神奈川県立上溝南高等学校、通称「上南(かみなん)」は、相模原市にあり、自然豊かな落ち着いた環境で高校生活を送りたいと考えている受験生にぴったりの学校です。「自立・友愛・協調」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりの主体性を尊重し、のびのびとしながらも真面目に学校生活を送る生徒が多いのが上溝南高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。
上溝南高等学校の基本情報
上溝南高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・難易度
主な併願校
麻布大学附属高等学校 光明学園相模原高等学校 八王子学園八王子高等学校 桜美林高等学校 向上高等学校
上溝南高等学校に設置されている学科・コース
普通科 – 1年次では芸術科目以外は全員が同じ科目を履修し、基礎学力を固めます。2年次からは文系・理系のコースに分かれ、それぞれの進路希望に応じた学習を進めていきます。3年次には多様な選択科目が用意されており、大学受験対策から専門分野の基礎まで、一人ひとりのニーズに合わせた学びが可能です。
上溝南高等学校の特色・校風
校風のキーワード:のびのび、文武両道、落ち着いた雰囲気、地域連携
リアルな学校生活
宿題の量:量は標準的か、やや少なめという声が見られますが、予習・復習をしっかり行う習慣が大切です。 校則:他の高校と比較して、厳しすぎず緩すぎず、標準的という口コミが多いようです。スマホの使用については、授業中はもちろん禁止ですが、休み時間などの使用は認められているようです。服装検査は定期的に行われることがあります。 生徒たちの雰囲気:真面目で穏やかな生徒が多いと言われています。いじめに関する声は少なく、過ごしやすい雰囲気のようです。 アルバイト:原則として許可されていませんが、家庭の事情など特別な理由がある場合は申請により可能になることがあります。 制服:男子はブレザー、女子もブレザーです。デザインについては、ごく一般的で落ち着いているという評判です。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
上溝南高等学校の部活動・イベント
部活動
全体の様子:運動部、文化部ともに約30の部・同好会があり、活発に活動しています。特にバスケットボール部、バレーボール部、ハンドボール部、テニス部は男女それぞれに部があり、充実しています。 特徴的な部活動: 水泳部:過去には全国大会への出場経験もある強豪です。 ギターアンサンブル部:珍しい部活動で、コンクールや演奏会に向けて日々練習に励んでいます。 生物探究部:ホタル観察会など、地域と連携したユニークな活動を行っています。
イベント
上南祭(体育祭・文化祭):最大のイベントは、秋に開催される「上南祭」です。体育部門では全学年混合の3色対抗で競い合い、団結力を高めます。文化祭では、各クラスや部活動が趣向を凝らした企画を発表し、特に有志によるウォーターボーイズのパフォーマンスは名物となっています。 陸上記録会:創立当初から続く伝統行事で、ギオンスタジアムを会場に本格的に行われます。全校生徒が全力で競技に臨み、応援にも熱が入る一日です。 球技大会:春と夏に行われ、クラス対抗でサッカーやドッジボール、バスケットボールなどの種目で競い合います。 修学旅行:例年、広島・関西方面などを訪れ、平和学習や文化体験を行います。
上溝南高等学校の進学実績
最新の大学進学実績(2024年度)
国公立大学:東京都立大学など、毎年数名の合格者を出しています。2024年度は3名が合格しました。 難関私立大学: 早慶上理(早稲田、慶應、上智、東京理科):6名 GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政):31名 日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修):75名
その他の進路:神奈川大学、東海大学、関東学院大学などへの進学者も多数います。指定校推薦の枠もあり、青山学院大学、法政大学、中央大学などが含まれます。
進学サポート
上溝南学力向上チャレンジプラン:基礎学力の定着と主体的に学ぶ姿勢を育成するための独自の取り組みです。 補習・講習:放課後や夏休みなどの長期休暇中には、進学補習や約20講座にも及ぶ夏季講習などが開かれ、受験対策を強力にサポートしています。 キャリア教育:大学の先生を招いての分野別説明会や大学訪問、模擬面接などを実施し、生徒の進路意識を高めています。
上溝南高等学校の特長・アピールポイント
地域と連携した探究活動:SFP(サイエンス・フレンドリー・プログラム)と呼ばれる独自の取り組みがあり、ホタル観察会や農業体験などを通じて、地域と交流しながら科学を学ぶ機会が豊富です。 充実した進路サポート体制:生徒の約8割が大学進学という実績に裏打ちされた、きめ細やかな学習指導やキャリア教育が魅力です。 活気あふれる部活動と学校行事:「文武両道」を掲げ、多くの生徒が部活動に打ち込んでいます。上南祭をはじめとする学校行事は生徒が主体となって創り上げ、学校全体が一体となって盛り上がります。 落ち着いた学習環境:豊かな自然に囲まれた静かな環境で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。 ICTの活用:一人一台のiPad端末を活用し、プレゼンテーションや共同編集など、ICTを積極的に授業に取り入れています。 伝統の陸上記録会:創立以来続く伝統行事で、本格的なスタジアムで全校生徒が本気で競い合う、学校の名物イベントです。 グローバル教育への取り組み:英検の取得支援や海外研修、英語スピーチ大会などを通して、国際的な視野を育む教育にも力を入れています。
上溝南高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、進路についてじっくり考えられた」 「校則が厳しすぎないので、自分たちらしくのびのびと過ごせる」 「行事が本当に楽しくて、クラスや学年全体の仲が良い。最高の思い出ができた」 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境がある」 「真面目で優しい人が多く、いじめなどの話も聞かないので安心して通える」
気になる点
「最寄り駅のJR相模線の本数が少なく、少し不便に感じることがある」 「校舎や施設が全体的に少し古いという印象がある」 「グラウンドの形が少し特殊で、部活動によっては練習に工夫が必要な場合がある」 「周りに遊ぶ場所があまりないので、放課後はまっすぐ帰る生徒が多い」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR相模線「番田駅」から徒歩約6〜8分
通学エリア: 生徒の約8割が相模原市内(中央区、緑区、南区)から通学しています。最寄り駅から徒歩圏内という立地のため、市外からも比較的通いやすい学校です。
上溝南高等学校受験生へのワンポイントアドバイス