山口県立下松高等学校は、下松市の小高い丘の上にあり、「山の学校」として地域に親しまれている歴史ある普通科の進学校です。 豊かな自然に囲まれた落ち着いた環境で、生徒たちは日々の学習や部活動に伸び伸びと取り組んでいます。勉強はもちろん、学校行事や部活動にも全力で打ち込みたい、そんな充実した3年間を過ごしたいと考えているあなたに、下松高等学校はぴったりの場所かもしれません。
下松高等学校の基本情報
下松高等学校の偏差値・難易度・併願校
下松高等学校に設置されている学科・コース
普通科 1年次 : 全員が共通の科目を履修し、幅広い知識の基礎を固めます。 この期間に自分の興味や関心、得意分野を見極めていきます。2・3年次 (文科系・理科系) : 2年生からは、それぞれの進路希望に応じて文科系と理科系に分かれます。文科系 : 国語、地理歴史、公民、英語などの科目に重点を置き、法学、経済学、文学、教育学、国際関係学などの学部への進学を目指す生徒におすすめです。理科系 : 数学、理科、英語などの科目に重点を置き、理学、工学、医学、薬学、農学などの学部への進学を目指す生徒におすすめです。
下松高等学校の特色・校風
宿題の量 : 「自称進学校」という声もあり、週末課題や小テストなどが多く、日々の学習習慣が求められるようです。校則 : 他の高校と比較すると、標準的かやや緩やかという意見が見られます。スマホ : 校内での使用は放課後まで禁止されているようです。服装 : 制服の着こなしについては、ボタンの開け方やスカートの長さなど、一定の指導があるようです。 頭髪については、染髪やパーマは禁止されています。アルバイト : 原則として禁止されていませんが、学業や部活動に支障がないことなどが条件とされており、許可制となっているようです。
生徒たちの雰囲気 : 生徒同士は先輩後輩の壁も低く、仲が良い和気あいあいとした雰囲気があるようです。 真面目な生徒が多い一方で、学校行事などでは大いに盛り上がる活気も持ち合わせていると言えるでしょう。制服の評判 : 制服については、男子は一般的な学ラン、女子は紺色のブレザーです。 デザインに関する評判は様々ですが、落ち着いたデザインであると言えます。土曜授業 : 土曜授業は基本的に実施されていないようです。
下松高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :
特に、弓道部(女子)や陸上競技部、バスケットボール部(女子)は全国大会への出場実績があります。 その他、硬式野球部、サッカー部、バレーボール部、ハンドボール部、ソフトテニス部など、多くの部が熱心に活動しています。 野球部専用のグラウンドがあるなど、施設も充実しているようです。 文化部 :
吹奏楽部は、全国規模のコンクールでの受賞歴があります。 また、放送部や美術部も全国高校総文に出品するなど、高いレベルで活動しています。 他にも、文芸新聞部、茶華道部など、様々な文化部があります。 写真甲子園への出場を目指して入学する生徒もいるようです。
イベント
下高祭(文化祭) : 9月に行われる文化祭は、この学校で最も盛り上がるイベントの一つです。 クラスごとの展示やステージ発表など、生徒たちの創意工夫が光ります。美術部主催のファッションショーや有志によるダンス、カラオケ大会など、多彩なプログラムで賑わいます。クラスマッチ : 年に2回(10月、3月)開催され、クラス対抗で様々な球技を競い合います。修学旅行 : 2年生の12月に実施されます。 行き先は年によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会です。校内ロードレース : 2月に開催される伝統行事です。 学校名物の「登校坂」を含むコースを走り、心身を鍛えます。
下松高等学校の進学実績
国公立大学 : 卒業生の約半数が国公立大学へ進学するなど、安定した実績があります。 地元の山口大学をはじめ、広島大学、九州大学などの近県の大学や、その他の全国の国公立大学にも多数の合格者を出しています。私立大学 : 関関同立やGMARCHといった難関私立大学にも合格者を出しています。 その他、九州産業大学など、多くの生徒が様々な私立大学へ進学しています。専門学校・就職など : 大学進学だけでなく、看護系の専門学校や美容専門学校など、専門的な知識や技術を身につけるための進路を選ぶ生徒もいます。
下松高等学校の特長・アピールポイント
豊かな自然に囲まれた学習環境 : 市街地を見渡せる小高い丘の上にキャンパスがあり、「山の学校」として親しまれています。 四季の移ろいを感じられる落ち着いた環境で、勉学に集中できます。文武両道を実践できる環境 : 全国レベルで活躍する部活動が複数あり、学習と部活動の両立を学校全体でサポートしています。きめ細やかな進路指導と学習サポート : 週2回の7限授業や課外授業、放課後学習など、生徒の学力向上と進路実現を力強くバックアップする体制が整っています。生徒主体で盛り上がる学校行事 : 特に「下高祭(文化祭)」は地域でも評判で、生徒たちが企画・運営の中心となり、大きな盛り上がりを見せます。地域との連携・協働活動 : コミュニティ・スクールとして、地域の団体と連携したボランティア活動などを推進しており、生徒が企画段階から関わることで主体性や社会貢献意識を育んでいます。シンボルの「登校坂」 : 自転車置き場から校門まで続く急な坂道は「登校坂」と呼ばれ、生徒たちの間では学校名物として知られています。 毎朝この坂を上ることで、心身ともに鍛えられます。和気あいあいとした校風 : 先輩・後輩の垣根が低く、生徒同士の仲が良いと評判です。 互いに切磋琢磨し合える温かい人間関係が築かれています。
下松高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」といった、手厚いサポート体制を評価する声が多いようです。 「学校行事がとても楽しく、クラスの団結力が強い」という意見が多数見られます。特に文化祭の盛り上がりは自慢のようです。 「先輩後輩の仲が良く、アットホームな雰囲気で過ごしやすい」という口コミも多く、良好な人間関係を築きやすい環境と言えそうです。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら打ち込める環境がある」と、文武両道を実践できる点を魅力に感じる生徒が多いです。
気になる点 :「校舎や施設が少し古い」という意見が見られます。 名物でもある「登校坂」は、毎日の通学が大変だと感じる生徒もいるようです。 「典型的な自称進学校」として、小テストや課題の多さを指摘する声もあります。 「国公立大学への進学を重視する傾向が強い」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR山陽本線「下松駅」から自転車で約10分 JR岩徳線「生野屋駅」から自転車で約10分 JR山陽本線「下松駅」から防長バス久保方面行きに乗車、「中宮」停留所下車 JR岩徳線「久保駅」から防長バス下松駅方面行きに乗車、「中宮」停留所下車
下松高等学校受験生へのワンポイントアドバイス