芸術科 書道コース どんなことを学ぶ?:古典の臨書から創作活動まで、文字を芸術として捉え、「書」の世界を深く探究します。 どんな生徒におすすめ?:書道が好きで、専門的に学びながら豊かな表現力を身につけたい人。
浜松学芸高等学校の特色・校風
宿題の量 :コースや学年にもよりますが、「宿題の量は多い」という声が比較的多く見られます。 特に特進コースでは、日々の予習・復習が欠かせないようです。校則 :近隣の高校と比較すると「校則はやや厳しい」という意見が多いようです。 特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われることがあります。 一方で、衣替えの時期が定められておらず、気候に合わせて夏服・冬服を自由に選べるなど、柔軟な面もあるようです。生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多いという評判です。 コースが多様なため、様々な個性を持つ生徒が集まっていますが、お互いを尊重し合う雰囲気があります。アルバイト :原則として禁止されています。 ただし、長期休暇中の郵便局など、学校が許可した特定のアルバイトは届け出をすれば可能な場合もあるようです。制服の評判 :制服は世界的なデザイナーである渡辺弘二氏によるデザインで、品があり、生徒からの評判は良いようです。土曜授業 :第1、第3、第5土曜日には4時間の授業があり、授業時間数が確保されています。
浜松学芸高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
ときわ祭(文化祭) :毎年開催される文化祭は、クラスや文化部による展示、発表、模擬店などで大変な盛り上がりを見せます。体育祭 :クラス対抗で様々な競技に熱中します。体育祭の後には後夜祭が行われ、グラウンドから花火が打ち上げられるのが長年の伝統となっていましたが、グラウンドの芝生化に伴い現在は中止されているようです。修学旅行 :2年生の秋に実施され、生徒たちにとって高校生活の大きな思い出の一つとなっています。学芸コンサート・定期演奏会 :芸術科音楽コースの生徒たちが日頃の練習の成果を披露する場で、本格的な演奏を聴くことができます。
浜松学芸高等学校の進学実績
国公立大学 :東京大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学といった旧帝国大学をはじめ、浜松医科大学、静岡大学、静岡県立大学など、合計108名の合格者を出しています。難関私立大学 :早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学などの「早慶上理」に40名、GMARCHおよび関関同立には合計112名が合格しています。
浜松学芸高等学校の特長・アピールポイント
多彩な3科6コース :普通科特進コースから、探究創造科、芸術科まで、自分の興味や将来の夢に合わせて専門的な学びを深められる環境があります。無料の「学芸ゼミ」 :夏休みなどの長期休暇中に100以上の講座が開講され、進路対策から教養まで、生徒が自主的に学べる機会が豊富に用意されています。充実したICT環境 :全館にWi-Fiが完備されており、スタディサプリなどを活用した家庭学習支援も行われています。本格的な施設・設備 :450席の中村記念館ホールや全天候型のテニスコート、学食(学芸レストラン)など、私立ならではの充実した施設が整っています。地域や社会と連携した探究活動 :探究創造科を中心に、地域企業や自治体と協力したプロジェクト型の学習が盛んに行われています。芸術科の専門的な指導 :音楽、美術、書道の各分野で、経験豊富な専門教員からハイレベルな指導を受けることができます。「筆写」などの独自の教育プログラム :道徳と総合学習を合わせた「学芸タイム」の中で、心を落ち着けて文字を書き写す「筆写」など、人間性を育む独自の取り組みが行われています。
浜松学芸高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方のサポートが手厚く、進路相談にも親身に乗ってくれる」という声が多数あります。 「施設が綺麗で充実している。特に学食はメニューが豊富で美味しいと評判」との意見も多いです。 「多様なコースがあるので、様々な夢を持った友人と出会えるのが刺激になる」という口コミも見られます。 「勉強に集中できる環境が整っており、大学進学を目指すには良い学校だと思う」といった評価がされています。
気になる点 「校則が他の高校に比べて厳しいと感じることがある」という声が一定数あります。 「課題の量が多く、部活動との両立が大変な時がある」という意見も見られます。 「市街地にありアクセスは良いが、通学路によっては坂道が多い」という点も挙げられています。
アクセス・通学
バスでのアクセス JR浜松駅バスターミナル13番・14番のりばから発車する全てのバスでアクセス可能です。 「学芸高校前」バス停で下車、所要時間は約10分です。
電車でのアクセス 遠州鉄道西鹿島線「八幡駅」で下車し、西へ徒歩約10分です。
浜松学芸高等学校受験生へのワンポイントアドバイス