こんにちは!高校受験を控える皆さん、そして保護者の皆様。このページをご覧になっているということは、九州産業大学付属九州産業高等学校に興味をお持ちのことと思います。福岡県にはたくさんの高校がありますが、その中でも九州産業大学付属九州産業高等学校は、皆さんの未来を拓く可能性を秘めた魅力的な学校の一つです。

この学校は、ただ勉強するだけでなく、部活動や様々な学校行事を通して、人としても大きく成長できる場所として知られています。将来の夢に向かって一歩踏み出したいと考えている皆さんにとって、九州産業大学付属九州産業高等学校がどんな場所なのか、具体的なイメージが湧くように、進学アドバイザーの私が詳しくご紹介していきますね。

どんな学校生活が待っているのか、どんな仲間と出会えるのか、卒業後にはどんな道が開けるのか。皆さんが抱く期待や疑問に寄り添いながら、九州産業大学付属九州産業高等学校の魅力と実情を分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読み進めてください。

九州産業大学付属九州産業高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 九州産業大学付属九州産業高等学校
公立/私立 私立
共学/男子校/女子校 共学
所在地 福岡県福岡市東区唐原6丁目1番1号
代表電話番号 092-671-9191
公式サイトURL https://www.kyusan-h.ed.jp/

九州産業大学付属九州産業高等学校の偏差値・難易度・併願校

九州産業大学付属九州産業高等学校は、複数の学科・コースがあり、それぞれで偏差値が異なります。2025年時点での最新の偏差値は以下のようになっています。

  • 普通科 進学コース: 45~48

  • 普通科 準特進コース: 50~53

  • 普通科 特進コース: 55~58

  • 造形芸術科: 43~46

  • 情報科学科: 43~46

同じくらいの偏差値の他の高校としては、普通科進学コースであれば福岡工業大学附属城東高校の特進コースや福岡舞鶴高校などが挙げられます。特進コースを目指す場合は、福岡大学附属大濠高校の進学コースや東福岡高校の特進コースなどが併願の候補となるでしょう。

合格に必要な内申点の目安としては、進学コースで25〜28程度、準特進コースで30〜33程度、特進コースでは35〜38程度が目標となります。もちろん、当日の学力試験の結果も重要ですが、日頃の学校での学習態度や提出物なども評価される内申点は、合否を左右する大切な要素です。

主な併願校としては、私立高校であるため公立高校との併願も可能です。

  • 公立高校: 福岡県立香椎高等学校、福岡県立城東高等学校 など

  • 私立高校: 福岡工業大学附属城東高等学校、東海大学付属福岡高等学校、博多高等学校 など

これらの高校は、九州産業大学付属九州産業高等学校を目指す多くの生徒さんが検討する学校です。自分に合った学校を見つけるためにも、複数の学校を比較検討してみることをお勧めします。

九州産業大学付属九州産業高等学校に設置されている学科・コース

九州産業大学付属九州産業高等学校には、生徒一人ひとりの興味や進路に合わせた多様な学科・コースが設置されています。

  • 普通科 進学コース – 幅広い基礎学力を身につけ、様々な大学への進学を目指します。部活動にも力を入れたい生徒におすすめです。

  • 普通科 準特進コース – 主要教科を中心に高いレベルの学習に取り組み、国公立大学や難関私立大学への進学を目指します。目標を高く持ち、真面目に学習に取り組みたい生徒におすすめです。

  • 普通科 特進コース – 難関国公立大学や最難関私立大学への合格を目指すための特別カリキュラムが組まれています。将来、専門性の高い分野で活躍したいという強い意志を持つ生徒におすすめです。

  • 造形芸術科 – 美術やデザイン、工芸など、造形芸術全般について専門的に学びます。感性を磨き、クリエイティブな分野に進みたい生徒におすすめです。

  • 情報科学科 – 情報処理やプログラミング、ネットワークなど、情報科学の基礎から応用までを習得します。将来、IT業界で活躍したい生徒や、新しい技術に興味がある生徒におすすめです。

九州産業大学付属九州産業高等学校の特色・校風

九州産業大学付属九州産業高等学校の校風を一言で表すなら、「文武両道」と「多様性を尊重」というキーワードがぴったりです。生徒たちは勉強にも部活動にも熱心に取り組み、それぞれの個性を活かしながら学校生活を送っています。

宿題の量は、コースによって異なりますが、特に特進コースでは多めに設定される傾向があります。しかし、きちんと取り組めば学力向上につながる質の高い内容ですので、心配しすぎる必要はありません。

校則については、一般的な高校と比べて極端に厳しいという声は少ないですが、身だしなみやSNSの利用については指導が行き届いています。特にスマートフォンの使用については、授業中は使用禁止など、メリハリのあるルールが設けられています。服装に関しては、制服をきちんと着こなすことが求められ、清潔感を保つように指導されます。

