静岡市清水区にキャンパスを構える清水桜が丘高等学校は、長い歴史を持つ二つの高校が統合し、2013年に新たな歴史をスタートさせた、活気あふれる市立高校です。普通科と商業科を併せ持ち、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応できるカリキュラムが魅力となっています。文武両道を掲げ、学業はもちろんのこと、部活動にも非常に力を入れているのが清水桜が丘高等学校の大きな特徴です。
清水桜が丘高等学校の基本情報
清水桜が丘高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:51 商業科:50
常葉大学附属橘高等学校 常葉大学附属常葉高等学校 清水国際高等学校 静岡サレジオ高等学校 静岡北高等学校
清水桜が丘高等学校に設置されている学科・コース
普通科
幅広い知識と教養を身につけ、大学進学を目指す学科です。2年次からは文系と理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な学習を深めていきます。国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒のために「特別進学クラス」も設置されており、少人数授業や手厚い講習など、きめ細やかな指導が受けられるのが特徴です。 商業科
簿記や情報処理といったビジネスの専門知識や技術を学び、社会で即戦力として活躍できる人材を育成する学科です。資格取得に力を入れており、取得した資格を進学や就職に活かすことができます。地元企業と連携した授業も多く、実践的なスキルを身につけたい生徒や、経済・経営・商学系の大学への進学、または優良企業への就職を考えている生徒におすすめです。
清水桜が丘高等学校の特色・校風
校風キーワード: 文武両道、活気がある、地域との連携
宿題の量: 課題の量はそれほど多くはないという声が多いようです。自分で計画を立てて学習を進める習慣が身につきそうです。校則: 「校則は厳しい」という口コミが比較的多く見られます。特に服装や頭髪に関する指導は厳しいという意見があり、スカート丈は膝下、前髪は眉毛にかからない、髪が肩についたら結ぶといった決まりがあるようです。一方で、2026年度からはジェンダーレスに対応した新しいブレザータイプの制服が導入される予定で、生徒の自主性を尊重する動きも見られます。生徒たちの雰囲気: 部活動が盛んなこともあり、活発で元気な生徒が多いようです。目標に向かって一生懸命取り組む生徒が多く、互いに切磋琢磨できる環境だと言えるでしょう。アルバイト: 原則として禁止されているようですが、特別な事情がある場合は許可制となる可能性があります。制服の評判: 現在の制服は男子が学ラン、女子がブレザーです。前述の通り、校則が厳しいため着こなしの自由度は低いという声があります。しかし、2026年度からの新制服導入で、より現代的で機能的なデザインに変わることが期待されています。土曜授業: 基本的に土曜授業はありませんが、模試や特別な講習が行われることがあります。
清水桜が丘高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
何と言っても有名なのが サッカー部 です。旧清水商業高校時代から数々の全国大会で輝かしい成績を収め、多くのJリーガーや日本代表選手を輩出してきました。全国レベルの環境でサッカーに打ち込みたい生徒にとっては、最高の環境と言えるでしょう。全国大会出場時には全校応援が行われ、学校全体が一体となって盛り上がります。
その他にも、 男女ハンドボール部 は全国大会の常連であり、男子バレーボール部 や陸上部 も東海大会やインターハイに出場するなど、多くの部が強豪として知られています。文化部
文化部も活発に活動しています。特に 吹奏楽部 は、地域のイベントや野球応援、サッカー応援などで活躍しており、その演奏は多くの人を魅了しています。また、商業科があるためワープロ部 や簿記部 といった専門的な部活動も盛んで、全国大会に出場するなどの実績を上げています。
イベント
清桜祭(文化祭)
毎年6月に行われる文化祭は「清桜祭(せいおうさい)」と呼ばれ、生徒たちにとって最大のイベントの一つです。1年生は合唱、2年生は演劇、3年生はダンスといったクラスごとの発表があり、非常に盛り上がるようです。近年は一般公開も行われ、保護者や地域住民も訪れる賑やかなイベントとなっています。 体育祭
10月に行われる体育祭も、クラス対抗で熱い戦いが繰り広げられます。部活動で鍛えた身体能力を発揮する生徒も多く、見応えのある競技が楽しめます。 修学旅行
2年生の12月には修学旅行が実施されます。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 その他
他にも、球技大会、マラソン大会、百人一首大会など、年間を通して様々な行事が企画されており、充実した学校生活を送ることができます。
清水桜が丘高等学校の進学実績
国公立大学
静岡大学をはじめ、県内や近隣の国公立大学への進学者がいます。 難関私立大学
GMARCHに7名、関関同立に2名など、難関私立大学への合格者も出ています。 その他
地元の私立大学や短期大学、専門学校への進学者も多数います。商業科では、在学中に取得した資格を活かして、地元の優良企業へ就職する生徒も多いのが特徴です。
清水桜が丘高等学校の特長・アピールポイント
全国レベルの部活動
サッカー部やハンドボール部をはじめ、全国で活躍する部活動が多数あります。高いレベルでスポーツに打ち込みたい生徒にとって、非常に魅力的な環境です。 文武両道を体現する校風
部活動だけでなく、学業にも真剣に取り組む雰囲気が学校全体にあります。勉強と部活を両立させ、充実した3年間を送りたい生徒に最適です。 実践的な商業教育
商業科では、資格取得を強力にバックアップし、地元企業と連携した授業などを通して、社会で役立つ実践的なスキルを身につけることができます。 新しく綺麗な校舎
2つの高校が統合して新設された学校のため、校舎が新しく綺麗で、学習環境が整っているという声が多く聞かれます。 地域との強いつながり
地域のイベントに積極的に参加したり、地元企業から講師を招いたりと、学校全体で地域との連携を大切にしています。 活気あふれる学校行事
生徒が主体となって作り上げる「清桜祭」などの学校行事は、クラスや学校全体の一体感を高める貴重な機会となっています。 多様な進路に対応するサポート体制
大学進学から就職まで、生徒一人ひとりの希望進路を実現するためのきめ細やかな指導・サポート体制が整っています。
清水桜が丘高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「部活動がとても盛んで、目標に向かって頑張る仲間がたくさんいるので刺激になる」 「校舎が新しくて綺麗。プロジェクターなどの設備も整っていて勉強しやすい環境」 「商業科ではたくさんの資格が取れる。先生方が熱心に指導してくれるので、進学にも就職にも有利」 「サッカー部の全校応援は一体感があって感動する。学校全体で応援する雰囲気が良い」 「挨拶や礼儀など、社会に出てから役立つことを厳しく指導してもらえる」
気になる点 「校則が他の高校に比べて厳しいと感じる。特に服装や頭髪のチェックが細かい」 「行事が少し物足りないという声もある。文化祭などがもっと自由だと嬉しい」 「先生によって指導の熱心さに差があるように感じる」 「旧清水商業のイメージがまだ強く、スポーツが苦手だと少し馴染みにくいかもしれない」
アクセス・通学
最寄り駅 静岡鉄道「桜橋駅」から徒歩約3〜5分 静岡鉄道「入江岡駅」から徒歩約7分 JR「清水駅」から自転車で約10分
バスでのアクセス しずてつジャストライン「桜橋駅・桜が丘高校」バス停から徒歩約2分
清水桜が丘高等学校受験生へのワンポイントアドバイス