岡山県教育委員会が、令和9年度(2027年春入学)の県立高校の募集定員を公表しました。全日制・定時制などを合わせた合計は10,545人で、令和8年度の10,625人より80人少なくなっています。志望校の定員は学校・学科ごとに決まっているので、受験する学校の数字を一覧で確かめることが大切です。
何が発表されたの?
ひとことで言うと:県立高校の「今年の入学枠」が、学校・学科ごとに一覧になって出ました。
「募集定員」とは、その学校の1年生として受け入れる予定の人数のことです。ここが多いほど席は多く、少ないほど席は少なくなります。倍率(定員に対して何人が出願したか)を考えるときの、いちばんの土台になる数字です。
今回の一覧には、次のものが載っています。
- 全日制:普通科、理数科、商業科、工業系の科、農業系の科、看護科、総合学科など、学校ごとの科・コースの定員
- 定時制:昼間部・夜間部などの定員
- 通信制:岡山操山高校の定員
- 専攻科:看護科に続けて学ぶ専攻科の定員
また、同じページには令和8年度から令和5年度までの募集定員も並んでいます。過去の年と見比べたいときに使えます。
全体では去年より80人減
一覧の最後にある合計は、令和9年度が10,545人、令和8年度が10,625人です。差し引き80人の減少です。中学校を卒業する人数に合わせて、定員を調整しているものと考えられますが、その理由は今回の資料には書かれていません。
全体で80人減っても、どの学校でも一律に減るわけではありません。増える学校、減る学校、変わらない学校があります。志望校の数字は、必ず自分の目で一覧を確認してください。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと:定員がわかったら、次は出願の日付を頭に入れましょう。
募集定員の合計
- 令和9年度:10,545人
- 令和8年度:10,625人
- 増減:80人の減
出願の期間(県立高校の入学者選抜)
- 特別入学者選抜:2027年1月26日(火)〜28日(木)
- 一般入学者選抜:2027年2月24日(水)〜26日(金)
特別入学者選抜は、面接や特色のある検査などを組み合わせて行う選抜のことです。一般入学者選抜は、学力検査(教科のテスト)を中心にする選抜です。どちらで受けられるかは学校・学科ごとに違うため、募集の方法は別の資料(学校別の実施内容一覧など)で確認します。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと:「定員」の数字は、読み方にいくつかルールがあります。
一覧の下には、次のような注意書きがあります。志望校を調べるときに見落としやすい点なので、紹介します。
- 倉敷中央高校のコースは、普通科とは別に募集定員を設けて選抜を行います。
- 井原高校の地域生活科は、科ではなくコースごとに募集定員を設けて選抜を行います。
- 一覧にある「}」は、くくり募集を表します。くくり募集とは、科と科、または科とコースの間で、合わせて募集する方法です。ただし、特別入学者選抜には適用されません。
- 岡山操山高校、倉敷天城高校、津山高校の募集定員には、それぞれの併設の中学校から進学する生徒の人数が含まれています。高校から入る人の枠は、この数字より少なくなる点に注意が必要です。
- 専攻科は、その高校の看護科と一貫した教育を行います。
今回の一覧では、表の並びが複雑で、令和9年度と令和8年度の数字が横に並んでいます。比べるときは、どちらの年度の列を見ているかを必ず確認してください。
中3のいまの時期にできること
- 志望校の科・コースの定員を一覧で確認し、去年の数字と見比べる
- 併設中学校のある学校は、高校から入る人の枠がどれだけかを学校に確認する
- 特別入学者選抜と一般入学者選抜のどちらで受けるのか、学校別の実施内容を見て決める
よくある質問
Q. 募集定員が減ると、合格しにくくなりますか?
A. 定員は枠の数ですが、倍率は出願した人数で決まります。倍率は出願後に発表されるもので、現時点では出ていません。今回の資料からは、合格しやすさまではわかりません。
Q. 過去の年の定員も見られますか?
A. 見られます。同じページに、令和8年度から令和5年度までの募集定員が掲載されています。
Q. 出願の日はいつですか?
A. 特別入学者選抜は1月26日(火)〜28日(木)、一般入学者選抜は2月24日(水)〜26日(金)です。
出典:岡山県教育委員会「県立高等学校の募集定員」(添付資料「令和9年度県立高等学校募集定員」)、同「県立高等学校の入学者選抜」(発表:2026年10月23日、確認:2026年10月30日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
この県の高校の情報は岡山県の高校一覧にまとめています。