生徒たちの雰囲気は、全体的に明るく活発です。部活動に熱心な生徒が多く、クラスや学年を超えて交流も盛んです。真面目に勉強に取り組む生徒も多く、お互いに高め合う良い環境だと言えるでしょう。

アルバイトについては、原則として許可されていませんが、家庭の事情などでやむを得ない場合は学校に相談し、許可を得ることで可能になるケースもあるようです。

制服は、男女ともに紺を基調としたブレザータイプで、シンプルながらも落ち着いた雰囲気で評判が良いです。特に女子の制服は可愛らしいという声も聞かれます。

土曜授業は、コースによって実施の有無や頻度が異なります。特進コースなどでは、学力向上を目指して月に数回実施されることがあります。これにより、平日に学びきれない内容を補完したり、応用的な学習に取り組んだりする機会が得られます。

九州産業大学付属九州産業高等学校の部活動・イベント

部活動

九州産業大学付属九州産業高等学校では、運動部、文化部ともに活発に活動しており、生徒の約8割が何らかの部活動に参加していると言われています。

特に実績が豊富なのは、野球部やサッカー部、バスケットボール部などの運動部です。これらの部活動は、県大会や全国大会で優秀な成績を収めており、プロのスポーツ選手を輩出している実績もあります。練習は厳しいですが、目標に向かって仲間と努力する経験は、かけがえのない財産となるでしょう。

文化部では、吹奏楽部が全国大会に出場するほどのレベルで知られています。美術部や書道部も活発に活動しており、地域の展覧会で入賞するなど、高い評価を得ています。情報科学科の生徒を中心に活動する情報科学研究部では、プログラミングコンテストで入賞するなど、専門性を活かした活動も行われています。

珍しい部活動としては、和太鼓部があり、地域のイベントでも披露されるなど、伝統文化を継承する活動も盛んです。

イベント

九州産業大学付属九州産業高等学校の学校行事は、生徒たちが主体となって企画・運営し、非常に盛り上がります。

  • 文化祭(九産大附属祭): 例年秋に開催され、クラスごとの出し物や部活動の発表、模擬店などで学校全体が活気に満ち溢れます。生徒たちの創造性や企画力が存分に発揮されるイベントとして、地域の方々にも親しまれています。

  • 体育祭: 春に開催される体育祭は、クラス対抗のリレーや応援合戦など、熱気あふれる競技が繰り広げられます。クラスの団結力を高める良い機会となり、生徒たちの笑顔が弾けます。

  • 修学旅行: 2年生の時に実施され、国内外の様々な場所へ行きます。近年では、沖縄や海外(韓国など)を訪れるコースもあり、異文化体験や自然体験を通して視野を広げる貴重な機会となっています。

  • 校内スポーツ大会: 学期ごとに開催されることが多く、球技大会などでクラスメイトとの親睦を深めます。

  • 芸術鑑賞会: 演劇や音楽など、プロの芸術に触れる機会も設けられています。

これらのイベントを通して、生徒たちは普段の授業では得られない貴重な経験を積み、かけがえのない思い出を作ることができます。

九州産業大学付属九州産業高等学校の進学実績

九州産業大学付属九州産業高等学校は、生徒一人ひとりの希望進路に合わせたきめ細やかなサポート体制により、高い進学実績を誇っています。

国公立大学

近年では、九州大学、福岡教育大学、佐賀大学、長崎大学、大分大学、熊本大学などの九州地方の国公立大学へ多数の合格者を輩出しています。特に特進コースの生徒は、国公立大学を目指して高い目標を持って学習に取り組んでいます。

難関私立大学

東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学といった東京の難関私立大学や、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学といった関西の有名私立大学にも毎年合格者を出しています。

その他、進学者が多い大学や専門学校、就職

系列である九州産業大学への進学者が最も多いですが、西南学院大学、福岡大学など地元の有名私立大学へも多数進学しています。また、看護系専門学校、医療系専門学校、美術系専門学校、IT系専門学校など、多岐にわたる専門学校へ進む生徒も多く、自身の興味や将来の夢に合わせた進路を選択しています。就職についても、地元福岡県内の優良企業を中心に実績があります。

進学実績に結びつく取り組みとしては、放課後の補習や長期休暇中の講習が充実しています。特に特進コースでは、大学入学共通テスト対策講座や志望校別の対策講座が手厚く行われます。また、面接指導や小論文指導など、入試に必要な実践的な対策も行われています。進路指導室には最新の大学情報が豊富に揃っており、専門の先生方が生徒一人ひとりの進路相談に丁寧に応じてくれます。大学のオープンキャンパスへの参加を推奨したり、OB・OGによる講演会を実施したりと、生徒の進路選択を多角的にサポートする体制が整っています。

