三重県立朝明高等学校は、四日市市にあり、豊かな自然に囲まれた環境で「社会に貢献できる人間へ」を目標に、生徒一人ひとりの「自分づくり」を応援してくれる学校です。普通科と、専門的に福祉を学べる「ふくし科」があり、それぞれの夢や目標に合わせた多様な学びが用意されています。特に、部活動が非常に盛んなことで知られています。
朝明高等学校の基本情報
朝明高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:39 ふくし科:38
朝明高等学校に設置されている学科・コース
普通科 チャレンジコース : 基礎学力の定着を図り、大学進学や公務員、専門学校など、幅広い進路実現を目指すコースです。ワンランク上の目標に挑戦したい生徒におすすめです。ビジネスコース : 簿記や情報処理といった商業系の資格取得を目指し、社会に出て即戦力となる知識と技術を学びます。就職に強いのが特長です。アスリートコース : ラグビー、自転車競技、レスリングの3種目で、全国レベルで活躍できる選手の育成を目指します。専門的なトレーニングやスポーツ科学を学べる、まさにスポーツに打ち込みたい生徒のためのコースです。
ふくし科 介護福祉コース : 高齢者福祉を中心に、介護福祉士の国家資格取得を目指します。 施設実習などを通して、実践的なスキルを身につけたい人におすすめです。生涯福祉コース : 子どもから高齢者まで、幅広い福祉の知識を学びます。 将来、福祉の心を持って社会の様々な分野で活躍したい生徒に適しています。
朝明高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 : 部活動に真剣に取り組む生徒が多く、全体的に明るく元気な雰囲気のようです。特にアスリートコースの生徒は、学校生活の中心的な存在感を放っています。一方で、ふくし科の生徒は真面目で落ち着いた生徒が多いという声もあります。校則 : 他の高校と比較して、校則はやや厳しめという意見が見られます。 特に頭髪や服装に関する指導は厳しいという声があるようです。 スマートフォンの校内での使用については、授業中は電源を切りカバンにしまうなど、マナーを守った使用が求められています。宿題・学習 : 授業は基礎・基本を大切にしており、宿題などの提出物もきちんと出すことが求められます。アルバイト : 原則として禁止されていますが、家庭の事情など、やむを得ない場合は学校長の許可を得て行うことが可能です。制服 : 制服はブレザータイプです。 夏服にはポロシャツやハーフパンツも導入されており、過ごしやすくなったと評判のようです。土曜授業 : 現在、土曜授業は実施されていないようです。
朝明高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :ラグビー部 : 全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)の常連校として、その名は全国に知られています。 10年以上にわたって三重県代表として全国大会に出場しており、専用の寮も完備されています。 高校からラグビーを始める生徒も多いのが特徴です。自転車競技部 : ラグビー部と並び、全国トップレベルの実力を誇ります。インターハイの常連であり、数多くのプロ選手を輩出しています。レスリング部 : こちらも全国大会で活躍する強豪部です。その他にも、野球部、柔道部、弓道部、テニス部など多くの運動部が活発に活動しています。
文化部 :美術部、書道部、放送部、ボランティア部など、文化部も多彩です。 特にボランティア部は、ふくし科の生徒を中心に地域貢献活動に力を入れています。
イベント
体育祭(5月) : クラス対抗で様々な競技に熱中し、学校全体が一体となります。文化祭(10月) : クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなど、生徒たちの個性と創造性が発揮される場です。修学旅行(6月、2年生) : 生徒にとって高校生活の大きな思い出となるイベントです。マラソン大会(2月) : 学校周辺の自然の中を走る、冬の恒例行事です。クラスマッチ(3月) : 年度末に、球技などを中心にクラス対抗で競い合います。
朝明高等学校の進学実績
大学進学 :
国公立大学や難関私立大学への進学実績もありますが、多くは地元の私立大学や、スポーツでの活躍を活かした推薦入試での進学が中心となる傾向があります。皇學館大学、鈴鹿医療科学大学、四日市大学、中部大学などへの進学者が多いようです。 専門学校 :
ふくし科の生徒を中心に、介護福祉士や看護師、保育士などを目指して専門学校へ進学する生徒が多くいます。 就職 :
地元企業への就職に強いのも朝明高校の特徴です。トヨタ自動車やデンソーといった大手企業への就職実績もあります。 公務員を目指す生徒へのサポートも行われています。 進路サポート :
3年生になると就職・進学対策の補習が行われるなど、一人ひとりの進路実現に向けた手厚いサポートが受けられます。
朝明高等学校の特長・アピールポイント
全国レベルの強豪部活 : ラグビー部、自転車競技部、レスリング部といった全国に名を馳せる部活動で、高いレベルを目指せる環境があります。専門性の高い「ふくし科」 : 介護福祉士の国家資格取得を目指せる専門学科があり、福祉のプロフェッショナルを育成しています。多様なコース選択制 : 普通科の中に、進学、ビジネス、アスリートと目標に応じたコースがあり、自分に合った学びを選択できます。充実した施設・設備 : トレーニングルームやレスリング場、介護実習室、入浴実習室など、専門的な学習や部活動を支える施設が充実しています。地域との連携 : ふくし科の施設実習やボランティア活動などを通じて、地域社会と深く関わりながら学ぶ機会が豊富です。「社会貢献」を意識した教育 : 学校の教育目標として「社会に貢献できる人間へ」を掲げ、礼儀や規律を重んじる指導を行っています。選択肢の増えた新しい夏服 : 近年、夏服にポロシャツとハーフパンツが導入され、より快適な学校生活が送れるようになりました。
朝明高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「部活動に本気で打ち込みたい人には最高の環境」という声が非常に多いです。特に強豪部活の指導や設備は高く評価されています。 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「進路について手厚いサポートがある」といった、教員の熱心さに対するポジティブな意見が見られます。 「ふくし科で専門的な知識や技術を学べて良かった」「資格取得のサポートが手厚い」など、専門学科の質の高さを評価する声があります。 「挨拶がしっかりできる生徒が多く、学校に活気がある」という意見もあります。
気になる点 :「校則が他の高校に比べて厳しいと感じる」という声が一定数あります。 特に頭髪や服装に関する指導について、厳しいと感じる生徒がいるようです。 「最寄り駅から距離があり、坂道もきついので通学が大変」という意見は多く見られます。 「施設が全体的に少し古い」という指摘もあります。 「普通科の生徒とふくし科、アスリートコースの生徒とで、少し雰囲気が違うかもしれない」という声も見られました。
アクセス・通学
最寄り駅 :三岐鉄道三岐線「保々駅」から徒歩約25分(約2.3km) 駅からは距離があるため、多くの生徒が自転車を利用しています。保々駅前には無料の専用駐輪場が用意されています。
通学エリア :
地元の四日市市や、近隣の桑名市、三重郡(菰野町、朝日町、川越町)、いなべ市などから通学している生徒が多いようです。部活動の評判から、三重県内の広域や県外から入学する生徒もいます。
朝明高等学校受験生へのワンポイントアドバイス