さくら国際高等学校は、長野県上田市に本校を構える広域通信制の高校です。通信制高校と聞くと、まだ馴染みがないと感じる中学生や保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、さくら国際高等学校は、全日制高校と同じように高校卒業資格を取得できるだけでなく、一人ひとりの個性やペースを大切にした、新しい学びの形を提案してくれる学校です。
さくら国際高等学校の基本情報
さくら国際高等学校の偏差値・難易度・併願校
さくら国際高等学校に設置されている学科・コース
普通コース 高校卒業資格の取得を第一に、自分のペースで学習を進めたい人におすすめです。基礎からじっくり学び直すことができるので、勉強に不安がある人でも安心です。
美術・イラストコース デッサンやイラストレーションなど、専門的な技術を基礎から学べます。将来、デザインやアートの道に進みたいと考えている人に最適です。
動物・ペットコース 動物の生態や飼育方法、トレーニングについて実践的に学びます。動物が好きで、将来はペットに関わる仕事がしたいという夢を持つ人におすすめです。
集中スクーリング型コース 普段は自宅でのレポート学習が中心で、決められた期間に本校(長野県)で集中してスクーリング(対面授業)に参加するコースです。遠方に住んでいる人や、自分の時間を有効に使いたい人に適しています。
さくら国際高等学校の特色・校風
宿題の量 通信制高校なので、日々の宿題というよりは、単位認定に必要な「レポート」の提出が学習の中心となります。 計画的に進める自己管理能力が求められますが、提出期限などは先生が親身にサポートしてくれます。
校則 校則は比較的緩やかな傾向がありますが、キャンパスによって違いがあるようです。東京校など一部の通学型キャンパスでは、制服の着用が定められており、頭髪やピアスに関する指導もあります。 これは、誰もが安心して学校生活を送れるようにとの配慮からです。 アルバイトは可能な場合が多いですが、学業との両立が前提となります。
生徒たちの雰囲気 真面目で優しい生徒が多いという声が聞かれます。 不登校を経験した生徒も少なくなく、お互いの痛みがわかるからこそ、温かい人間関係が築きやすい環境のようです。
制服 本校では私服での通学が基本ですが、東京校などでは指定の制服があります。 女子はスカート、キュロット、スラックスから選べるなど、生徒の意見を取り入れたデザインが好評です。
土曜授業 基本的に土曜授業はありませんが、スクーリングの日程によっては土曜日に行われることもあります。
さくら国際高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
文化祭(秋桜祭) 各キャンパスで趣向を凝らした文化祭が開催されます。 生徒たちが主体となって企画・運営を行い、日頃の学習の成果を発表する場となっています。
修学旅行 国内だけでなく、台湾など海外への修学旅行も実施されています。 姉妹校との交流やホームステイなど、国際交流を肌で感じられる貴重な体験ができます。
国際ボランティア活動 特に力を入れているのが、ラオスに学校を建設するボランティア活動です。 募金活動だけでなく、実際に現地を訪れて子どもたちと交流する機会もあり、他ではできない経験を通じて大きく成長することができます。
宿泊行事 長野の本校での自然体験学習や、スキー合宿など、学年やコースに応じた宿泊行事も用意されています。
さくら国際高等学校の進学実績
さくら国際高等学校の特長・アピールポイント
自分に合った学び方を選べる 毎日通学するコースから、年に数回の集中スクーリングで学ぶコースまで、自分のライフスタイルやペースに合わせて学習形態を選択できます。
個性を伸ばす専門コース 美術、ペット、声優など、好きなことをとことん追求できる専門コースが充実しています。 プロの指導を受けながら、夢への第一歩を踏み出せます。
一人ひとりに寄り添う手厚いサポート 不登校経験のある生徒や学習に不安を抱える生徒でも、安心して学校生活を送れるよう、教職員が親身になってサポートしてくれます。
グローバルな視野を育む国際交流 ラオスへの学校建設ボランティアや海外修学旅行など、国際交流の機会が豊富に用意されており、広い視野を身につけることができます。
自然豊かな本校でのスクーリング 長野県上田市にある本校は、豊かな自然に囲まれた環境です。集中スクーリングでは、都会の喧騒を離れて学習や様々な体験活動に集中できます。
全国に広がる仲間との出会い 全国各地から様々な背景を持つ生徒が集まるため、多様な価値観に触れることができます。 ここでの出会いは、一生の財産になるでしょう。
卒業後も続く繋がり 卒業生が気軽に学校を訪れるなど、卒業後も先生との繋がりが続くアットホームな雰囲気があります。
さくら国際高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても親身で、どんなことでも相談しやすい」という声が非常に多いです。 「自分のペースで学習を進められるので、無理なく卒業できた」という、学習システムの柔軟性を評価する意見も目立ちます。 「同じような悩みを持つ友達と出会えて、居場所を見つけられた」といった、人間関係に関するポジティブな口コミも多数あります。 「専門的なコースで好きなことを学べたのが良かった」「ラオスでのボランティア活動は人生を変える経験になった」など、独自の教育内容に満足する声も聞かれます。
気になる点 「レポート提出など、自己管理ができないと大変」という意見があります。自由度が高い分、自主性が求められるようです。 「キャンパスによって雰囲気や校則が違う」という声もあり、入学を検討する際は、自分が通う予定のキャンパスの情報を詳しく確認することが大切なようです。 「全日制高校に比べて、友人との関わりが少ないと感じることもある」という意見も見られます。ただし、通学コースを選んだり、イベントに積極的に参加したりすることで、友人を作る機会は十分にあります。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス しなの鉄道「大屋駅」または「信濃国分寺駅」が最寄りとなりますが、駅から距離があるため、スクールバスや自家用車での送迎が一般的です。
さくら国際高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