九州産業大学付属九州産業高等学校の特長・アピールポイント

九州産業大学付属九州産業高等学校は、他の高校にはない独自の強みやユニークな取り組みがたくさんあります。

  • 多様なコース設定: 普通科の中に、進学、準特進、特進と3つのコースがあり、さらに造形芸術科と情報科学科も設置されています。生徒一人ひとりの学力や興味、将来の目標に合わせたきめ細やかな学習環境が提供されています。

  • 系列大学との連携: 九州産業大学の付属高校であるため、大学の施設利用や、大学の先生による出張講義など、高大連携の機会が豊富です。大学進学を視野に入れている生徒にとっては、将来のイメージを具体化しやすい環境です。

  • 国際交流プログラムの充実: 海外の姉妹校との交換留学プログラムや、短期海外研修など、国際的な視野を広げる機会が多く提供されています。グローバルな感覚を養いたい生徒には最適な環境です。

  • ICT教育の推進: 全生徒にタブレット端末を配布し、授業での活用はもちろん、オンライン学習教材やプログラミング教育など、最新のICT技術を取り入れた教育が行われています。

  • キャリア教育の充実: 企業見学や職場体験、大学の学部学科説明会などを積極的に実施し、生徒たちが将来の進路を具体的に考えるきっかけを提供しています。

  • 部活動の全国レベルでの活躍: 野球部、サッカー部、吹奏楽部など、多くの部活動が全国レベルで活躍しており、文武両道を実践する学校として知られています。

  • 充実した施設・設備: 広大な敷地に、最新の設備を備えた体育館、グラウンド、トレーニングルーム、美術・工芸室、情報処理室など、学習環境と部活動環境が非常に整っています。

九州産業大学付属九州産業高等学校の口コミ・評判のまとめ

九州産業大学付属九州産業高等学校に関する口コミや評判は、在校生や卒業生から様々な声が寄せられています。

良い点

「先生方が熱心で、生徒一人ひとりに親身になって相談に乗ってくれる」「進路指導が手厚く、受験に向けてきめ細かくサポートしてもらえる」という声が多いです。「部活動が盛んで、全国レベルを目指せる環境があるのが魅力」「文化祭や体育祭が非常に盛り上がり、クラスの団結力が強まる」といった、学校行事の充実を評価する声も多く聞かれます。「同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる良い環境」という意見や、「広い敷地でのびのびと学校生活を送れる」という施設面を評価する声もあります。

気になる点

「特進コースは勉強の課題が多く、ついていくのが大変だと感じる時もある」という声があります。また、「校則は厳しすぎないが、服装検査など細かい指導がある」という意見も聞かれます。「最寄り駅から学校まで少し距離があり、坂道もあるため通学が大変な日もある」といったアクセスに関する声や、「施設は全体的にきれいだが、一部古い校舎も残っている」という意見もあります。

アクセス・通学

九州産業大学付属九州産業高等学校の最寄り駅は、JR鹿児島本線の九産大前駅です。

  • JR九産大前駅より: 徒歩で約10分。駅を出て、九州産業大学のキャンパスを横目に坂道を登っていくと学校が見えてきます。

周辺には西鉄バスの停留所もいくつかあり、バスを利用して通学することも可能です。

  • 西鉄バス「九州産業大学南口」バス停より: 徒歩で約3分。

  • 西鉄バス「九州産業大学前」バス停より: 徒歩で約7分。

通学している生徒は、福岡市東区はもちろんのこと、博多区、糟屋郡、宗像市など、福岡県内各地から幅広く集まっています。JRと西鉄バスのどちらも利用しやすい立地にあるため、様々なエリアからの通学が可能です。

九州産業大学付属九州産業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

九州産業大学付属九州産業高等学校を目指す皆さん、この学校は皆さんの可能性を大きく広げてくれる素晴らしい場所です!九州産業大学付属九州産業高等学校は、勉強だけでなく、部活動や学校行事にも全力で取り組みたいという、文武両道を実践したい生徒に特におすすめです。また、将来の目標がまだ明確でなくても、様々な経験を通して自分の興味や才能を見つけたいと考えている生徒にも最適です。

受験勉強では、特に英語と数学の基礎をしっかりと固めることが重要です。応用問題に取り組むだけでなく、教科書の内容を完璧に理解し、基礎力を盤石にしてください。過去問を解くことで出題傾向を把握し、時間配分にも慣れておきましょう。内申点も合否を左右する大切な要素ですので、日頃の定期テスト対策や提出物の期限厳守を心がけ、着実に成績を上げていきましょう。九州産業大学付属九州産業高等学校で、皆さんの夢を叶えるための第一歩を踏み出してください。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。