静岡県立島田高等学校は、100年以上の歴史と伝統を誇る、地域に根ざした進学校です。大井川のほとりに広がる落ち着いた環境の中で、生徒たちは「希望・友情・努力」の校訓のもと、日々勉学や部活動に励んでいます。文武両道を掲げ、一人ひとりの進路希望の実現に向けて手厚いサポートがあるのが、この島田高等学校の大きな魅力です。
静岡県立島田高等学校の基本情報
静岡県立島田高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科:53
難易度・内申点の目安
主な併願校
藤枝明誠高等学校(普通科) 常葉大学附属菊川高等学校(普通科) 島田樟誠高等学校
静岡県立島田高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か:国語、数学、英語、理科、社会といった主要5教科を中心に、幅広い知識と教養を身につけます。2年次からは文系と理系に分かれ、さらに3年次にはそれぞれの進路希望に応じたコース選択があり、より専門的な学習を進めていきます。 どんな生徒におすすめか:大学進学を目指しており、文系・理系を問わず、自分の興味や関心を深めたい生徒におすすめです。
静岡県立島田高等学校の特色・校風
校風キーワード:文武両道、落ち着いた雰囲気、地域貢献 宿題の量:口コミによると、「課題は多い」と感じる生徒が多いようです。 しかし、計画的に取り組めばこなせる量であり、学力向上につながると捉える声もあります。 校則:他の県立高校と比較して、標準的な校則のようです。 近年、生徒会の働きかけにより、文化祭でのスマホ使用が一部認められたり、男子のツーブロックが過度でなければ許可されたりと、少しずつ緩和される動きもあるようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動には活発に取り組むなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多い印象です。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。 制服の評判:令和7年度から女子の制服が新しくなります。 紺系のチェック柄のスカートに、4種類から選べるリボン・ネクタイが特徴で、伝統を引き継ぎつつ、現代的なデザインが取り入れられています。 夏はポロシャツも選択可能です。 男子の冬服は現行の詰襟学生服です。 土曜授業:PTA主催の土曜補講が全学年で希望者を対象に実施されています。
静岡県立島田高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 陸上競技部:特に長距離は全国レベルの実力を誇り、全国高等学校駅伝競走大会に男子1回、女子は複数回出場しています。 女子バスケットボール部、新体操部なども東海大会やインターハイに出場経験があります。 その他、野球、サッカー、テニス、バレーボール、剣道、弓道、卓球など、多くの運動部が活発に活動しています。
文化部 放送部:全国大会の常連で、高い実績を誇ります。 書道部:文化祭での書道パフォーマンスは圧巻で、多くの観客を魅了します。 吹奏楽部:定期演奏会は満員になるほどの人気です。 その他、美術、科学、家庭、写真、茶道部など、文化部も充実しています。
イベント
六月祭(文化祭):毎年6月に行われる文化祭は「六月祭(みなづきさい)」と呼ばれ、島田高校最大のイベントです。 1日目はホールでのステージ発表、2日目は校内でのクラス企画や模擬店、文化部の展示などで大変盛り上がります。 体育大会:10月頃に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。 修学旅行:2年生の12月に実施され、行き先は年によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 球技大会:2月に学年ごとに行われ、学年末の楽しいイベントとして親しまれています。
静岡県立島田高等学校の進学実績
主な大学進学実績
国公立大学:静岡大学、静岡県立大学、山梨大学、愛知県立大学、茨城大学など、毎年多くの合格者を出しています。 難関私立大学:立命館大学、日本大学、東洋大学、専修大学、駒澤大学、中京大学、名城大学などへ進学しています。 その他:地元の常葉大学や静岡福祉大学、神奈川大学などにも多くの進学者を送り出しています。
進学サポート
補習・講習:長期休暇中の補習や、希望者対象の土曜補講などが充実しています。 進路ガイダンス:大学の入試担当者を招いた説明会や、卒業生の話を聞く会などが頻繁に開催され、生徒の進路意識を高めています。 個別指導:職員室前には個別指導スペースがあり、先生に気軽に質問できる環境が整っているのも島田高校の特色です。
静岡県立島田高等学校の特長・アピールポイント
100年を超える歴史と伝統:地域からの信頼が厚く、落ち着いた環境で学習に集中できます。 全国レベルの部活動:陸上部や放送部をはじめ、高いレベルで活動している部が多く、文武両道を実践できます。 手厚い進路サポート:先生方が親身になって相談に乗ってくれると評判で、職員室前での個別指導など独自の取り組みもあります。 活気あふれる「六月祭」:生徒が主体となって作り上げる文化祭は、地域でも評判の盛り上がりを見せます。 新しくなる制服:令和7年度から導入される女子の新制服は、選択肢も増え、より快適な学校生活を送れるよう工夫されています。 恵まれた学習環境:大井川のほとりに位置し、静かで落ち着いた環境です。 図書館棟が独立してあるなど、施設も充実しています。 地域との連携:地域の大学や企業と連携したキャリア教育プログラム「しまこう学問探究ナビ」などを実施し、社会とのつながりを意識した学びの機会を提供しています。
静岡県立島田高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生方が熱心で、質問に行くと丁寧に教えてくれる」「進路相談にも親身に乗ってくれる」など、教師のサポート体制を評価する声が多いようです。 「六月祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」といった、学校行事の充実度に関するポジティブな口コミが目立ちます。 「部活動が盛んで、高い目標を持って仲間と頑張れる環境がある」という意見も多く見られます。 「真面目で落ち着いた生徒が多く、いじめなども聞いたことがなく、安心して学校生活が送れる」という声もあります。
気になる点
「課題の量が多くて大変」という声は、多くの口コミで見られます。 計画的に学習を進める習慣が求められるようです。 「国公立大学への進学を強く勧める傾向がある」と感じる生徒もいるようです。 「最寄りの島田駅から徒歩だと30分以上かかり、少し遠い」という意見があります。 多くの生徒が駅から自転車を利用したり、バスを利用したりしています。 「校舎が少し古い」という口コミも見られますが、改修工事なども進められています。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR東海道本線「島田駅」から しずてつジャストライン(バス)で約7分、「大井川公園前」下車、徒歩数分 島田市コミュニティバスで約9分、「島田高校入口」下車、徒歩2分
大井川鐵道大井川本線「新金谷駅」から徒歩約25分
通学エリア
島田市内の生徒が最も多いですが、藤枝市、焼津市、牧之原市、吉田町など、近隣の市町から通学している生徒も多くいます。 電車とバス、または駅から自転車を乗り継いで通学するのが一般的です。
静岡県立島田高等学校受験生へのワンポイントアドバイス