ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(UWC ISAK Japan)は、長野県の自然豊かな軽井沢町にある、日本で初めての全寮制インターナショナルスクールです。 この学校の最大の魅力は、世界80カ国以上から集まった多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと、寝食を共にしながら学べる環境にあります。 一般的な日本の高校とは異なり、偏差値という物差しでは測れない、まったく新しい教育の形がここにあります。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの基本情報
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの特色・校風
宿題の量と学習: 国際バカロレア(IB)プログラムは課題が多く、学習の負荷は高いと言われています。 論文やプレゼンテーションなど、受け身ではない主体的な学習が中心となるため、自己管理能力が不可欠です。校則: 細かい校則で縛るのではなく、生徒の自主性を重んじる校風です。スマホの利用や服装に関しても比較的自由ですが、共同生活のルールや他者への配慮が強く求められます。寮生活では、10時に点呼があり、安全と健康が確認されます。生徒たちの雰囲気: 生徒は非常に国際色豊かで、知的好奇心が旺盛です。 様々なバックグラウンドを持つ仲間とのディスカッションを通じて、日々新たな発見と刺激を得られる環境です。真面目でありながらも、自分の意見をしっかりと持ち、積極的に行動する生徒が多いようです。アルバイト: 学業と寮生活、課外活動に集中するため、アルバイトは原則として認められていないようです。制服: 制服はありません。生徒はそれぞれの個性を尊重した私服で過ごしています。土曜授業: 土曜日にも授業や活動が行われることがあります。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの部活動・イベント
部活動
活動内容: 生徒が主体となってプロジェクトを立ち上げるのが特徴です。例えば、地域の課題解決に取り組むボランティア活動、校内でのイベント企画、スポーツチームの結成、アートや音楽活動など、その内容は多岐にわたります。過去には、ネパールのコミュニティを支援するプロジェクトや、地域の環境問題に取り組む活動などが行われました。アウトドア活動: 軽井沢の豊かな自然を活かしたアウトドア活動も盛んです。 ハイキング、スキー、カヤックなどを通じて、チームワークやリーダーシップを養います。
イベント
Project Week: 年に数回、通常の授業を離れて特定のプロジェクトに集中する期間が設けられています。生徒たちは国内外で様々なテーマのプロジェクト(社会奉仕、文化体験、アウトドアチャレンジなど)に取り組み、実践的な学びを深めます。文化祭・体育祭: 一般的な文化祭とは異なり、各国の文化を紹介しあう「カルチャーショー」のようなイベントが開催され、国際色豊かなパフォーマンスが繰り広げられます。体育祭も、多様な国のスポーツを取り入れたユニークな内容で行われるようです。その他: 全校生徒や教員が参加するディスカッションやワークショップ、著名人を招いての講演会なども頻繁に開催され、知的な刺激に満ちています。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの進学実績
主な海外進学先大学: アメリカ: ブラウン大学、カリフォルニア大学バークレー校、UCLA、タフツ大学、ミドルベリー大学など、リベラルアーツカレッジから総合大学まで多岐にわたります。イギリス: キングス・カレッジ・ロンドン、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなど。カナダ: マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学、トロント大学など。その他、ヨーロッパやアジアの大学へ進学する生徒も多数います。
国内の大学: 慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)など、国際系の学部を中心に進学実績があります。 帰国生入試を利用して受験することが多いようです。
その他の進路: 高校卒業後すぐに大学に進学せず、「ギャップイヤー」を取得する生徒もいます。 この期間を利用して世界を旅したり、インターンシップやボランティア活動に参加したりと、自分の興味関心を深めるための時間として活用しています。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの特長・アピールポイント
圧倒的な多様性: 世界80カ国以上から生徒が集まり、寮のルームメイトも異なる国籍の生徒で構成されます。 日常生活そのものが、異文化理解を深める最高の学びの場となります。UWCムーブメントへの参加: 世界18カ国に広がるUWC(ユナイテッド・ワールド・カレッジ)の一員であること。 「教育を通じて、人々や国や文化を結び、平和と持続可能な未来に貢献する」という大きな理念のもとで学ぶことができます。チェンジメーカーを育むリーダーシップ教育: 独自のリーダーシッププログラムを通じて、社会の課題を見つけ、解決のために行動する力を養います。 机上の空論ではなく、実践的なプロジェクトを通してリーダーシップを学びます。全寮制による深い学びと絆: 24時間、仲間や教員と共に過ごす全寮制生活。 授業外での対話や共同作業を通じて、一生涯続く友情と深い学びを得ることができます。教員の多くもキャンパス内に住んでおり、サポート体制が整っています。国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム: 世界基準の大学入学資格であるIBディプロマを取得できます。 探究型・対話型の授業を通じて、思考力や表現力を徹底的に鍛えます。充実した奨学金制度: 家庭の経済状況にかかわらず、多様な生徒が集まれるように、返済不要の奨学金制度が充実しています。 在校生の約7割が何らかの奨学金を得ていると言われています。軽井沢の雄大な自然環境: 浅間山の麓に広がる美しいキャンパス。 四季折々の自然に囲まれた環境で、アウトドア活動などを通じて心身ともに健やかに成長できます。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの口コミ・評判のまとめ
良い点: 「多様な価値観に触れ、自分の世界が大きく広がった」という声が圧倒的に多いです。 「英語力はもちろん、自分の意見を論理的に伝え、他者と協働する力が身についた」という意見も多数あります。 「寮生活を通じて、一生の親友ができた」「先生との距離が近く、親身に相談に乗ってくれる」など、人間関係の豊かさを評価する声も目立ちます。 「困難な課題に挑戦することで、精神的に大きく成長できた」と感じる卒業生が多いようです。
気になる点: 「国際バカロレアの課題が多く、勉強は非常に大変」という声は共通して聞かれます。高い自己管理能力が求められます。 「様々な文化や考え方を持つ人との共同生活では、時に意見の対立やカルチャーショックもある」という現実的な意見もあります。 「学費が高い」という点は多くの人が指摘しますが、同時に「奨学金制度が充実している」という声もあります。 「最寄り駅から距離がある」というアクセス面での指摘もありますが、全寮制のため日常的な問題にはなりにくいようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR北陸新幹線「軽井沢駅」から車で約20分 しなの鉄道「信濃追分駅」から徒歩で約40分
生徒の出身地: 生徒は日本全国、そして世界80カ国以上から集まっています。 日本人以外の生徒が多数を占め、非常に国際色豊かなコミュニティが形成されています。

